幻の良い評価。最先端の技術であっても、特許を取得しても、やっぱり評価はこれだった。

前回の続きでございます。

部署異動をすると、評価・査定はどうなるの?えっ?まさか・・なかったことになるの?!

 

そのチャットはピロン!と何の前触れもなく、私のteamsに入ってきました。

海外営業部に異動してから、自席で作業することが多くなりました。

実験があるわけではないので、ドタバタあっちへ行ったり、こっちへ行ったりはしなくなりました。

ふむふむ。

誰がコメントをくれたのだ?

ん?

前の部署のトップじゃないですか!

なになに?

食い入るように読む私。

ぽに様

2025年度の人事評価についてご連絡します。

一次評価の段階では、能力面・組織貢献面とも比較的高い評価となっていましたが、その後の部内調整および上位層を含めた総合的な検討の結果、最終的には標準的な評価区分となりました。

また、現在進めている技術案件については、今後その技術を活用した製品の市場展開が進み、事業面への貢献が具体的な形で確認できた段階で、あらためて社内表彰を行う方向で関係各所と認識を共有しています

今回、事前に認識のずれを防ぐ目的で文面にてお伝えしておりますが、詳細について確認事項等ありましたら、別途ご説明いたしますのでお知らせください。

引き続き、業務推進へのご協力をよろしくお願いいたします。

えっ、待って。

実質、評価なしやって!

ビックリ。

ビックリした~~

そんなのありなの?

研究って、実装や販売されるまでに評価しないと意味がない。

中央研究所の時は、皆、そのようにして評価されてきました。

だって、その製品が売れたか売れてないかなんて、営業・開発・流通など、他の部署が絡む話。

実際に販売する時には、その製品に関わる登場人物はかなりの人数となっている。

主役も変わっているのだ。

私が前まで所属していた研究部隊は、

中央研究所や第二、第三研究所ではなく、

工場の端っこにある目立たない部隊です。

えっ?ここだけルールが違うの?

言いたいことがあり過ぎて、しんどい。

それじゃなくても、技術職って、“完成するまでの泥臭さ”が評価されにくい。せめて自分の上司くらいそれは理解していたと思ってたよ。

てか、この連絡が来たときはもうすでに全ての評価が決まっている時期。

覆すことなんてできない。

日本企業では、上席にたてついたり、キレた時点で、その本人が悪いことになる。

言い返したり、物言いをしたが、損になる。

プラスに取ってもらった人っていない。

信じられないかもしれないですが、そんなもんだったりします。

嘘だろ。

人事評価に反映されないなんて。

今までの数年、

もうすぐだから、ここまでやったら、もうすぐだから・・

とニンジンをぶら下げられてきましたが、

急になんにもないことになった。

しかも、社内表彰って、

ちょろっとお金がその時もらえるだけ

関係者全員でカンパとなる。

下手すると、本当に数千円とかそんな感じ。

社内表彰で、やった~!なんてない。

マジでない。

若手だったらまだしも、20年以上勤めるベテラン戦士だよ。わたしゃ。

んなもんで騙されない。

しかも、私は工場の研究部隊から、海外営業部に異動となりました。

これまでの評価が更地扱いとなる。

なぜなら、関わる上層部が全く異なるんですよ。

その部署での評価は、その部署内で積み上げないとキャリーオーバーできない。

私の技術の評価は?

特許は?

関わってきたあれこれは?

評価はされなかった。

という事実だけが残った。

以上。

おしまい!

で、私はどうしたか?

何もいわずに、そっと受け入れました。

もう、それしか出来ないじゃないですか。

というか、もう戦ってもどうしようもない。

信じられない!としか思えないけど、そんな理不尽が頻発するのが組織。

でもって、平気な顔して新しい部署で、新しい課題に取り組んでいます。

ええ。

そんなもんです。

とはいえ、さすがに。

数年前、あまりにこの技術に関わる評価が薄く、後輩も去っていきました。

どこかで報われると信じていましたが、信じた自分がバカだった。

うーむ。整理がつかず、ちょっと本件をブログ記事にすることも憚っていました。

思い出すのもしんどい。

なんやねん。

でも、前を向くしかない。

絶対に、後輩には同じ思いをさせないぞ。

下手くそな人事考課のせいで、『技術系にいたくない』『日本企業にいるの嫌だ』なんて思わせたくない。

ここは、考えていなかったけど、自分が管理職になるしかないかもな・・そんな立場にはいないけど。

と思う、しょっぱい初夏です。

頑張れよ~のポチに泣く。

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!