先に言っておきます。
我が長男は、成績上位者ではございません。
特に、国語に関しては中学受験が始まって以来、公開模試で最下層を爆走中です。
なんなら、小6の6月の公開模試でも、過去最低偏差値を叩き出したくらい。
6月ですよ!泡吹きますよ。
国語は低飛空をずーーっとしている状態。
逆転!短期で高偏差値!なんてやっぱり難しい。
あれこれ対策をしても、結局国語はずっと低いまま。
いや~
国語が苦手だと本当に苦しい!
本ブログで何度もお伝えしていますが、国語が苦手だと本当に苦しいんです。
特に関西は「算数+国語の2科目受験」が増えています。2教科選択を導入した学校は、4科目受験者の理社の配点を控えめにします。算数・国語が各々100点、理科・社会が50点ずつなんて学校も多い。
そうなってくると、算数で高偏差値を叩き出したとしても、国語がおっとっと…ならトータル無残な結果に…。
この「国語落とし穴システム」に親子で焦ってきました。いや違うか。親のみがバタバタしていました。
本人は「算数でカバーできるっしょ」と軽く思っていたのですが、世の中そんなに甘くない。偏差値は残酷に現実を突きつけてきます。
うーん。
これは、正攻法ではなく、トリッキーな方法を取らないといけない
過去問のスタートダッシュするか・・
ということで、塾の先生とも相談し、我が家の場合は6月後半から過去問に取り組むことにしました。
普通のお子さんなら9月からでOK。
むしろセオリー通りに進める方が精神的にも良いです。
なんせ、6月後半の仕上がりなんてヒドイものです。まだ終わっていない単元もゴロゴロ。
そんな中、過去問をすることは、
鋼の精神力が親子共に求められます。
過去問が終了するたびに、
「大丈夫!気にするな!とにかく進むぞ!」という励ましを用意するのに、どれだか大変だったか。親がね。
ただ、我が家の場合は「国語のヤバさに本人が気付いていない」という深刻な問題がありました。
親だけが騒いでいても意味がないので、とにかく“現実を叩きつける手段”として、過去問を使うことにしたのです。
いや~見事に叩きつけられましたよ。
でもね、9月から過去問を始めて、
「やばい!国語がマズい!足を引っ張ってる!!」
と気付いても、残り時間はたったの3か月。
算数や理科・社会だって手を抜けないので、国語にフル投入できるわけじゃない。
しかも関西は1月中旬に試験スタート。前受けは12月。
想像してみてください、年末年始を国語漬け…無理ですよね。そんな時間はない!直前期はゆっくりドッシリ腰を下ろしていられない。
ということで現在8月下旬。
6月後半~夏休み中、
週末には必ず4教科の過去問
を解くようにしました。
その結果どうなったか?
本人の意識や成績にどんな変化があったのか?
うん。
全然違いました。
ちょっと長くなりそうなので、次回【後編】では、
過去問を始めてわかった「3つの大きな気づき」についてお話しします。
