英語がダメということについての連載です。
入社した当時、アメリカに10年以上赴任していた個性的な中年社員がおられました。
その方は、
ルー語のような英語をよく話していました。
ミーのマイアンブレラはどこ? とか・・
海外との交渉がめちゃくちゃ上手という噂をいくつも聞きました。
あの製品の導入時にも彼がいた、
この技術は彼が海外で見つけてきた。
それだけ聞くと、ブイブイやっているビジネスマンです。
しかし、アメリカに10年以上いたのに、
TOEICのスコアは、
400あるかないか
嘘やろ。
海外経験者は800くらい取るぞ。
でも、そのスコア的には低い語学力で、
ガンガン交渉をしてきました。
「僕は、イングリッシュが得意じゃないんだよね~」
定年退職された今でも伝説になっています・・
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PCの前で、は~~とため息をする私。
英語が不得意なことをみんなに告白してしまった。
しかも、掲示板(teams)の関係者グループで。
「ぽにさんって、英語、できるんだよね」
って思われたかったけど、誤魔化しようもない。
よく見ると、この関係者グループ、40名以上が参加しています。
いろんな部署の方がいるのに、多方面にバレてしまった。
恥ずかしい。
英語、やってこればよかった・・
シンプルに後悔。
またまた得意な言い訳をすると、
私は10年ほど前、
『英語』をするか『数学・統計・プログラミング』をするか迷った時期がありました。
前者はテキストも教室もリッチにありました。
後者は当時はまだ、手探りな感じでした。
で、迷った末『数学・統計・プログラミング』を始めることにしました。
一番の決め手は、
レア度が高いかどうか
英語については、社内でこの人!という人がゴロゴロいます。
私ごときが出来たとしても、埋もれてしまいます。
しかし、『数学・統計・プログラミング』は当時まだこの人!という方を1人・2人しか聞いたことがありませんでした(調査不足かもしれませんが)。その方々は、どちらかと言うと、『PCに詳しい』オタクのような位置で、解析をする人の枠はポコっと空いていました。
よし。
解析枠を狙おう!
私のようなスペックの低い人間は、いかにニッチを狙うか
がキモになります。
で、今に至ります。
その解析が実り、海外との会議にメインキャストとして呼ばれました。
おや?
そう考えると、英語だけを選択すると、
今頃社内で埋もれに埋もれ、
このような海外との会議にも呼ばれなかったでしょう。
そう考えると、10年前の私のチョイスは間違っていなかった。
英語を切り捨て、統計やプログラミング解析を優先したから今の私がいる。
しかし、
切り捨てた英語でピンチ!
と思っていると、ピコ!
社内チャットが鳴りました。
なになに・・
ぽに様
~中略~
風の噂で英語があまり得意ではない(違ったら失礼!)と聞きました。
もしよろしければ、今、うちの会社でデモを試そうとしている『同時翻訳アプリ』を使ってみませんか?
当日、temsでつなぐのであれば、いけると思います。
海外系部門 課長
なにーー!!!
『同時通訳アプリだと?!』
そんなドラえもんのようなソフトが出てきたのか~!!
恥もかいてみるもんだな~
でも、そこには大きな落とし穴が待っていたのです。
続きます。
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