昇進試験に落ち、管理職になれなかった話の続き。
*今までの簡単なおさらい*
外部の試験結果も良好、課題や技術も申し分なしとのことだったのに・・管理職にできないですと。
で、理由もよく分からない。
部長は、私への負のイメージもあるよう。こりゃ、あかんわ。
転職します。と宣言するのです。
転職します
私は、結構、ちゃんとこう言いました。
シーン・・
会議室に沈黙が訪れます。
いやね、私、3月頃に一度、転職活動を水面下でやってるじゃないですか。
うわ。15回も連載してたのね・・
で、プログラムやデータを生かして転職するのであれば、ナンボでもあるやーん!って思ったんです。もちろん、いろいろ選ばなければ(汗)。
こんな40代のオバちゃんでも、成長産業の専門職だったら。
今よりも勤務地が遠くなるでしょうし、人間関係も読めないので、全てがハッピーな転職ではないかもしれませんが。
転職を踏みとどまった理由は、
夫が転職ホヤホヤのため、4月より土日に休みがほとんどなく、私が『今』動いたら家庭がキツイ。
ということで、とりあえず今の会社で。
と心を落ち着かせたのです。
でもさ、前回のブログに書いたように、ちょっと意味わかんないことをいっぱい言われると、さすがにキツイな~~って思います。
他方、
『転職します』
って、うちの会社の他の人にしてみれば、もう最終兵器中の最終。
そんな考えは全くしませんでした!定年までいる予定!って人が大多数。
ザッジャパンの古い企業なので。
私は3月に本格的に動いた経験があり、短期バイトの人が「辞めます」と言うくらい、気持ちは軽いかもしれません。。
すると、部長が、
「君ね、そんな気持ちで転職して、続くとでも思ってるの?そんなマインドの人だと、続くわけない。」
と言いました。
ええ。
ビックリ。
私、何年務めていると思います?
18年目ですけど?
新卒からこの会社一筋。ツライ時も。歯を食いしばった。つもり。
えっ、大丈夫?知らなかった?
私が入社した時、オギャーって生まれた子がもう高3になってるんよ。
短期バイトだと思っていました?
で、現実の私。
びっくりしすぎて、次の言葉がなかなか出ません。
リアルにドラマみたいなこと言われるんや・・って。
一方で、悲しいなぁと思いました。
バイバイやな~
この会社とも・・と。
今、担当している研究や技術は好きだけど、やっぱりちゃんと評価はされたい。
モチベーションを高く持たせてくれるような環境に自分の身を投じたい。
夫が転職し、すごく楽しそうに働いている。忙しそうだけど。
自分も違う所でチャレンジするのもアリかな~とも思ちゃいます。
で、そのことを話してみました。
転職した夫を見ているので・・って。
すると、
「差支えなければ、ご主人の転職先はどちらで?」
あっ、○○企業です。
うん。
「そうか、かなり安定した企業だね。」
そうですね。専門職なので、転勤もなく(まぁ給与はめちゃくちゃ良いわけではないけど)、私自身が無理して働かないと!というステージではない。
仕事をダウンサイズしても大丈夫かもしれない。地方都市だし。
あーあ。
サヨナラ~~
って、目頭が熱くなったところで、取締役が言いました。
「僕はね、口下手であまり上手く言えないんだけど、
単刀直入に言って良い?」
御年、70歳に近い方って、
間の取り方がうまい。
声は小さいけど、確実に相手の心に届かせている。
はい。なんでしょうか。
「辞めないで。ぽにさん」
続きます。
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