なぜか人気シリーズ『二月の敗者』。読み方によっては『二月の歯医者』。
そーそー、最近、敗者でマウスピースを作ってもらったんです(なんの話や)。
夜の歯ぎしりと食いしばりように。
すると、何ということでしょう~~
朝起きた瞬間の肩こりがなくなった!!
毎朝ビックリするくらい凝っていて、ダルおも~~ってなっていたんですよ。
それがなくなった!
おっとおっと。また脱線しておりましたね。
さて、二月の敗者である私の家庭教師だったS先輩のお話。
はじまりはじまり~~
S先輩は、自転車で行ける近所の高校を選びました。
今でこそその高校は普通よりもちょっと良いかな?くらいのシブいランクの学校ですが、当時はそこまでではありませんでした。
では、なぜS先輩はその高校に進学したか?
自転車で通えるから?
ノンノン。
生徒会に入りたかったから
そうです。
中学校の頃の生徒会が本当に楽しかったようで、高校でも生徒会を目指しました。
今ではコンプラ違反で絶対ダメだと思うのですが、当時の生徒会は結構な時間まで中学生が残っていました。
生徒会に入っていた我が姉は、門限が厳しいうちの母や父が迎えに行っていました。
【生徒会に入る=帰りが遅くなる】ことを見越し、S先輩は自転車で通える距離の高校に進学しました。
しかし、学校によっては、生徒会って『目立たない存在』の所ってありませんか?
私も中学校の生徒会はキラキラリア充が多くて、生徒会の存在自体が人気でしたが、進学した高校の生徒会は、うーーん。どうだろ。盛り上がっている感じはなかったです。
我が我が!と立候補していたかな・・むしろ、静かでコソコソしていたイメージが。
で、S先輩の進学した高校もあまり生徒会が盛んではなかったようです。
結局、念願かなって生徒会長になったようですが(それはそれで凄い)、
中学の時ほどの手ごたえはなかったようです。
ところが!
先輩のこの『生徒会のために自転車でいける距離』を選んだことは功を奏します。
というのも、うちの実家の近所はどちらかと言うとベットタウンのため、
寄り道するところがない
そうなってくると、家と学校の往復をひたすらする。
自転車で10分もかからず行ける距離。
ということは・・
大学受験の勉強が、めっちゃ出来たんです。
で、塾にも家庭教師もつけず、
親が熱心な訳でもなく(確かご両親は高卒と言っていました)、
先輩は、
超難関大学に現役合格します。
進学を考える人にとって、学校までの距離ってすごーーく大事。
遊びまくり、浪人した私が言うのもナンですが、
私は3つほど電車を乗り換え、駅からバスで行く学校に進学しました。
乗り換えの駅の1つは関西でも人気の駅です。
ええ。
誘惑が、めちゃくちゃある駅
高校生御用達、マクドナルド、ミスド、ケンタッキー、書店、カラオケ、コスメ系小売店・・何でもありました。
誘惑にすぐにボロ負けする私は、駅周辺でそりゃもう、お金はないけど楽しく過ごしましたとさ。
ちゃんちゃん!
S先輩は難関大に通い、
近所のおバカな女子高生に教えることになりました。
授業はというと・・
ごっついスパルタでした。
なんせ、高校生活遊びまくり、英単語1つまともに覚えなかったため、
1日に40個は絶対に覚えろ。
何としてでも!という課題を皮切りに、
まぁ、いろいろ勉強しました。
ビリギャルの方がまだ高2で気が付いているからマシです。高3の夏からのスタート。ギャルでもないフツーの勉強していない高校生。
とにかく、スタートは暗記・暗記!!
ひぇ~~~
高校生活、サボると良くないな~ということがよく分かりました。
一方で徐々に暗記した記憶という点が徐々に線になる瞬間、
パッと答えがひらめいたり、
思考をだどり説明するのは面白くもありました。
S先輩のおかげで、
勉強の楽しさが分かりました
ハッキリ言って、中学までは教科書を丸暗記するという力技で何とかしていた部分があります。
塾にも行かず、手探りで独学だった私は、
勉強の基礎もグラグラしていました。
しっかり学ぶことにより、
後に修士論文を書くときにも本当に役に立ちましたし、
今、企業で研究員として働いている時の
- 集中の保ち方
- 最適解までの最短距離の測り方
- 塵も積もれば山となるの威力の確信
等など、ベースになったのは間違いありません。
勉強って大事~!(今さら)
私の場合は、手取り足取り教えてもらって良かったです。
これが、予備校の生徒の一人だったら、埋もれに埋もれ、中学の頃のように暗記ばかりに頼り、ノートを取ることに満足し、ぜーんぜん分かっていなかったと思います。
その後、S先輩は賭けに出ます。
それは・・
次、このお話は最終回にします!
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