⑤最終回*英語が苦手だと待っている未来はどうなるの?弊害ってあるの?

前に、昔からの友人に言われました。

 

「ぽにって、

宇宙飛行士の募集に応募しないの?」

 

ほえ?

 

驚く私。

真面目な顔で続ける友人。

 

「宇宙飛行士、今募集中だって。自分の研究テーマを宇宙でしてみたいとかないの?」

 

待って待って。

無理だよ~

 

「そんなこともないでしょ。

30-40代で研究を続けている女性って、

意外と少ないし宇宙空間は放射線の影響もある。

今から妊娠する若い女性は避けたいところ。

その点、3人出産したオバサンは色んな面でクリアしてるでしょ。

今いる業界では面白い研究をしてるんじゃない?

応募してみれば?」

 

ははは。宇宙飛行士募集で来る人って、超絶優秀な人でしょ。

ないない。

「なんで?」

大真面目に食い下がる友人。

「募集要項みてみなよ。応募してみたら?」

その場でスマホで要項をみてみます。

 

ふむふむ。

面白そう・・

いやいや、でも応募しないよ。

 

「何でさ?」

 

うーん。

一番の理由は・・

英語が問われるもん

 

大真面目な顔で返す私。

 

そう。

私は英語が苦手です。

 

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続きものの最終回。

お待たせしました。

海外とのミーティングに、英語アプリを使うっていうお話。

  1. 英語が苦手なサラリーマン。海外とのwebミーティングの主担当に。本当にヤバいよヤバいよ~!
  2. ②捨てる神あれば拾う神あり?海外とのwebミーティングで英語が壊滅的なことがバレちゃった!?
  3. ③有料『英語翻訳アプリ』ってどうなの?使いたい人は私以外にいないのか?!
  4. ④頼みにしていた『英語翻訳アプリ』が海外との会議直前にフリーズ!その時、もっとフリーズしたのは・・

 

会議の直前に、本当はteams(Microsoftのアプリ)で会議する予定がzoomですることになりました。

それがダメだったのか?

teamsではちゃーんと動いていた『英語翻訳アプリ』がzoomでは、

フリーズ。

 

もっとフリーズする私。

 

でも、当たり前ですが、

会議は進みます

 

だって、海外から参加される方は関係ないんだもん。

日本の参加者(あっ私です!)が勝手に翻訳しようとしているだけですから。

 

なーんにもなかったように、

海外4拠点くらいがインしてきました。

 

みんなバンバン英語で自己紹介をしています。

私はアプリを何とか動かそうと必死にPC前でガタガタします。

アプリ責任者の他部署女性は、青ざめながら、

「ぽにさん、一度、自部署に戻って、もっと詳しい人に聞いてきます。ダメだったら電話でアプリ会社にアドバイスもらいます。」

と言って、

PCと共に去っていきました。

マジか。

 

しゃーない。

そこから、分からないながらも、

会議に参加しました

当たり前ですが。

 

やっぱり、会話は分からない部分が多かったです。

でも、自分の専門なので、スライドだけで分かることも多々あり。

結局、専門分野さえキッチリおさえておけば、何とかなりました。

 

どうしても分からない所は、

会議室にいるメンバーに、

「今、○○について、開発が難しいと話していましたよね。

とはいえ、我々にとっては重要です。

やってもらいたいんで、お願いしてもらえませんか?」

と通訳してもらいました。

お前が英語で話せよという場面でしたが、先に「自分、英語出来ないのでサポートお願い!」と言っておいたおかげ?で、周囲も手伝ってくれました。

 

2時間程の会議でしたが、あっという間に過ぎ、

特に困ったこともなく終了

ふーー

良かった。

 

会議が終わって後ろの席に行くと、アプリ担当の彼女が座っていました。

どうやら途中からアプリが正しく起動したようです。

 

「ごめんなさい。ぽにさん。」

いいよいいよ。

またアプリを使わせて下さいな。

 

途中からで良いから、翻訳がどんな感じか見せて。

議事録のように、1文1文ログを取ってくれる機能があるみたいなので、見せてもらいました。

 

・・・うーーん

なるほど。

参加者の中で、多分英語ネイティブではない方で、めっちゃ聴き取りづらかった方がいます(まぁ私も人のこと言えないのですが)。

 

その方の話したことは、

翻訳機能を使っても、何を言っているのか分からなかった・・

 

要するに、

人が聴き取り易い文章は翻訳アプリでも聴き取り⇒翻訳が楽勝ですが、

ん?という発音の方はアプリも聴き取り困難。

翻訳は、バグが生じていました。

 

これって機械あるあるでして、

人間がサラッと出来ちゃうことは、

機械化しやすいのですが、

サラッと出来るので、その機能はいらなかったり・・

自動化や作業効率によくある話です。

なかなか難しい。

おっと。

話が逸れました。

 

とにかく、アプリは会議にはめちゃくちゃ役に立った訳ではなく、

導入するかどうかはもう少し検討するようです。

 

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宇宙飛行士の募集を推してきた友人。

私の英語が苦手だから

発言に対して、

 

「そうか~うーん。しょうがないか。」

と残念そう。

 

うん。

せっかく推してくれたのにすまぬ。

 

その分野の技術や立場的なチャンスがあっても、

英語が苦手という点で尻込みすることって、今までに沢山ありました

 

海外出張も、語学力の自信のなさにお断りした時が多々あります。

転職に対しても、英語に自信がないこともあり、

外資系はちょっと・・となる自分がいました。

 

思い返してみると、

多くのチャンスを逃してきました。

 

一方で、他の人が『英語』に時間を割いている時に、

  • 科学的な専門分野
  • プログラミング
  • 数学、統計

を磨いた自分もいます。

それが今の私の礎となりました。

 

ところが勤続15年以上。

ベテランになり、

責任やプロジェクトを引っ張る立場になってくると、

英語が苦手なことで生じる、弊害が大きくなってきました。

時代も『英語苦手だけど何とかなる』で、

逃げ切れなくなってきました。

 

うん。その通り。

 

じゃあ、いつやるの?

今でしょ。

 

10年前に流行った流行語を思い返し、

無理のない範囲で、

2023年は重い腰を上げるとします。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!