前回の記事の続き。
予想通り、7月初旬に私の所属する企業でもワクチン『職域接種』の案内が来ました。
ちょうどその頃、ニュースでは、
【ワクチンが足りず、新規の職域接種は受け付けない】
という報道がされていました。
そうなんだ。
わが社は間に合ったんだ。
【家族に打ちたい人はいませんか。いたら、OKです。】
という通達もきました。
夫は、彼の職場で接種が決まっていたので、予約はしなくて大丈夫。
夫婦でワクチンが打てる。
ホッとしていました。
余談ですが、
取引先の方で、ビックリするくらい田舎の研究所に勤めている人がいます。
それこそ、車通勤で、密なんて感じたこともない!
という所。
研究所は広い敷地に対し、あまり人数はいません。
大きい企業さんなので、適宜、在宅も取り入れています。
密を回避する理想的な職場。
それにプラスして、もう6月の時点でワクチン1回目の職域接種が終わったとのこと!
ご本人達も、「自分達がこんなに早く打てるなんてビックリした。」と言ってました。
政治的な込み合った事情があるかもしれませんし、
何が正しいのか分かりませんが、
首都圏や地方都市の超密集地にお勤め、かつ在宅が厳しい職場の人が優先されるべきではないか・・とも思ってしまいます。
今回の場合、大企業というだけで、とにかく最優先。
なんだかな~とも感じてしまいます。
さて、私の職場は地方都市ですが、そこそこ人口が多いエリアなので、社内でも打ちたい人達は結構いました。
皆さんが飛びついているのが分かります。
私も無事申し込みを済ませ、社内の予約表にも名前が載っていました。
そんな中・・
ある日、お家に帰ると、ポストの中に封筒が1枚。
役所からワクチン接種券でした。
当時、職域接種の人は【接種券がなくても受けられます】という報道を見た私。
自分が捨てることで、他の受けられない人に譲れるかも・・
と何の科学的根拠もない持論と、罪悪感もありまして・・
もう職域が決まっていますし、
接種券を処分しました
はい。
捨てた数日後、
所属企業から驚愕のお知らせが届くのです。
その日、社内の一斉メールを見た私は、
手がかすかに震えました。
職域接種を受ける予定の皆様
前略。
今回、弊社のワクチン数が全員分足りませんでした。
よって、新型コロナワクチンの職域接種を中止にいたします。
えっ・・
職域接種が中止だってよ!
どうしよ。
接種券、捨てちゃった!!
【つづく】
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