2人目、3人目欲しい、どのタイミングで産むのが良いのか?
正解はその人の環境によって、沢山あると思います。
さて、学生の頃、
講義で先生に言われた言葉が身に染みています。
先生「いいですか。サンプルは3つ以上にして下さい。
2つでは平均を取るのが難しいです。
少なくとも3つ以上のデータが真の値を教えてくれます。」
ふむふむ。
統計的な説明はさておき、とにかく、3つ以上が良いらしい・・
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さぁ、いってみましょう。
「2人目っていつ産めば良いですか?」
子供が1人いる後輩や同僚によく聞かれます。
私の所属する会社は、
制度的には産前休育休どうぞどうぞという姿勢を示しています。
表向きは。
部署や職種によっては代わりをたてることが難しく、
長期休み大歓迎という雰囲気ではありません。
育休取得者が実際に取った回数は、
MAXで2回だったと思います。
もちろん、3回、4回も可能です。制度的には。
出産大歓迎の企業もあれば、いえいえ、実情は全然!
の会社もあると思うので、これから述べる話が皆さんに通じるかは謎であり、不愉快な思いをさせたら申し訳ないです。
聞かれる質問には、
「迷惑をかけない産前休・育休の取り方ってありますか?」
という内容も。
ズバリ言います。
「そんなもんないで。」
誰かしらに迷惑はかけるで。
実質、担当していた仕事はストップしますし、引継ぎが必要になります。
ちょっと考えるだけで、周囲に負担がかかることが予想されます。
私「でも、気にせずに、自分のことだけ考えて産んだらいいよ。」
仕事の角度から見ると若干無責任に聞こえるかもしれませんが、必ずそう告げています。
いつ取得しても、迷惑をかけないなんて難しもんなぁ・・
頑張って働いている人ならそれだけ穴は大きいもんなぁ・・と付け足して。
約8年前、結婚とほぼ同時に転勤になった私は、
自分の部署で慣れるまでは妊娠はできないと思っておりました。
少なくとも、産前休・育休をまだ取得していない同じ総合職の先輩から・・
少ない総合職が同時に妊娠すると、
会社からも見えない圧力がかけられると考えていました。
そんなこんなで、しばらく過ごし、
いざ!妊娠!と思った時、
婦人科で妊娠しにくい体質だと分かりました。
「えっ・・」
すぐに治療に取り掛かり、病院も3件替え、
流産という悲しい経験もし、
やっと、やっと息子を授かることができました。
治療のことは会社にも伝えていたので、
妊娠のお知らせをした時には、皆が喜んでくれました。
『遠慮する・配慮する』ということは、
社会人として正しい姿勢だと考えていましたが、
妊娠においては少し訳が違うかもしれないと思った出来事でした。
さて、復帰後、
前にも述べた
『2人目、3人目をいつ産むか』
3人姉妹で育った私。姉と妹のいない人生なんて考えられません。
できれば、我が家は3人欲しいな・・フワ~っと考えていました。
ただ、実際はフワ~では済まされません。
会社にも家族にも、既に子供がいる中で、
もう1人!は、
覚悟がいる
上司・同僚達に、「申し訳ないですが、すぐにでも2人目が欲しいです。」と伝えました。
1人目に時間がかかったこともあり、
1回の排卵も逃がしたくない!と考えたからです。
どう捉えられたかは分かりません。
ええーっと思った人もいるでしょう。
そう言いそうな方には、
「将来、私の子供達が社会に大いに貢献するとは限りません。
ですが、少子化に向かう人口のかさましにはなると思います。
お願いです。
長い目で見て下さい。
テヘペロ。」
最後のテヘペロが効いたのでしょうか、はたまた、マタハラになるからでしょうか。
公に文句を言う人はいませんでした。
さっそく妊活を始め、なんとなんと、復帰1ヵ月後には妊娠発覚。
もしかして、陰で文句を言われていたかもしれませんし、キャリアにも影響するかもしれません。
『迷惑をかけた分はいつか恩返しするぜ』と腹をくくって、
仕事をしながら2回目の妊娠生活を送りました。
1人目を育てながらの2人目妊娠は非常に大変でした。
保育園にまだ慣れていない子供、仕事にも育児にも慣れていない自分、つわりでも寝てられない・・
また、夫のいない休日。
よちよち歩きの子供を遊びに連れて行っても、
切迫気味だったため追いかけることができず、
常にヒヤヒヤで様子をうかがっていました。
数か月は、大変な思いをしました。
それでも、幸運なことに長男が産まれた1年8か月後に次男を出産しました。
では、「3人目はいつ産むの?」
年齢的には今すぐにでも産みたい。
でも、プロジェクトや仕事が軌道に乗りつつある今、
キャリアをストップしたくない自分も。
葛藤は続きますが、やはり女性の妊娠しやすい時期はリアルに締め切りが。
不妊治療経験者だからこそ、まざまざと分かる。
一方で、長男も次男もまだ手がかかる。
こっちも大変かもなぁ~経済的にもなぁ~
課題は山積みです。
その山積みを一つずつ解決してると、定年になるのでは・・(汗)
案ずるより産むがやすし!
授かりものなので、妊娠できるとは限りませんが、妊活を始めようと思います。
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学生時代の先生の講義、3つ以上を推奨するくだり。
子供をサンプルに例えるのは如何なものかと思いますが・・
確かに1人目育児の時よりも、
2人目の方が視野がぐっと広くなった部分はあります。
もちろん世話は倍増するため、確かに大変。
ですが、1人に集中しガチガチになりつつあった気持ちが程よくほぐれ、のびのびと、諦めも含めて育児をしています。
あの講義、どんな先生が仰ったことなのか、今では忘れてしまったな・・
うーん。
思い出そうとする。
なぜか予備校講師の林先生が黒板前に立っている姿が浮かぶ。
「いつやるの?」
「今でしょ」
3人目妊活、始めます。
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【2020年2月、3人目出産しました。】
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