小学校~高校にかけて、最強の『勉強』との付き合い方とは?

前回の続きです。

中学受験、苦手な教科はどうやって克服する?我が家は今のところ『国語』がネックです。

 

国語が苦手な中学受験勉強中の長男。

朝に10分ほど漢字の勉強をスタートしました。

余裕のある時はテキストの問題も取り組んでいます。

 

すると・・

先日初めて、平均点以上の点数を取ってきました。

1か月に1回行う確認テストにて。

なんなら、今まで他の教科でも見たことないくらいの高得点。

嘘だろ。

 

私も目を疑いましたし、長男も驚いていました。

たまたま、問題文が読みやすかった~と本人は言っていましたが、

今まで読みやすい文章でもちゃーんとイマイチだったのでビックリ。

 

ただし!

喜んだのも束の間。

 

ほどなく『詩』の単元に移り、次回の確認テストでは、

ビックリするくらい低い点数を取ってきました。

 

うーーん。小学生。

苦手科目の振れ幅は恐ろしいものです。

ハッキリ言って振り出しにもどっています。

 

とはいえ1回でも高得点を取れたのは嬉しい。

安定して取れる訓練はすべきだよね~と息子とも話していました。

 

でね、

中学受験をしたからこそ気がついたこと

があります。

 

ズバリ、

教科によって、顕著な得手不得手があること。

 

言われてみれば当たり前なのですが、

公立小学校→公立中学→公立高校と進学してきた自分の経験からすると、

苦手科目に気がついたのは小学校ではなく、

中学校の中頃だった気がします。

 

苦手をいち早く自覚し、その対策方法を練るのは悪いことではないです。

 

今回、国語の対策法として、漢字をひたすら書きました。

ははは!そんなことで改善する?

と思うじゃないですか。

人間は、小さなことでも訓練や経験を重ねると、足りていなかったピースがピタッとハマるように飛躍的にできるようになる。

元々、文字を書くことも苦手なため、朝の10分でも必死で書くことは長男にとっても悪いことではなかったようです。

 

でね、こんな『苦手をつぶすやり方』は、小学生だったから出来た気がします。

 

そう考えると、うちの子、中学受験の勉強をしなかったら、

中学校進学後、しんどかったかも・・

 

中学生になると親とのかかわり方も変わります。

思春期ですし、反抗期まっしぐらでしょう。

今ほど親との距離は近くないハズです。

成績に関してもギャーギャー親が言ったとてどうにかなる訳ではない。

 

さらに、ちょっと話を変えていいですか?

どうぞ。(一人二役)

 

昔からずーーっと気になっていたのですが、

日本って小学生は特に勉強を強要せず、

中学に入ると急に、

『遊んでないで、勉強しなさい!』

と手のひらを返すの文化があると思います。

 

小学校の時はあれだけ『中学受験なんか可哀想。遊ばせたら良いのに・・』派だった人も、中学になると目の色を変えて我が子に勉強を促します。

私もガッツリその派閥だったので分かりますし、そんなもんと言えばそう。

 

だがしかし、当の本人は簡単にエンジンはかかるものではありません。

よっぽど器用な子じゃない限り、

中1~中2の中頃までのらりくらり過ごし、

中2の三者面談とかで「この成績では進学する学校が限られています」と言われてワタワタなる。

でももう、中1と中2の持ち点は決まってしまっている。

中学のスタート出遅れは厳しい戦いを強いられます

 

そういや学生時代、数多くの中学生の家庭教師をしてきましたが、

中2くらいで依頼されることが多かったです。

ちょっと教えるとグーーンと伸びる子もいて、中1からついていてあげれば、中1の成績ももっと良かったのにな~と思ったこともありました。

 

そう考えると、

小学校のうちに勉強習慣がついたり、

苦手科目の克服方法や、

半強制的に小学校の漢字を徹底的に学ぶ中学受験の勉強は、

有利かもしれない

 

中学受験が、もしも残念な結果になっても頑張った証は中学校、高校生まで波及すると思います。

 

一方で、中学受験は、勉強嫌いになるくらい異常に勉強させるのも事実。

ここは気を付けないといけません。

 

だから最も最強なのは、

5年まで中学受験準備をして、

新6年になる前に離脱。

公立高校進学を見据えた勉強をしつつ、

小学校最終学年をエンジョイする。

がよいかもしれません。

本人・親の精神的負担も。コスト的にも。

知らんけど。

 

うーーん。

それが分かっていたとしても、

そう簡単に中学受験沼からは抜けられないのも事実なのです・・

 

我が家も最近、離脱の話はしなくなりました。

成績が伸びている訳ではないですが、経験値が増えているので本人も最後まで走り切りたい気持ちが強くなっている気がします。

うーーん。

最適解を知っていても、本人がしたいことを優先する。

見守るって、難しいですね。

経済的にも精神的にも。

ではまたです!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!