「最も立場が弱い人が、一番犠牲になる」
というのが集団の摂理だそうです。
例えば、家族の仲が悪いと一番しわ寄せがくるのが子供。
子供に負の影響や負担がかかります。
歴史的にみても、悪政が続くと最も立場の悪い庶民低所得層から貧困にあえぐ。
上記の例は、なんとな~く人間社会で長年生きていると肌間で当たっている気がします。
なので、良い家族や良い政治は、
最も立場の弱い(ハズの人)がハッピー
であることかもしれません。
さて、最近コロナが下火になってきたので会えなかった友人とも会うようになってきました。
先日、昭和気質プンプンの日本企業で女性研究員として働く友人数人と久々にお茶しました。
昭和気質の日本企業とは、
- ナチュラルに男尊女卑
- 一般職、総合職がまだある
- ガッツリ年功序列
な企業です。
とはいえ、比較的大きな日本企業は周囲を伺うのが上手なので、ブラック気質は淘汰されつつあります。
- サービス残業
- 取得しづらい産休・育休・時短勤務
- パワハラやモラハラ
は10年、20年前よりもビックリするほどホワイトになりました。
この改善は素晴らしいものです。
改善のために声を上げたり、踏ん張って下さった方々がいてくださったらです。
血のにじむ努力や犠牲、働きかけのおかげで勝ち取ったホワイト化。
感謝しかない。
ブラック気質が解消されたことで、一気に働きやすくなったのが、
ワーママ層だと思われます
私も20~30年前の日本だと、とうの昔に辞めていた人間です。
沢山の先輩の涙と犠牲の上で、自分は働けています。
研究員をしている友人と話をしていると、ワーママは随分と働きやすくなった。
本当にありがたい。
大変な部分はあるけど、10年前の比じゃないよね~と会話が続きます。
だがしかし、
優秀な若手が辞めてません?!
という話になりました。
うん。
それな!!!
というか、
うちだけじゃないんだ!
と友人達が口々に言い合いました。
一番弱い立場の若手が、スルッと静かに辞めていく。
この現象、リアルに起こっています。
次回より例をあげてご紹介します。
つづきます。
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