⑥タクシー配車アプリ「Grab(グラブ)」が凄すぎるお話

10年以上前の話になりますが・・

 

夫の家族と熱海に旅行に行ったことがあります。

義両親は東京から、私達夫婦は関西から来るため、現地のホテルで待ち合わせすることになりました。

 

熱海駅でタクシー乗り場に並んでいると、歩道にキキーーっと乗り出したタクシーがいるではないですか。

えっ、危なっ!

運転手をよくみると・・

めちゃくちゃお爺ちゃんやん!!

ヨボヨボの部類にいれても問題ないと思われるご年配の方が、ちょこんと運転席に座っていました。

これに乗るの?

怖すぎる!

タクシーは諦め1時間に1回しか来ないホテルのシャトルバスを探しました。

 

子供が生まれてからはタクシーには滅多に乗っていません。

もちろん単純に値段の問題もあります。バスや電車に比べるとどうしても割高。

チャイルドシートがないことも気になります。

 

一方で、日本のタクシーは値段交渉をしなくてよく明瞭会計

飲み会帰りに女性だけでタクシーを乗っても安全なのが日本。

その辺りは凄く良いと思います。

 

夫とバックパッカーで訪れた海外はタクシーに乗る時、ドキドキハラハラすることもありました。

そこまで酷いドライバーに会ったことはありませんが、ボラれたり、メーターを始めから切っていたりという方は多いのが事実。

日本がずば抜けて安全な国だとタクシーで認識します。

 

さて、シンガポール旅行についての続編。

  1. 海外旅行出発の朝。突然、長男が歩けなくなりまして
  2. ②突然歩けない長男。初めての家族海外旅行どうなるのか?
  3. ③歩けない小4を背負って、関空へ!羽田→シンガポールの乗り継ぎに間に合わない?!
  4. ④シンガポールへの便に乗れるのか?!マズイ、時間が迫っている
  5. ⑤やっと着いたシンガポール!歩けない小4を背負っての旅が始まりました
シンガポール スタバ

シンガポールは経済発展している国とはいえ、タクシー事情どうなの?

夫もタクシーのことは入念に調べてくれていました。

 

というか、シンガポールのことを徹底的に調べていました

 

旅行に行く数週間前に、

夫が作ったパワポの全70ページのプレゼンを受けました

内容は以下です。

  • 東京23区や淡路島くらいの広さであること
  • 首都がない
  • 1968年にマレーシアから独立し、初代大統領はリークワンユー
  • 低い法人税などによる外資系企業の誘致に成功した
  • 資源や面積が乏しい国のため教育にはかーなーり力をいれている
  • 相続税も低く、裕福層の移住にも成功
  • 一党独裁で『明るい北朝鮮』とも呼ばれる
  • 観光はここを押さえておくべき・・などなど

 

アジアの面積でいえば極小国ですが、1人当たりのGDPは2022年最新でアメリカよりも上位で6位。

ちなみに日本は30位です。

 

他にも食事や文化のことも詳しく紹介。

子ども達ももちろん一緒に、歴史から経済から事前情報会?講義?を受けました。

それもあり、一家でシンガポールに行ってみたい熱が一気に加速。

このプレゼンには好奇心をくすぐられました。

 

あと、寝れなかった飛行機の中で私も地球の歩き方を隅々まで読み、何となくシンガポールについては分かった気になりました。

 

で、タクシーについて。

ちょっと聞いて下さい。

タクシー配車アプリ「Grab(グラブ)」が凄いんですよ

近年急速に発達しているタクシー配車アプリ。

Grabは2012年にマレーシアで生まれた配車アプリで、現在はシンガポールを拠点に東南アジア8ヵ国でサービスを展開しています。アプリに目的地を入力して検索すると、周辺にいるドライバーとマッチングし、指定した場所でピックアップしてもらえます。

【地球の歩き方webより】

 

日本にもタクシー会社のアプリってありますが、全然違います。

便利な理由を5つあげさせて下さい!

①値段交渉や行先を運転手に告げなくても良い

何ならタクシーで会話をしなくても良いんです。

アプリ内の行先に『空港』と入れると、空港に連れて行ってくれるタクシーが羅列されます。

値段とランクと共に。

値段はほとんど同じですが、タクシーごとにちょっと違います。

意中のタクシーをアプリ内でポチすれば、すぐに来てくれます。

 

②待ち時間がほとんどない

時間も3分で来れる車もあれば、都市部だと待ち時間1分も。

今回の旅で最大待ったのは7分くらい。

観光地でタクシー乗り場が長蛇の列でも並ばなくてOK。

 

友人が車で迎えに来てくれている気分です。

いや、下手すると1分以内で来るので『待っててくれたの?』と思うくらい。

暑い東南アジアでは、立っているだけでヘトヘトになる時も。

すぐに来てくれるのは本当に助かります!

 

③ドライバーの状況が分かる

タクシーに乗る前・乗っている最中も今どこを走っているのかリアルタイムでマップが表示されるだけでなく、ドライバーの名前や身元も登録されています。

過去のレビューもランクとして蓄積されます。

Grab社の審査を通過しているためか、ご年配ではなく比較的若い人が多い。

女性ドライバーも多い。

ナンバープレートがアプリ内に表示されるので、意中の車が来たらすぐに分かります。

 

④乗車前に定額の料金を表示、キャッシュレス決済

我が家はクレジットカードで決済しました。

アプリ内に登録するので、お財布を持っていなくてもスマホだけで乗れちゃう。

日本もキャッシュレスは進んでいますがが、Grabは乗った時点で値段の会計が終了しているので、乗車時に12ドルならば、もう基本どんな時間に着こうと12ドル。

料金がアプリで完結するのは安心です。

 

⑤通常のタクシーよりも安い気がする

車種にこだわるともちろん高額になりますが、普通車だとGrabの方が安い気がします。

ホテルからとある観光地に行った時、行きはホテル前に来たタクシー、帰りはGrabで帰りました。

車種は同じ。

後者の方が安かったです。

時と場合によるとは思いますが、Grabが普及した理由の一つは、『サービスも値段も既存のタクシー会社より良き!』だからかもな~と思います。

後発が既存の企業に勝負する時には、圧倒的にサービス、値段や何かが上回らないと参入が厳しい。

Grabは現在、東南アジアで爆発的な人気だそうです。

使ってみると、うん。

確かに。

便利。

 

今回、長男が歩けないこともあり、ほとんどの移動をGrabに頼りました。

このアプリ、控えめに言って、

神アプリ

 

ひとつだけ、デメリットと言えば・・

アプリでタクシーをお願いする時、今、自分がいる場所が地図に明記されます。

シンガポールでは『今いる場所』が正確過ぎて、10メートルでも歩いてしまうとドライバーと「どこにいる?」合戦が始まります。

アプリをポチする場所(ピックアップしてもらう場所)から動かぬように!

我が家は初めてお願いした時、スタバ内でポチをしてしまい、ドライバーを探しまくりました。

ドライバーにも、「車道の近くでポチしてもらった方が・・」と言われました。

それくらいですかね。困ったところは。

 

Grabの使い方やアレコレは多くの方がネットに詳しく載せているので、よろしければググっておくんなまし。

日本で先にアプリを入れておくと良いと思います。

始めはビクビクしますが、本当に便利なので。

 

Grabという強い味方はゲットしましたが、長男は歩けないまま。

さーて、次回からはシンガポールの観光地をおんぶとGrabでガンガン回ります。

 

続き➤⑦はぁはぁ・・シンガポール1番の観光地を小4息子おんぶで横切る。あっつい!!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!