『ピンチヒッター』
野球では、ここぞというチャンスや選手の故障時に、バッターを交代し、打席に立つ人がいます。
経験豊富なベテランが起用されることが多く、浮足立つこともなく落ち着いて対応する姿は、頼もしいものです。
さて、我が家、2月に入ってから家族の誰かが不調な状態。
前回の記事でございます。
【ともばたけ】【共働きのススメ】
共働きの難所『出張時』『この日は!』という時の・・子供の発熱
やっと全員復活か・・と期待していた2月7日。
次男がインフルB型と診断されました
あかん。
共働きの綱渡り、いよいよ落っこちる。
木曜、金曜と休まねばと算段してると、実家の母から連絡が。
「滅多に手伝いに行けないし、木~金曜と泊まりに行こうか?」
本当に?ありがとうございます。
助かります。
「朝いちばんの電車に乗ったら、ぽにの出勤時間に間に合うかな?」
ありがとう!!お願いします。
母は、予定を全てキャンセルして来てくれました。
ただ、イヤイヤ期真っ盛りの次男は、やや人見知りぎみ。
体調不良で常に機嫌も悪い。
おかーさん!と叫んで、お正月以来に会う母には、なかなか懐かないかもしれません。
相談の末、長男も保育園を休ませ、3人で家の中で遊んでもらうことにしました。
母の荷物。
登山が好きで、元祖『山ガール』の母は、寝袋も入れてくれています。頼もしい。
母が来てくれた効果
おかげさまで、私と旦那は通常運転で出勤することができました。
今週前半、会社に行けなかった彼は、仕事が溜まっていました。
週後半は、思う存分残業ができ、仕事がずいぶんと進んだようです。
私も、本当は休むはずだった2日間。
これ、貴重!
ということで、いつも以上に集中して業務を前に進めました。
『母に助けてもらってまでして、出社している』という心理のせいか?何だかいつもよりも張り切りました。
会議でも、良い感じの自分がいたような気がします(あくまでも自分比)。
母は、1日目は兄弟をみていましたが、慣れた2日目は次男とゆったり過ごしたようです。
「とにかく子供達をみてて」ということだけを頼みました。
あれやこれやお願いすると、私も甘えてしまい、母自身も疲れてしまいそうなので。
でも、いてくれるだけで十分。
大人の手があると、どんなに助かるか、身に染みました。
ありがとうございます。
エピローグ
ピンチヒッターは、『代打の切り札』や『代打の神様』と表現されます。
ピンチに対面していたグランドで、母はクリーンヒットを打ってくれました。
昨日の夜、またリュックを背負って帰って行きました。
元祖、山ガールか・・とその姿を見て思った私。
いや、待てよ。
もう60歳過ぎてるし、ガールはないか。
婆さんか。
もはや、
ヤマンバか・・
と、こんなに助けてもらったのに、不謹慎な発想をする、娘でございました。
みなさまも、どうぞお身体にはくれぐれもご自愛下さいませ。私は、何とかしのいでいます…