英会話教室に行っていたけれども、英検5級に落ちた問題の続きです。
我が子達は大手の駅前留学系英会話に、昨年から通っています。
なかなかの金額で1人18000円/月というヒエーー!!ってなるほどの教育投資をしています。
ネイティブ60分、日本人講師60分の手厚い内容。
一緒に受けている生徒達とも良好な関係を続けているようで、今の所「行くの嫌だ」と言われたことはなかった気がします。
「嫌なら即辞めてよいから言ってくれ!」と私と夫に言われているからかもしれませんが。
さて、英検に落ちた小4長男。
昨年1年、小3の時に英会話スクールで学んだ内容は、
徹底的な英語基礎
具体的には以下です。
- ABCを大文字・小文字、完全に覚える
- フォニックス(発音)を徹底する
- 音でいろんな英語に触れる
- 自己紹介ができる
- 5W1Hの応答が少しできる
- be動詞、一般動詞の簡単な使い方が分かる
大人の目からみても内容もリッチでしたし、英語スキル0を1に上げてもらったことはお金はかかりましたが良かったと思っています。
私や夫が教えるにはスキルが足りなさ過ぎます。
おかげ様で数か月に1回行われるネイティブとのテストではほぼ100点、スクールからも「語学力の進捗問題なし」と太鼓判を押してもらいました。
この調子で大丈夫だろう。と親子ともに思っていました。
しかし、
英検5級に落ちました。
そう、何が悪かったのか、
ペコパ並みに振り返るとします。
時をもどそう!
2023年4月。
小4になった長男は新しい通常レッスンと英検5級のためのオプション授業を別日で受け始めました。
- 火曜日→通常英会話
- 水曜日→英検5級のオプション
という感じです。
前回もお話しましたが、オプションは全8回授業。
英検直前の当日まで90分間の講義を受けます。
前回の英検は6月3日(日)だったので、ちょうど4~5月を丸まる使うスケジュール。
宿題もガッツリ出まして、
1週間に100単語を覚えてこよう!
というノルマもあり。
結構ハードです。
このノルマ、長男は本当に嫌がり単語帳を開けようともしませんでした。
我が家は元々【読書の時間】を夜の20時30分~21時に作っています。
数年前から夜に絵本を読んだり、読書をする時間を頑張って捻出していました。
その時間をそっくりそのまま英検のアレコレをする時間にあてるため、勉強習慣としては無理はなかったよう。
勉強のためにダイニングに集まること自体は、子ども達は比較的ノリノリ。
ですが、英単語は覚えたくない。
しかもただ覚えるのではなく、5回ずつ書くことも宿題でした(1週間に100単語5回ずつ書く・・)。
これが本当に嫌だったようで、
「書く意味が分からない」
とブツブツ言われました。
書かないと文字を覚えないよ~と言って促しましたが、
「ん?書いてる意味が分からないってどういうこと?漢字を書き取りで覚えるように、英単語も書いて覚えないできないでしょ。」
と言い促しましたが、
何だか納得いっていないようで、鬼遅いペースで書き写します。
英検が終わった今、私なりに考察してみると・・
おそらく長男は、
象形文字やハングル・アラビア文字などよく知らない、
謎の暗号をなぞっている気分
だったようです。
要するに、
『覚えるという回路が動いておらず とにかく業務をこなす』ある意味手の運動だった気がします。
なんでこんなのやってるねん!
という雰囲気満載。
癇癪も起こされましたし、ペースも遅く、やる気もなく、親子共にイライラしかありませんでした。
どうやら、
『耳で学ぶ英語』と、
『読んだり文法を学ぶ英語』は、
全く頭の筋肉や使う経路が異なる。
前者は0から1にする作業を英会話スクールで見事に習得できましたが、うちの長男は後者を0から1にすることが出来ていなかったようです。
完全な取りこぼしです。
個人によると思いますが、幼い頃から耳で英語に触れ合っていたとしても、きちんと単語を覚えたり文法を学ぶ行程を踏まないと、英語の定着はしない。まぁ当たり前といえばそうですが。
この後者の定着『きちんと単語を覚え、文法を定着させる』が長男には鬼門でした。
ここ1年、英会話スクールではネイティブの先生に褒められ、英語が得意かも~と思っていただけに、上手くいかない単語覚えやアレコレにストレスが溜まっているのが分かりました。
一方で、4~5月の英検勉強期間に意外な『副産物』と『きづき』がありました。
それが長男の大きな大きな財産になると予想しています。
長いので次回ラストにさせて下さい。続きます。
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