中受なし!高受組は『それなりの対策』が必要じゃないかなーと中受を調べていると改めて感じるのです

中受の情報を調べていると、

こりゃ小学校の時点でかーなーり、差がつくよ

って思ってしまいます。

 

私もこの世界を覗くまでは、中受しなくても地元の中学校からで全然間に合うでしょ。

って高を括っておりました。

 

でも、違うようです。

昨今の中受熱は異常だぜ。

都内だけだと思っていましたが、

我らが関西の地方都市もちゃーんとアッチッチと過熱していました。

 

なんでみんな中受するのか。

中受のアドバンテージやメリットって何なのか?

箇条書きにしてみます。

決して、煽るつもりはございません。本記事のメインは後半部分です。我慢してご覧ください。

【中受アドバンテージ】

  • 大学受験の素地となるような国語のノウハウを習う→地味にここは大きい
  • 中学、高校で習う社会や理科の素地や基礎も学ぶ→一般常識レベルは楽勝になる
  • 算数は中受しない子供の50倍くらい勉強するんではなかろうか(もちろん自分比、肌感覚)
  • 合格した場合、学校にもよるが中学+高校で習うカリキュラムを5年で終了することになる
  • 高校最後の1年は大学受験準備にあてられる

 

なかなかのアドバンテージ。

ほんでもって、中受偏差値50は一般的にプラス10~15くらいと言われています。

中受で55以上の学校を受ける実力があるだけで結構凄い。

いや、偏差値50に挑戦するだけでも立派。

 

知らんかったよ。

我が子が受験したいって言うまで。

 

なので、中受の準備をして、かつ偏差値55以上を目指す時点で、

とーーっても勉強している

 

そして、受かった子ども達は本当に実力がある。

(逆に実力なくして受かってしまうと、苦痛だろうな・・。自分の学力に合った学校を選ぶのは本当に重要。)

冗談抜きで。

 

一般的に偏差値60~65以上に局在する層がスコンと中受でいなくなる。

その中には、エスカレーターで大学に進学する生徒もいるでしょうが、多くの生徒は大学を見据えて勉強します。

 

中受勝者軍団の中でも猛者達が、

各々それなりに勉強して、

大学受験の時にシャバに戻ってくる

 

ゴクリ。

 

さぁ、ここからが今回の本題。

中受軍団に、地元公立中学進学組はどう立ち向かうべきか?

 

中受しない子供達が、

どうかいくぐっていくか

について独自の見解を説明いたします。

 

先に言っておきますが、合っているかどうかは分からんよ。

 

我が家は本人の希望もあり長男は中受する気でいますが、

次男は絶賛地元の中学に行くつもりです。

本人もサッカー選手か漁師になると言っています。

それはそれで良きです。

三男はまだ3歳なのでよく分かりません。

で、もしも次男が途中で大学に行きたいと言った場合、

結構な戦略を立てないといけないと思っています。

今回、中受の世界を見てしまったので、特にそう思います。

 

『地頭の差』というよりも中受した人には『学んできた差』・『カリキュラムの差』・『(友人含む)環境の差』はある。

 

ここでもう一つ、忘れてはならない時代の流れも絡んできます

 

昨今の大学受験は私立・国公立共に、

推薦入試が盛んです

 

従来通りの受験の筆記を受けて入学する枠(王道枠)は、

推薦入学に押されて狭き門となっています。

 

中受→中受上位校→大学入試のルートで来る人のほとんどは、王道の受験で挑むでしょう

 

そうなると、

地元中学進学組は、王道でいくと分が悪い。

バキバキの鍛錬を積み、大学受験時に合流してきた中受組と全く同じ道筋で、同じテストを受けて合格することは、賢明な策とは言い切れない。いや、やっても良いが、勝率は微妙かもしれぬ。

 

で、どうするか?

そうなってくると、

推薦狙いでいく。

 

中受していない人は、中学や高校で部活や課外活動、他の人がしていない経験をたーくさんするよう努める。

『推薦してもらいやすい活動』に手を出すのも一つです。

 

でも、そう簡単に出来ないのが10代。

まだ人生始まって10数年で経験をたーくさんしろなんて無茶なお話。

 

じゃあどうするか?

文章力をつける

これ、本当に重要。

推薦では、事前に自分がどんな人間なのか、なぜその学校・学科に進学したいのかの文章化が求められます。

 

小さな経験を掘り下げて、そこから学んだことを書き上げる。

例えば、マーケティング関係の学部に行きたければ、以下の掘り下げなんぞどうでしょう。

【文化祭で『たこ焼き』の出店した時に、どんな工夫をしたか】

  • 会計が明瞭に行われるために金券にしたか←おみくじ付きにした
  • 行列ができた時、どの並び方だと他のお客さんも並びたくなるか、数多くのプランを想定した
  • ただのたこ焼きではなく、5つに1つはオオダコにする遊び心をプラスした

等でも良い。

小さくて、平凡な経験かもしれませんが、

どれだけ改善したかを明確に説明するとまるで『大きな経験』になる。

成功例だけでなく、いっぱい準備したけど失敗した。だからこそマーケティング関係の学びに興味を持った。とかでも良い。

 

要するに、経験をわかりやすーく(理路整然と)説明する文章作成能力が重要

これは、小学校のうちから読書感想文や作文をしていると良いかもしれません。

 

あと、

推薦狙いとなると、高校での評点(成績・生活態度)がとーっても大切になってきます。

高校選びがポイントになる。

上位の高校は評定が元々4.0もらえるかもしれませんが、

定期テストのレベルが高く点数をもぎ取りにくい。

逆に、自分の実力よりもやや下の高校を選ぶと評点が取りやすい。

 

このあたりの戦略は、地域や文化圏によって異なると思います。

 

でも、共通して重要なのは、

情報です

高受組こそ『情報戦』です。

推薦入試を手厚くフォローしてくれる学校なのか、

高大連携枠などもあるのか、

自分の興味ある分野に卒業生の進学実績があるのか・・

このような情報は超重要です。

中学生が入手するのは難しいかもしれないので、親の出番かもしれません。

 

ということで、中受をせず、大学(ちょっとええとこ)を狙うつもりであれば、

  • 人と違う経験をする
  • 経験がなくても掘り下げる文章力を付ける
  • 情報に敏感になる

 

という準備をすると、

上手くいけば地頭や、積算した学習時間に関係なく、

中受組を凌駕する未来が待っている!

かもしれません。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!