社長賞受賞関係のお話のつづき。
【今までのおはなし】
【ちょろっとあらすじ】
所属企業の社内報、社長賞の受賞者に私の名前が載っていました。
わりと、
バーンと大きめに。
社内報の1面~2面にかけては、社長賞の話題特集。
社長賞は『該当者なし』の年もあるため、ここぞとばかりの記事。
その特集をそっとカバンにしまいながら、
今までの【しんどかった経緯】を回想してみる。
しんどさの中に、やりがいや手ごたえも感じていた自分。
社内政治にもまれ、今まで関わらなかった人達(上をゴリゴリ狙う集団)とも一緒に仕事をするようになりました。
リーダーを務めるプロジェクトは、役員発表でも高評価を頂き、追い風がビュービュー。
ちっぽけなサラリーマン人生の中で、今が最大のチャンスと分かっています。
でも、3人目の子供が欲しい。
年齢も40代に突入し、子供が欲しいという気持ちと仕事に揺れる・・(←今ココ)
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当時とてつもなく忙しく働きながら、
何度も思ったこと。
自分が男だったら
自分がもしも男に生まれていたら、仕事はガンガン前に進められただろう。
奥様にお家のことはお願いして、よし!任せろ。
働かせてもらうぜ。
そんなナチュラル モラ夫になるつもりはないですが、
やっぱり負担は圧倒的に女性に偏ります。
自分のアレコレよりも、子供達を優先するのが子育て世代の女性。
制限は当たり前にあり、男性みたいに、
「今晩、飲みながら話そうぜ~」
なんて無理。
ですが、プロジェクトリーダーをしていると男性達と同じ働きぶり、それ以上のパフォーマンスが求められます。
3人目は欲しいけど、今が働き時か・・
一方で、冷静にプロジェクトを俯瞰するとあることにも気が付きます。
正直、もうこのプロジェクトの『最もしんどい時』は終わった。
後は、継続するだけ。
いや頑張らないといけない部分は沢山ありますが、今までみたいに泣きながら、心が死にながら取り組むことはなさそう(どんな仕事や)。
そんな時、
私は妊娠しました
やった!
妊娠すると、仕事なんんて頭からポーン!と消えていました。
それよりも違うことが浮かぶ。
『今度は夫に育休を取ってもらわないと!』
と夫に意気揚々と相談。
しかし、
妊娠については喜んでいましたが、
育休について、夫は渋い顔しかしませんでした。
彼も私に負けず劣らず仕事がノリにノッていたのです。
とっても揉めそうな時のことをブログにしています。
このシリーズ、いろんな方からご意見を頂きました。
ところが、私は妊娠が分かって超初期に、
流産してしまうのです。
とてつもないショックと落胆。
恥ずかしながら当たり前のことにも気が付きました。
産まれてくること自体、
奇跡だった。
仕事なんてどーにでもなる。
子供や家族に比べるとどーでもいいの最たるもの。
やっぱり、
3人目が欲しい
明確になりました。
妊娠、子供達が最優先。
当たり前のことを再認識。
もちろん、目の前の仕事は必死に取り組みましたが、何が大切で優先すべき存在かは忘れないようにしました。
この時、職場(プロジェクトではなく技術現場)でも、ちょっとしたことが起きます。
後輩・先輩関係なく、
数人が同時に妊娠したのです。
急遽、派遣会社に人員をお願いしたり、いろんな部門にヘルプを依頼。
私も現場のリーダーとして、ガンガン働いて欲しいと上司にも部長にも懇願されました。
ガッテン。
昔の私ならば、
じゃあ自分の妊娠は後回しか・・
となっていたかもしれませんが、
いやいや。
自分は自分。
というマインドに切り替わっていました。
そんな最中、
3人目を妊娠しました。
続きます。
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