胸の違和感と、まさか・・を考えた時⑥

お待たせしました。

胸の違和感の続きです。

  1. 胸の違和感と、まさか・・を考えた時①
  2. 胸の違和感と、まさか・・を考えた時②
  3. 胸の違和感と、まさか・・を考えた時③
  4. 胸の違和感と、まさか・・を考えた時④
  5. 胸の違和感と、まさか・・を考えた時⑤

はぁ~~

技師さんが確認してもやっぱり『しこり』はあります。

 

「はい、機械の正面に立ってください。」

ぼーっとしていると、いつのまにかマンモグラフィの部屋に通されていました。

 

中央に立ち、片方の胸をプラバンみたいな透明な板の上に乗せます。

失礼。訂正します。

乗せるほどないのです。

ちょっとの脂肪を寄せて寄せて、これでもかとかき集め・・

上から降りてくるこれまた透明な板に、ギューギュー胸を押し付けられ、

もう痛いのなんの。

ウグッ

息が止まりそうになります。

「はい、息を止めてください。写します。」

ちょうど止まっております。

 

パシャ!

「はい、反対側にしましょう。」

 

でも、担当技師の方が女性で良かった。

昔、マンモグラフィを大きな病院で撮った時、技師は男性でした。

しかも、長身のイケメン。

ダルビッシュそっくりの若い男性でした。

もう、自分の胸をダルビッシュにギューギューされ、ぺちゃんこ写真を撮られるなんて、嫌で嫌でたまりませんでした。

 

それ以来、マンモグラフィ担当者は女性でありますように・・

と小さく願うようになりました。

 

別に、医師の方が男性でも構わないのです。

マンモだけは女性がよい

どうでも良いこだわりです。

 

さて。

 

撮影が終わり、本丸である医師の診察を待ちます。

何だかキレイな医院で、技師さんやスタッフさんみんなお綺麗。

 

「ぽに様」

 

名前が呼ばれ、診察室に入ります。

「えーっと、左側にしこりを感じるとのことですね。」

そうです。

 

私は10年くらい前に良性のしこりを摘出したこと、今回も心配になって来たことを伝えました。

「では、触診をさせてもらいますので、そちらのベットに横になってください。」

ベットに横になり、妊娠の時のエコー検査と同じようなゼリーをペタリと塗られます。

グリグリと左側を写します。

 

「う~~ん」

と先生。

「あっ、あったあった。これですね。確かにありますね。」

しばししこりを確認。

エコー写真を写します。

大きさを軽く確認。

 

「一度、起き上がって、そちらに座って下さい。」

ゼリーを拭いてもらい、医師の前に座ります。

 

で、どうでっしゃろ・・

 

「う~ん。大丈夫だと思います。この感じだと。まず、悪いものではない印象です。

 

ホッ。

 

ただ、病院に行く前に、細胞の研究を専門としていた夫に、

「必ず細胞培養をしてもらって。」

と口酸っぱく言われていました。

(のちほど、読者さんよりアドバイスを頂きました。「穿刺吸引細胞診」というらしいです。)

 

「医師であっても、やっぱり人間。もしかして見落としや例外はあるかもしれない。培養検査をして本当に良性か診てもらって。

 

と言われていました。

してもらえない場合は?と夫に聞くと、

 

「違う病院に行ってみよう。」

とのこと。

 

わかった。

 

医師は、患者の私に「大丈夫です」と言ったものの、

どうも不安で怪訝な顔をしているのが分かったのでしょう。

 

「う~ん。納得いかない顔をしていますね。」

 

すみません。

10年前の摘出前も、細胞の培養検査(穿刺吸引細胞診)をしてもらいました。

先生の見立てを信じていますが、念のためお願いできませんでしょうか。

 

医師にお願いするのって、

言葉選ぶわ~

 

しなくてよいと言われたら、

大人しく引き下がって、他のクリニックに行ってみよう。

 

すると、

「分かりました。ちょっと取ってみましょう。」

と言って、準備を始めてくれました。

 

そして、本当に渋って良かった。

細胞を取ってもらって良かった。と思うことが起るのです。

 

続きます。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!