前回のつづきです。
【最後とは知らぬ最後が過ぎてゆく その連続と思う子育て】
なんとも沁みる俵万智氏の短歌です。
ただ、渦中にいると、んな綺麗なものではないのだーー!と思うのも事実。
さて、三男最後の保育園の夏祭り。
待ちに待った、
鼓笛隊デビュー
年中組の鼓笛隊&フラッグダンスは夏祭りの目玉。
数か月間の練習を経て、舞台に登場した三男の表情は真剣そのもの。
この子たちはコロナ禍真っただ中の2019〜2020年生まれ世代です。大変な時期でも、保育園の先生方はのびのび保育してくださり、本当に感謝です。
あのヨチヨチの赤ちゃんが今こうして舞台に立っている…もう涙腺崩壊。
鼓笛隊の拍手喝采の後は、
保育園内で先生たちによる夜店があります。プラスアルファでミニゲームのお店も。
あれもこれも、全力で楽しむ三男。
「長かった保育園生活も、これで最後かぁ…」
としみじみしていると、同じく3人子持ちのママ友が声をかけてきました。
このご家庭も3人目が年長さん。上の子たちの時も何度もお会いしたお母さん。
我が家は、保育園と小学校の学区がぜーんぜん違うので、ほんとうにほんとうに今年で最後。
今までお世話になりました。
お互い、この園もフィナーレに近づいてきたね~~なーんて思いながら話します。
するとふと、気が付いたのです。
あれ?なんだかお腹の辺りがポッコリしてやいませんか?
私:「違ったら申し訳ないんだけど、まさか・・」
ママ友:「あ、そうそう。実はね…」
私:「えっ…ちょっと待って?」
ママ友:「そう、そのまさか。4人目を授かりました!」
嘘だろ。4人目かいな~
ひやーーーおめでとう~~!
と言いましたが、もう ビックリと尊敬のハーモニー。
眩しい。眩しすぎる。
いや、ちょっと待ってよ。
つまりあと6年、保育園生活が続くんでしょ。
尊敬通り越して表彰モノです。
「誰かー!この人に勲章を持ってきてー!」と心の中で叫びました。
まだまだ日本には、スゴイ人がいますよ。
ひえーーー
一句を更新する生き様
【最後とは知らぬ最後が過ぎてゆく その連続と思う子育て】
俵万智氏の短歌を、
彼女は軽々とアップデート。
「最後」だと思ったら、
それは新しい「始まり」だった。
来年から、そのご家庭の第2ラウンド夏祭りが開幕です。
いやはや。
あっぱれ!!
ポチ、思いのほか喜びます・・いつも感謝です!
