お待たせしました。
胸の違和感の続きです。
はぁ~~
技師さんが確認してもやっぱり『しこり』はあります。
「はい、機械の正面に立ってください。」
ぼーっとしていると、いつのまにかマンモグラフィの部屋に通されていました。
中央に立ち、片方の胸をプラバンみたいな透明な板の上に乗せます。
失礼。訂正します。
乗せるほどないのです。
ちょっとの脂肪を寄せて寄せて、これでもかとかき集め・・
上から降りてくるこれまた透明な板に、ギューギュー胸を押し付けられ、
もう痛いのなんの。
ウグッ
息が止まりそうになります。
「はい、息を止めてください。写します。」
ちょうど止まっております。
パシャ!
「はい、反対側にしましょう。」
でも、担当技師の方が女性で良かった。
昔、マンモグラフィを大きな病院で撮った時、技師は男性でした。
しかも、長身のイケメン。
ダルビッシュそっくりの若い男性でした。
もう、自分の胸をダルビッシュにギューギューされ、ぺちゃんこ写真を撮られるなんて、嫌で嫌でたまりませんでした。
それ以来、マンモグラフィ担当者は女性でありますように・・
と小さく願うようになりました。
別に、医師の方が男性でも構わないのです。
マンモだけは女性がよい
どうでも良いこだわりです。
さて。
撮影が終わり、本丸である医師の診察を待ちます。
何だかキレイな医院で、技師さんやスタッフさんみんなお綺麗。
「ぽに様」
名前が呼ばれ、診察室に入ります。
「えーっと、左側にしこりを感じるとのことですね。」
そうです。
私は10年くらい前に良性のしこりを摘出したこと、今回も心配になって来たことを伝えました。
「では、触診をさせてもらいますので、そちらのベットに横になってください。」
ベットに横になり、妊娠の時のエコー検査と同じようなゼリーをペタリと塗られます。
グリグリと左側を写します。
「う~~ん」
と先生。
「あっ、あったあった。これですね。確かにありますね。」
しばししこりを確認。
エコー写真を写します。
大きさを軽く確認。
「一度、起き上がって、そちらに座って下さい。」
ゼリーを拭いてもらい、医師の前に座ります。
で、どうでっしゃろ・・
「う~ん。大丈夫だと思います。この感じだと。まず、悪いものではない印象です。」
ホッ。
ただ、病院に行く前に、細胞の研究を専門としていた夫に、
「必ず細胞培養をしてもらって。」
と口酸っぱく言われていました。
(のちほど、読者さんよりアドバイスを頂きました。「穿刺吸引細胞診」というらしいです。)
「医師であっても、やっぱり人間。もしかして見落としや例外はあるかもしれない。培養検査をして本当に良性か診てもらって。」
と言われていました。
してもらえない場合は?と夫に聞くと、
「違う病院に行ってみよう。」
とのこと。
わかった。
医師は、患者の私に「大丈夫です」と言ったものの、
どうも不安で怪訝な顔をしているのが分かったのでしょう。
「う~ん。納得いかない顔をしていますね。」
すみません。
10年前の摘出前も、細胞の培養検査(穿刺吸引細胞診)をしてもらいました。
先生の見立てを信じていますが、念のためお願いできませんでしょうか。
医師にお願いするのって、
言葉選ぶわ~
しなくてよいと言われたら、
大人しく引き下がって、他のクリニックに行ってみよう。
すると、
「分かりました。ちょっと取ってみましょう。」
と言って、準備を始めてくれました。
そして、本当に渋って良かった。
細胞を取ってもらって良かった。と思うことが起るのです。
続きます。
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