結局、人生って9割以上は我慢で、わずか1割あるかないかのチャンスに自分のしたいことをぶつけるものなのかな~と、しみじみ思わされる出来事がありました。
今日はそんな話をさせてください。
新卒から20年以上、同じ会社で働く私ですが、正直なところ評価は平凡そのものです。
特許を取っても、役立つ技術を残しても、ポジションはヒラのヒラ。
ここ数年は「もうどーでもいいや…」と半ば投げやりになっていたところに、なんと社長賞の話が舞い込んできました。
「えっ?こんなことってあるの?」と驚くとともに、これは子育てや中学受験、仕事と子育ての両立に悩む日々とも通じるものがあるなと感じたのです。
小学生のサッカーで見えた「我慢の時間」の大切さ
うちの小4次男は地元でそこそこ強豪のサッカークラブチームに所属しています。
毎朝6時過ぎに起きて、夫と2人で朝練。眠くてブーブー言う日もありますが、健気に頑張っています。
次男は小学校では「サッカーが上手」と言われていますが、クラブチームではレギュラーになれるかどうかの当落線上。
そんな中、先日公式戦があり、絶対的エースが熱で欠席。レギュラー争いは一気に激化しました。
次男にとってはまさにチャンス。
しかし、自分が決めよう決めようという気持ちが先走り、無理な位置からのシュートが増えてしまったようです。
逆に、今まで目立たなかった子が「チームのために動く」ことで良い位置取りをし、見事ゴール。
次男も「もっと周りを見て動けば良かった…」と帰宅後に反省していました。試合は快勝でしたが、次男にとっては大きな学びのある1日となりました。
中学受験も同じ「我慢とチャンスのバランス」
これは実は、長男の中学受験でも感じていることです。
我が家の長男は、地道な積み重ねが得意なタイプではなく、正直コツコツと勉強を続けるのは苦手です。
でも、中学受験は日々の小さな努力の積み重ねがものを言う世界。
模試の成績が思わしくなかったときも、焦るのではなく「今は我慢の時期」と腹をくくり、地道に取り組むしかありません。
そして、受験当日というわずかな1割のチャンスの日に、自分の力を出し切れるかどうか。
これが本当に大事。
だからこそ、「中学受験は親子の我慢の連続であり、その中にわずかなチャンスが光る」そんな気持ちで臨んでいます。
仕事だって「市場が求めること」を見極めるのが大切
そして仕事も同じです。
自分がやりたいことを突き進むだけではなく、「市場が求めること」や「マネタイズできること」をしなければビジネスは成り立ちません。
さいきんポッと出た社長賞の話も、
まさにその我慢の積み重ねの中で、
たまたま巡ってきた1割のチャンスだったのかもしれません。
我慢の中で光るチャンスを見逃さないために
こうして考えると、
人生も仕事も中学受験も、
小学生のサッカーも、
結局は9割が我慢の時間。
その中で巡ってくるわずかなチャンスに、自分の力を全力でぶつけられるかどうか。それが結果を左右するのだと思います。
なんだか、考えさせられた週末でした。
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