昨年、結果を立て続けに出したのに平凡な評価。
もう、オワタ・・と思い転職活動をしました。
ただ家庭のアレコレが整わず、転職活動は一旦休止することに。
残るのなら・・
人事評価を意識して上げてやろうと思ったのです。
【シリーズ過去記事】
で、1年やった結果どうだったか。
今年の人事評価。
ちょろっとですが、
昨年よりも上がりました
うん。
それなら今年、結果出したか?というと・・
今年度(2022年度)、昨年度(2021年度)よりも報告書の数が少ない。
昨年度はなんと、30以上の報告書を書き上げました。
よく考えると尋常じゃないペースです。1か月に2~3報は書いて提出。
変態です。
明らかに技術的な結果では、
今年度 < 昨年度
ただ、人事評価という側面だけをみるとこちら。
今年度 > 昨年度
よって、技術のことはどーでも良かったらしい。
その事実にも愕然としましたし、必死にゴマを擦った方がコスパが良いことに気がつきました。
ゴマを擦った方が効果があることは、日本組織だけでなく、世界中の組織に言えることだと思いますが、特に安定している(と勘違いしている)日本企業では効果的だと思います。
だって、安定しているから結果を出した人を評価しなくても経営できるんだもん。
現時点で上層部にいる人は、ゴマすり名人が多いんだもん。
もはや伝統+熟練の技。
うん。
何だよ。これ。って思います。
そして、
なんだかな~~
と思う出来事もありました。
聞いてくれますか?
先日。
全ての社員が自分の部門長と面談をすることになり、私にも番が回ってきました。
久しぶりにボスと2人で面談。
昨年、会社を辞めようとした時には何度か面談をし、飲みにも連れていかれたことをふと思い出しました。
なんだかんだあったけど、踏みとどまり一年を過ごしました。
さて、
面談で言われたこと。
「今年は本当に頑張ったね」
って言われたんです。
私としては、
おっ、おん。
頑張ってなくはないけど、その前の年のパフォーマンスは出来ていないし、そんなに評価されることは何もない。
って思っていたんです。
なので、まぁ嬉しくはありましたが複雑でした。
面談を通し、ボスに「成長した!」とはしばしに褒められたので、そうか・・ゴマを擦れば良かったんだ。
と聞き流していました。
話が進めば進むほど、技術のことは一切触れないので、
ある意味、信用してくれているかもしれませんが、
あぁ技術や研究には興味がないんだ~とも分かってしまいました。
で、突然、
「ぽにさん、管理職試験、通ったから」
と言われました。
はぃ??
どういうこと?
通ったんですか。今年、私。
昨年、外部アセスメントは高得点だったのに上げてもらえなかった管理職試験。
「うん。でもね、役員会でも満場一致じゃなかったようだから、心しておいて。君のことをまだ足りないと思っている人は役員の中にもいるということだから。」
おう。気持ちよく上がらしてくれないのね。
はい。
心しておきます。
と言ったものの、
知らんがな。
ってどこ直せばよいの?とも思いました。
とはいえ聞ける雰囲気でもないですし、部門長も役員会には出ていません。いち社員の人事評価についてフィードバックをしてくれるほど組織は親切ではない。
で、ここからうちの部門長の良い所と言いますか、
ざっくばらんにサラリーマンの実情を話してくれました。
君は薄々勘づいていると思うけど・・
- 上に上がりたくても、運や風向きが今じゃないこともある
- 結果を残しても誰かによく思われないこともある
- 自分が出来ている!と傲り気味の時は、意外と上に嫌われる
- 出世が遅くても、時に何人も抜かす時もある
- 焦るなよ
はい。
ありがとうございます。
というか、正直に直球で話してくれるやん。
その辺は感謝だわ。
でもね、
今の私には、
いまいち響かない~~~
去年の私だったら、管理職試験に受かりたくてたまらないムーブメントが来ていたので、受かったら「やったー!これから頑張るぞ!あれもこれも取り組んでやる!」と思っていました。
しかし、今、そこまでの『上に上がりたいコダワリ』は無くなってしまいました。
その上、
技術や研究成果、関係ないやん!
という事実が確定し、目の前の研究がバカみたいにも思えてきました。
もちろん、研究課題は抜かりなくやりますが、
目をキラキラさせていた自分ではなくなりました。
だから、何が言いたいのかというと、
組織にもタイミングがあると思いますが、
個人にもタイミング、大いにあるよ~
受かったと言われても、なんだかな~
昨年、上がれなかったからこそ、この1年で本格的にプチ移住する計画を立て始めてるんだよな~~
今じゃないんだよな~
ちょっと、いやかなり迷走しているこの頃です。
はい。
ではまた!
そだね~のポチに泣きそうになります。ありがとうございます。