【サラリーマンの現実③】物言いしたら、評価が下がった件

【サラリーマンシリーズの続きです】

 

納得のできない先輩がポストをゲットし、寝れなかった私。

 

朝・・

実り

先に起きて洗濯物を畳んでいる夫に話しかけます。

夫は次の職場に必要な勉強をいろいろしつつ、短い『無職生活』を送っています。

 

彼はつい最近まで20年近く典型的な社畜でした。

会社のためにかなりの時間とエネルギーを注いできたましたが、退職した現在。

何のことはない。

自由を謳歌しています

 

次の職場へのワクワクも溢れています。

そんな様子をみていると、どうしてもよぎってしまう。

 

・・私も転職しようかな

去年もよぎったけど、何とか踏ん張った転職。

それは、夫が先に転職したい!と言っていたから、二人とも動くわけにはいかないと辞めていた部分が大きい。

 

もういいかな。

 

で、夫に、

「転職してもいい?」

と聞いてみました。

 

「いいけど、悪くない会社だと思うよ」

彼は以下をあげました。

  • 安定した会社
  • 家からも近い(数年前に引っ越したから)
  • 残業が多いわけでもない

 

まぁ、そうなんだけど・・

あと、時より仕事の話をすると、

「ぽには、周囲の人から上位評価っぽいから、やりやすいんじゃない?」

と言われます。

確かに、そうかもしれません。

どちらかと言うと、よくやっている人!として上司からも後輩からも見てもらっています。

 

上位にいたら、ストレスはかなり低いから悪くないと思うよ。もちろん、現場と評価する上層部は異なるから、そのギャップには悩むとは思うけど。

そう。

結局、現場にどれだけ好かれ・求められているか

やりやすさが違うのはよく分かっています。

 

夫は言います。

「じゃあ、ぽにの職務経歴を端的に話してみてよ。あっ、機密情報は良いから。」

うん。

 

最初は研究所勤務でうだつが上がらなくて・・でも部署異動で、、

***と、○○のプロジェクトリーダーをして、

○の特許を取ったり、プログラミングでは・・・

 

と話していると、去年散々転職活動をした夫が、

そんなにやってたんだ・・知らなかった。

 

と言った後、

 

うん!

「どこでも行けると思う」

もちろん、分野限定でね!

 

もしも転職するなら、強気でいっても良いんじゃない?

安定した職もあるんだし、『この条件以外は遠慮します』くらいでお高く止まっていたら?

はははー誰からも声かからないかもしれないけど。

と言ってくれました。

 

とはいえ、今の会社でもやりかけのことも沢山ありますし、

可愛がっている後輩や愛着のあるプロジェクトもある。

現場の人達は好きです。

そして、

15年以上いるという変な意地もある

悩む私に、

「まぁ、俺はどっちでもいいよ。別に急いで転職しなくていいから。良い所があれば、したら良いし。」

分かった。

転職ありきでは考えないよ。

んで、課長たちには自分の気持ちを伝えてみるわ。

*******

会社にて。

とある課長に相談しました。

直の上司ではなく、別の課の課長にちょっと良いですか・・とお伺いをたてます。

課が違っても、昨年まで10年彼の下で働いていました。

私としては話しやすい。

 

ただ、私はこの時、大きなミスをしてしまうのです。

まだ、自分の気持ちが落ち着いていない

何せ、昨日は寝ていない。

体調も気分も酷い。

 

自分の感情が、論理的思考よりも前のめりになっています。

はい。

最悪なことに、

問題の先輩の悪口から説明してしまったのです。

一通り話した時、私はもう、やっぱりイライラしてしまい、感情も高ぶってしまいました。

 

そして、あぁ転職したい・・

と心の中でも思ってしまい、あの先輩を選んだ人事や上層部に怒りしかありませんでした。

 

すると、それが伝わったようで、課長は、

  • 君が怒るのも分かる、彼は僕が見てもハテナ?配置
  • でもそれもサラリーマン
  • 人事は水物だし、今は辛抱したらどうかな

 

まぁ、そうですよね。

で、私の年齢で、明らかに狙っていたポストが詰んだらどうします?

と聞いたところ、

「そんな訳ないと思うよ。ぽにさん頑張りは上の人達も分かっているハズ。」

といろいろ慰めてくれました。

総括すると、我慢や辛抱、そしてサラリーマンはそんなもの。という内容。

 

その後、直の上司にも今回の人事の納得がいかない旨を話した際に、

「うん。でも、ここが我慢の時だよ。」

と言われました。

うーん。。

私は、何年、我慢したら良いのか

 

結果や貢献に見合う、年齢に見合う、

小さなポストももらえないのか。

そういえば、大阪府の公務員が『この年齢までに管理職にならなければダメ』という年齢制限を設けてなかったっけ。

 

管理職までの年齢制限ってありましたっけ?

と上司に聞いてみました。

 

「あるよ。確か・・52歳じゃなかったっけ。だから、まだまだ管理職になれる猶予はあるよ。」

52歳?

もっと早くにしてくれよ。

52歳って、結構な年齢よ。

 

少なくともあと10歳、足切りを早くしてもらえれば、もう自分が上がれないことが早いうちに分かり、ライフプランも建てやすい。

40歳過ぎだと、ノーキャリアで最後の転職に間に合うかもしれない。

50過ぎって、会社にかじりつくのが一番収入が高い。

 

この上司が悪い訳ではなく、忠実に日本企業のルールを話してくれただけ。

うん。

分かってる。

頭がふらふらします。

 

上司にお礼を言い、自席に着く。

 

たまたま仲の良い先輩(女性)が話しかけてきました。

「配置表を見て、ビックリしたよ。ここだけの話、あの人、ポストついたね~」

そうなんですよ。顔が陰る私。

先輩は、ここじゃなんだから・・と隅の方に誘導してくれました。

 

で、話をしていると・・

先ほどの上司が見ていたようです。

 

そして、私がなりふり構わずいろんな人に愚痴ったと思っているようで、

「あんなことしてたら、周囲からも心象が悪いし、本人のためにならないよ。」

と話しているのが聞こえました。

 

愚痴を言ったら、我慢のできないやつだ!

感情のコントロールができていないなんて、管理職になれると思っているのか!

 

と言われているような気分でした。

 

意見を言ってもブーメランで返ってくる。

そして、タイミングの悪いことに、人事配置の時期とあの時期が一緒でした・・

 

続きます。

 

がんばれよーのクリックが欲しいです。ありがとうございます。

にほんブログ村 子育てブログ ワーキングマザー育児へにほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ
◆欲望と妄想でカオス状態、ぽにの楽天ルーム
一切ためになることを発信しないぽにのTwitter

ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!