今まで何万回も仕事を辞めたいと思ってきました。
新卒で入った研究所から転居を伴う他の部署に転勤になった時も、
子供たちが小さくてワンオペに耐えられないと思った時も、
やっても成果を出しても評価されない年が数年続いた時も、
管理職試験に高得点と言われながら落ちた時も、
結局辞めませんでした。
うん。
結局、
辞める勇気がなかったんです
家庭のことや、勤務地のこと、自分の適性を鑑みても、うーんこのままの方が…という結論になってしまいました。
弱い自分もいます。
氷河期の就職活動組なので、やっと掴んだ『女性研究職』という職種の有難さをよく知っている部分もあります。
それでも、
「きっと40半ばくらい、50歳までには辞めるんだろうな。
少なくとも今みたいにハードな正社員は引退する方向で…」
と結構本気で思っていました。
しかし、2024年の今。
辞めるわけにはいかない
モノの値段も上がっています。
子供の教育費も3人分かかりそうです。
1番下は4歳なので大学を卒業するまでにはあと18年とか?
今後、急速にお金が出ていく予感しかない。
一方の給与。
決して高くない。
転職した夫の給与は暮らしていけない訳ではないですが、増えてウハウハでもない。
夫に関して言及すると、むしろ残業や土日出社が増えており、本人は楽しいらしいけど、こっちはたまったものではなかったり。
とにかく、お家の総支出を考えると、
今、私が辞めるのは得策ではないのです。
とはいえ、40半ばくらいで辞めるつもりだったので、何だろ。
溺れそうな気分
この例えが合ってるか分かりませんが、
ほら、
「20メートルだけ泳げばいいよ。」
と言われて、不得意ながらバシャバシャと泳いでやっとゴールに近づいた時に、
「あと5メートル、なんならターンもできる?」
と言われている気分。
こっちは元々20メートルの気分で泳ぎをスタートし、そのつもりで体力も調整してるのに、なぬ?まだ泳ぐの?足がつりそうになる。
ゴボッと水も飲んでしまう。
一旦、休憩みたいなものが必要。
ということで、
休憩が必要だよね~
やっぱり辞めたり、仕事のサイズダウンとか~
って思っている所に、
女性の先輩方(40代後半から50代の方々)がアドバイスしてくれました。
仕事、絶対辞めちゃだめよ!
なんでー?って思うじゃないですか。
先輩方いわく、ある意味、
プチ更年期やガチ更年期に対して、
仕事があると紛れたり、
気を張ったりすることができるとのこと。
ある先輩のご友人は、40代後半で仕事を辞めて、
悠々自適・・と思っていたようですが、ガクッと老け込んだようです。
その話、他の女性の先輩も言っていました。
もちろん、過度なストレスはNGですが、適度な仕事は続けた方がお年頃的にも良きだと。
なーるーほーどーー
ということで、どんな形で働き続けるかは分かりませんが、
働くことはしばらく続けようかな・・と思うこの頃です。
そだね~のポチが嬉しいです。いつもありがとうございます(涙)。