先日、電車に乗った時にたまたま近くにいたサラリーマン2人が話していました。
1人は40代後半くらい。
もう1人は30代くらいの方。
どうやら40代の方の奥様が、専業主婦から働き始めることにしたらしい。
で、そのオジサマが言っていました。
「嫁が働き始めて、めちゃくちゃ大変なんだよ~」
と。
なるほど。
彼曰く、朝も高校生と小6の子ども達に手伝ってもらっているらしい。
洗濯干すのも、ご飯作るのも、
今まで奥様がしていたことを家族でシェアし始めたとのこと。
夜に洗濯物を干して、
朝は早めに起きて朝・お弁当・夜のおかずを作って、
食器も家族で洗って、拭いて、しまって・・
仕事は始めたけど、子ども達の習い事の送迎は以前変わらず奥様して、
とにかく、とにかく大変だ~~!
と言っていました。
うむ。
一方で、私の周りにはネイティブワーキングマザーが沢山います。
ネイティブワーキングマザーって何やねん!
ってところですが、育休は取ったとしても何だかんだでずーっと働いている人です。
彼女たちは、文明の利器に頼ることもサービスに頼ることも上手。
なんなら、一軒家は選ばずに駅に近い中古マンションを購入する人が多かったり(もちろん私調べなのでサンプル数は少ないですよ)。
- 食洗機
- 衣類乾燥機
- ルンバ(ルンバを見越した部屋選び)
- ホットクック
このような家電を駆使しています。
お惣菜などの中食や冷凍食品の使い方も上手。
そうなってくると、家事の時間も短いようで、
快適に過ごしている
ように見える。
実情は大変だと思いますが。
子どもはまだ小さくて、保育園の送迎や学童のお迎えも大変ですが、何とかやりくりしています。
こんなにスマートに過ごせる?!
というくらい身だしなみもキチンとしている人が多い。
彼女たちの子どもと自分の子どもが同じくらいだったころ、私はもっと悲壮感漂ってたけどな・・
他方、我が家も長男が小5になり中学受験の大変さはありますが、グッとラクになりました。
小学校高学年と乳幼児、幼児は全く手のかかり方が異なります。
さて。
冒頭に紹介したオジサマのお家。
高校生と小6のお子様ならば、ご自分でできることも多いのでは?
と思ってしまいますが『生まれてからずーーっと当たり前に母親が何でもしてくれた』文化にいると母がいない生活はキツイでしょう。
でも、ある意味、
このご家族にとって、とってもプラスに働く気がします
収入面でも、
お家のアレコレを習得する機会面でも。
最低賃金も上がりつつある昨今。
専業主婦だったお母さん達が「インフレもキツイし、前よりも時給上がっているし、働こうか!」となるご家庭も多いはず。
お家のこと、今まで維持してきたクオリティは無理かもしれませんが、プラスになることも多いと思います。
実際、働き始めたお母さん達は皆総じて、
「大変だけど、楽しい!」
と言っています。あくまでも!私の周りでは。
もちろん、長年のブランク有りで社会に揉まれるため、適応できない人も一定数いると思われます。
また、社会も追い風がビューンビューン吹いています。
企業も人員不足の所が多い。
おいそれと人を採用できなくなっているため、雇用される方の条件は向上している。
昔は週5だったパート社員の方々は、
最低賃金も上がっていて扶養の範囲で働くと週3や週4になっています。
私が学生の時、昼間のパート・アルバイト代って700円台だった記憶があるのですが。
時代は変わりましたね。
シリコンアイランドと言われる九州の半導体が盛んなある地域では、
パート従業員の取り合い合戦が激化しているとか・・
とにかく。
インフレは確かにキツイですが、
時給は上がっており、
ちょっとでも働くと前よりもお金がもらえる時代になっているようです。
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