PTA問題のつづきです。
私は関西のとある市で生まれ育ちました。
出身を話すと、「はいはい。分かるよ○○市ね。」と言われるどこにでもありそうな比較的都会な市町村。
幼稚園時代に引っ越してきたマンションの周りには、企業の社宅が数多くありました。
当時はそこそこ流動性のあるエリアだったと思います。
社宅に住んでいた人が地元の新築・中古マンションに住むこともよくありました。戸建てもありましたが、戸建ては子供ながらにお高いイメージ。マンションが庶民の流れだったように思います(もちろん我が実家もマンション)。
就職しても地元に住む人は数多くいます。
友人の中には、
同級生同士の結婚も多い
小学校から同級生とか中学から一緒とか。
もちろん、そうでない人も沢山いますが、割りとよく聞く話。
地元の人同士で結婚した友人に「地元が一緒でずっと一緒って、結構いいんじゃない?」と聞くと、
口を揃えて「確かに悪くない」と言います。
特に、子どもが出来てからは情報が入りやすい。
でもでも、
いわゆる顔なじみ・ご近所の結婚って、
独特の注意点があると友人達は言います。
それは、
親の評判?噂?が耳に入りやすい
ん?
結婚して全く違う市町村、他府県に住んでいる私にはピンときませんが、
両家の親が同じエリア・同じ生活圏に住んでいると「あぁ、あのご家庭の娘さんね」とか「あそこの子供と結婚したんだ~」とか言われる時があるようです。
ときより、評判が悪い人がいるらしい。
まぁ、ご近所『あるある』。
その評判って具体的なことって何なの?と聞くと、具体的なことまで伝聞される時と情報が特にない時があると。
ひとまとめに『あまりいい噂きかない』と言われる時も。
で、顔見知りで結婚が決まりそうになった時、
友人はどこからか情報を仕入れてきた親に、
『悪い噂を聞かないご家庭なので安心した』
って言われてドキっとしたと。
そこから、
近所で悪い評判って嫌だな・・
と思い始めたようです。
うむ。なるほど。
分かる気がする・・
さて、今回含めて3回お話したPTAのおはなし。
2回目に出てきたPTAの厳しい学区で6年間ごり押しでPTAの役をせずに走り切った方は、おそらくうちの地域では『良い噂をきかない人』のカテゴリーに入る気がします。いや、他に徳を積むかもしれないので断定は良くないか。
同じ日本でも方言があるように、
PTAの地域による特性はとーーってもあるようです。
というのも、今回ブログにPTA関連を書かせてもらってから、いろんな方よりDMを頂きました。
特に、転勤族の方のPTA渡り歩きがリアルでした。
始めの学校では全く関わらなくて良かったPTAが、次に転校した学区では絶対参加!という雰囲気だったり・・などと教えて下さいました(ありがとうございます!)。
なので、
PTAの参加・不参加は地域の特性をみて考えて
と言いたいです。
正解・不正解は同じ日本・同じ時代でも、
振れ幅があり過ぎて一概に言えない。
一方で、PTA続きものの1回目にIさんに相談されたように、
ある程度PTAを断っても良い環境ならば、断るのも1つだと思います。
というか、断ってよい選択肢がある地域ならば私は断るつもりでした。
もう昭和の文化を断ち切りたいのも正直なとこと。
許されるならば、断ち切る方向に票を投じたいなぁと。
PTA廃止した学校がある!とネットニュースなどで聞くと、頑張った学校があるんだ!と勇気づけられますし、それの流れになったらな~とも思います。
でも、うちの地域のようなまだゴリゴリPTAが根強い地域ならば、
断り続ける方がエネルギーが要ります。
セコイかもしれませんが、私はPTA関係は今のところ省エネで接したいと思っています。
そしてご近所の人を不愉快にさせたり、
自分や家族が後ろ指さされることは避けたい。
うん。
今のエリアで省エネを続けるのは、
PTAに入り、
何かの役を引き受けた方が穏便に暮らせる気がしています。
できれば、ゆるやかな役希望。
ということで、今年PTAに足を踏み入れてみようと思います。
次回はそのレポと、PTAの裏技も交えてをお届けします。
つづき→④『PTA究極の裏技』波風立てずPTA・地域役を全くせずに6年過ごす極意