復帰前に、突然電話がかかってきました

お待たせしました。

前々回の最後に、『バチン!と、目の前で手を叩かれるようなお話をお伝えします。』と伝えておい、フラフラしていました。

さて、始めます。

 

****************

チャンスとは平等に来るものではない

ですが、来た時に掴めるか否かは・・

昔は、『運』が大きいかなと思っていました。

若さや新鮮さが本人の実力以上に輝きをプラスしてくれる。

しかし、一定の年齢、そうだなぁ、30代中頃くらいからかな。

 

勢いみたいな感覚だけでは、すぐに飽きられたり、アレレ・・思ってたより残念?となり、

本当の実力がしょぼいと、

即、消える。

まぁ、若くてもそんな所はありますが、一定の年齢を越えると凄まじく顕著な気がします。

植物

例えば、最近よくテレビでみる『チョコプラ』。

ご存知2人組のユニットで、TT兄弟などがブレイクのきっかけになりました。

でも、彼ら、それまでに多くの受賞歴があり、ネタも豊富。

通常トークでも、上手いこと返しますし、坂上忍やIKKOのモノマネもかまし、

どんだけ~~

と思うくらい、こなれている。

テレビで彼らが出ても、「TT兄弟やって!」なんて誰も言いません。

 

私も、ゆる~くチョコプラのファンになり、子供達とミスターパーカーJrのモノマネに勤しんでいます。

 

もしかすると、林先生なども同じかもしれません。

 

要するに、一発屋のごとく脚光を浴びた人が、

長きに渡り注目されるって、

それ相応の実力がある

 

トークだったり、ネタだったり、人を喜ばせることに長けていたり。

そして、同じようなことが、どの世界でもある気がします。

 

平凡な、サラリーマンの世界にも。

****************

数年前より私は会社のとあるプロジェクトのリーダーになりました。

最初は、重圧が重すぎて、お断りしました。

驚愕の大抜擢。私、大丈夫か?いや、無理ちゃうか。

プロジェクトリーダーを断った話と、シンデレラのお話と

すったもんだがあり、ボロ雑巾のようになりながら進んでいます。

幸いにも、そこそこ注目され、予算や勢いがついてきました。

それは、選抜したメンバーがめちゃくちゃ良かったのと、役員の1人が支えてくれたからだと思います。

 

大きな社内プロジェクトは3つほど併用して進んでいまして、

違うプロジェクトのリーダーを務める先輩(以下、木下さん)が、

とにかく秀逸。

社内でも、「こんな人いたんだ」と認識され始めました。

 

いや、どちらかというと、

会社に見つかってしまった

気がします。

 

木下さんと私は、4年前より、一緒にバディを組んで仕事を進めていました。

同じ部署に所属しているため、アカデミアとの共同研究や他社との技術コラボも木下&ぽにペアで取り組んでいます。

最初は3人でパシュートでしたが、今はペアのような動きです。

Cランクサラリーマン達の逆襲、それを支えた上司の名言集

その時の記事↑

 

木下さんは大学卒業後、うちの会社の『研究所』ではなく、『町工場』のようなマニアックな部門に配属されました。

そして、その部署で10数年間も働くのです。

誰もが見ないような仕事も、請け負ったら手を抜かず、求められる以上のパフォーマンスを続けてきました。

木下さんの後任の人から聞いた話ですが、理路整然としたExcelのマクロを組み資料を整理していたり、重複した実験や検証をしなくても良いようにデータをまとめていたようです。

誰も見ないかもしれないのに。

 

そんな彼は、数年前に部署異動。

4年前から私と一緒に仕事を始めました。

 

数日一緒に打ち合わせをしただけで、

この人、めっちゃ賢い(滝汗)。

こんな人、会社にいたんだ。

と思うようになりました。

 

どこが賢いかと言いますと、

  • 最短距離で試験区を組む
  • 損切が早い
  • 話が短い(無駄話なし)
  • 要領を得るのが早い

という部分。

全く正反対の私と組むことになり、さぞかし嫌だったと思います。

  • 試験区はいろんな人の意見を取り入れ、皆を巻き込む
  • ねばる、しつこい
  • 無駄話が多い
  • 要領が悪い

あらら。

そう、私と木下さんは、

全く話も性格も合いません

見事に。

 

入社年度は木下さんの方が早いですが、

私と同い年。

 

同じ年生きているのに、こんなに実力や思考回路が違うか?

まぁいいや。

で、この4年、一緒に仕事をしてきて、数えきれないほど討論?闘論?もしました。

私のプロジェクトに関しても、『抜け・漏れ』をオブラートに包まずに指摘してくれました。

 

木下さんは、基本、クールで若干サイコパス的な雰囲気(←コラ)。

 

そんな彼は、瞬く間に会社上層部にも注目され、

持ち前の優秀っぷりを惜しげなく披露。

 

この春、

管理職に昇進しました

ザッジャパンな会社は、50代にしてやっと管理職という方も多いため、かなり早い出世だと思います。

 

あっ?私?

もちろん、今年も昇級試験にも呼ばれずに、ヒラ街道まっしぐらですよ。

 

さて、そんな木下さんから、育休中の私に、

仰天のお電話がかかってきました。

 

続く

 

にほんブログ村 子育てブログ ワーキングマザー育児へにほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ
つづくんかーい。◆妄想だらけのぽにの楽天ルーム ◆一切ためになることを発信しないぽにのTwitter

ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!