テレビなどで芸人が、
「ここをバーーっと行って、ガーーっと曲がったら」
とか勢いよく喋っているのをみて、笑い転げることがあります。
こんなトークができたら、楽しいだろうな~とも思いつつ、
いやでも私は芸人でもないからね。
トーク術は特に必要ない。
一方で、ちょっと気を付けたいなぁと思っている事。
擬音語で説明しないこと
「これをガバっと取ると」とか、「ワチャワチャ人がいて」とか、
私は社会人になるまで頻繁に使っていました。
芸人なら良いのです。
分かりやすいですし、想像が掻き立てられ、スピードが出ます。
でも、ビジネスマンとして、そして大人の女性としては、『言葉でちゃんと説明したい』。
そう、強く思ったキッカケは、14年ほど前。
入社して2年目の時に、新入社員で入ってきた彼女(るりちゃん)と仲良くなってからです。
るりちゃんは、キッチリしたザッツ・リケジョ。
話も論理的だし、しっかりしています。
私とは全く性格は違いましたが、何だか気が合いました。
彼女は、人との付き合い方も上手。
実験の組み立て方も筋が通っている。
何より、このるりちゃん、凄いんです。
日本語の使い方が完ぺき
『れる・られる』、『尊敬・謙譲』、全く間違えない。
国語の活用が完ぺきなのです。
初めは、硬い、NHKのアナウンサーのような言葉のチョイスだな・・と思っていたのですが、
ん?と思う言葉遣いや日本語が全くない。
もちろん、擬音語で表現することもありますが、それはフランクな会話の時、極々まれに。
同年代の人と比べ、圧倒的に語彙力が豊富。
そうなると、
めちゃめちゃ賢そうに見える
いや、実際、賢い子だったけど、
どこに出しても恥ずかしくない言いますか、
品があるように感じるのです。
はい。
私も彼女を真似て、擬音語卒業を試してみました。
単語を置き換えるだけなら簡単かな・・と思っていたこの作業。
なかなか難しい。
ガーっと行ってとか、ワーッと話してとか、音での表現って便利。
擬音語で説明していた部分を立ち止まって、どの単語が良かったんだろうと精査する日々。
難しい表現過ぎると、気取った鼻につく感じにもなるので、簡単な表現で相手に伝わりやすくするにはどうすれば良いか・・
全ての会話に気を付けていると、疲れてしまいますが、
少しずつ、練習を重ねました。
日本語の文法の本も買ってみました。
参考になった一方で、
読むよりも、やっぱり実践が大切。
苦節14年。
おかげさまで、昔に比べて擬音語が劇的に減りました。
考え方や内容は変わりませんし、エッジの利いたカッコイイ表現なんて無理です。
ですが、説明が昔よりも人に届くようになった気がします。
アラフォーの今、本当に試していて良かったなと思います。
出張や懇親会で初めてお会いする方にも、昔よりも丁寧にコミュニケーションが取れているような気がします。
と言っても、まだまだな部分は沢山。
早口ですし、よく焦ります。
課題は山積です。
さぁ、次のステージへ。
もっと落ち着いて、エレガントに、年を重ねると共に変わりゆく表現を楽しみたいです。
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