えっ、画面動いてませんよね?
海外との会議の初っ端。
フリーズするPC。
このPCは、大画面に映し出された会議とは異なり、スピンオフして用意されたもの。
そう、
この画面には、翻訳された文章が瞬時に映し出されるハズ
あれ?
アレレ?
前回からのつづき。
- 英語が苦手なサラリーマン。海外とのwebミーティングの主担当に。本当にヤバいよヤバいよ~!
- ②捨てる神あれば拾う神あり?海外とのwebミーティングで英語が壊滅的なことがバレちゃった!?
- 有料『英語翻訳アプリ』ってどうなの?使いたい人は私以外にいないのか?!【③英語つづきもの】
フリーズしたPCを前に、
もっとフリーズするのは・・
俺だ俺だ俺だーー!!(突然のタカトシ)
オワタ・・
えーっと、
時を戻そう!
*会議20分前*
私は颯爽と会議室に入りました。
「あっ、ぽにさんこんにちは!」
美しい他部署の後輩が私を見つけます。
そう、彼女こそ、社内で翻訳アプリの窓口担当をしている人。
どうやら、海外との会議をする人は、そもそも英語を日常的に使っている方ばかりで、翻訳アプリなど要らないらしい。
私が初めての利用者。
何だと~~コラ~~!!
と謎の逆切れをしそうになる(なんでや)。
というか、翻訳アプリって需要ありそうで、
そもそも海外と取引のある企業は、
窓口に英語ペラペラの人を雇うため実は要らない。
あくまでも現時点ですが。
そのため、社内の英語を使いそうな部門に問い合わせても、「要りませーん!」しか返答がなかったようです。
海外との取引をしている企業には、少なからず英語がそこそこ出来る人~めっちゃ出来る人までいる。
できませーん!
ということが、相当なる恥となる。
いや、○○さんが出来ないんだって~と言われても、ふーん・・って感じなんだけど、自分が○○さんにはなりたくない。
私も相当な勇気が要りました(で、○○さんになった)。
まだまだ、
英語喋れないなんてどゆこと?
という雰囲気があるのが今日の日本企業。
英語喋れなくてもいいから海外行け!
とはなかなかならない。
企業や部門によると思いますが、
30代後半の脂ののったところで、
海外関係のお声がかかる場合があります。
国内のことがよく分かり、そろそろ海外に行ってこーいって感じ。
研究系は、入社10年後くらいから「そろそろ海外を視野に・・」と言われる人が多い気がします。
そういや、我が夫もそうでした。
30代後半から海外出張に行きまくっていました。
私がワンオペで乳飲み子を抱えている時に、彼は近くのカフェで個人英会話に勤しんでいたな~なーんて。
夫だけいつも自由じゃない?
イライラを思い出す。
いかんいかん。今はそんな話をしたいのではない。
何が言いたいのかと言うと、
現在、企業のトップ層の多くの人が、
英語が話せるのですよ
(もちろん、そうでない場合も大いにある)
なので、
『トップダウンで翻訳アプリを入れる』
という決定にはならない。
俺も話せるんだから、お前も話せるようになれよ。
もしくは、『自分が導入しよう!旗振りをすると、まるで英語が出来ないと言っちゃってるようなもの』と思われるのかな。
まぁ、社員に「自己啓発とかしろよ~」と言っている立場の人が、同時翻訳アプリなんて推奨できないか。
おっとまた話が逸れる(本日2回目)。
さて、英語アプリ担当の彼女が、ノートPCを見せてきます。
「ぽにさん、このノートPCに同時翻訳した文章が映し出されます。
一方、teamsの会議は、スクリーンに映し出されます。
残念ながら、映画のように下に字幕が出る訳ではありません。
翻訳した文章⇒PC、会議⇒スクリーンとなります。」
ふむふむ。
分かりました。
アプリの接続はどうですか?
「何度か試験してみました。
teams会議ならば問題ないです。」
ほほ~ありがとう!
彼女は、teams会議だけでなく、YouTubeなどの動画でもこのアプリを試してくれたらしい。
「結構、使ってても面白かったですよ。発音が良いと文章もキレイでした。」
そうなんだ~
楽しみだね~
あとは、会議メンバーを待つのみ。
事前準備に関して、私達は『同時通訳アプリ』担当。
海外とwebミーティングをつなぐのは、海外系の部門が担当します。
海外系部門の課長が入ってきて、接続のセッティングをしながら、先方と社内電話で英語で話をしています。
「teams? No? ・・・only Zoom・・OK」
所々、聞いたことのある単語が飛び交っています。
どうやら、先方がteamsのアプリが開けないようで、
Zoomに切り替えて欲しいらしい。
「ぽにさんたち、申し訳ないけど急遽Zoomに切り替えていいかな?」
何気なく、はーい!
と私は言いました。
チラリと翻訳アプリの彼女を見ると、
「えーっと、Zoomは接続したことがないんです」
とのこと。
ちょっと慌てています。
そんな中、会場には20人ほどの人がやってきました。
Zoomが立ち上がり、世界数か国の人が、
「Hi!」
とインしてきました。
zoomを立ち上げ、調整していると・・
PC、
フリーズしているよ
あれ?
大丈夫?
あれあれ?
フリーズする私。
続きます。
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