約15年前。
ある食事会で、女性の先輩社会人とお話する機会がありました。
お綺麗な方ですが、
ザッ、『デキる女』感むんむん
社会人になりたての小娘だった私は、タジタジ。
分かりやすいイメージだと、
「私、バッキバキ時代の勝間和代ですが、何か?」
という感じ。
別に、勝間氏を揶揄している訳ではなく、
(むしろ最近の合理的な家事の仕方など学ぶ部分は沢山あるため、
どちらかと言うとファンなのですが・・)
とにかく、ギンギンに尖った女性だったのです。
英語もペラペラ。
学歴も申し分なし。
端々に、「私デキルんです。メディアにも取りざたされていますし。」という、
違うのよ。その辺の人とは。
的な威圧感たっぷり。
『その辺の人』の私は、なるほど~とか、凄いですね~とかで合わせるしかない。
今は『働く女性』には様々なバリエーションが出てきて、
パラレルキャリアだったり、
無理せず、ゆるめに働くことや、
週の数日は在宅のチョイスが、
どれも最善の道で、選択した方のポリシーや『人生で優先すべき事項』が色濃く象徴されるような時代になってきました。
2000年代初期~中期は、まだその風潮はなく、
男性と同じ、それ以上にやっていきますが、何か?
という方が多い、
いや、絶対数は多くはないと思いますが、
分かりやすくモデルケースとして取りざたされていたような気がします。
その方、
数年後にお子さんが生まれたのですが、
ご主人とは籍を入れていないとのこと。
理由は、
保育園に入り易いから
超激戦区にお住みのようで、シングルマザーもどきでやっと入れたと聞きました。
この辺りも、徐々に少なくなってきた『都市伝説』のような本当か嘘か分からない話。
00年代はよく耳にしたような気がします。
2010年頃から、管理職になられ、
そこそこ大きな企業の『女性初役員』を目指せる位置にいると聞きました。
さすがですね~。
住む世界が違うわ~。
と勝手に思っていました。
最近、偶然にもその方の下で働いていた人とお話しました。
さて、その女性、今はどうしているか。
長期療養に入っているようです
どうやら、部下とも全く上手くいってなかったとのこと。
部下のオイシイ仕事はすべからく自分の手柄にしたようです。
そして、実は、目立つことばかり考えていたので、
小さな仕事にもポカが多い。
『デキる人』とは程遠い仕事ぶりだったみたいです。
アレレな部分が上層部にもバレてしまい、
就くはずだった部長職にも、その女性より少し後輩の方が配属されました。
そうなると、八方塞がり。
上にも行けない。
下には信頼されていない。
お客さんも離れる。
どうしましょ。
となったと聞きました。
「キツイ言い方で申し訳ないですが、
勉強すべき時に、
自分のバックグラウンドや『女性』だからという、
理由で選ばれるハズと勘違いしていたのではないでしょうか。」
その方の部下がお話していたことが、リアルでちょっと怖かったです。
時代は思ったよりも激変しています。
声の強い人や仕事に人生を注いでいるようなモーレツサラリーマンの時代ではなくなってきました。
私の周りでも、
モーレツ系で体調を崩された人が数人おられます。
なぜか、その多くが40-50代です。
大きな特徴として、過去に、その分野や時代を一世風靡していて、『注目株だった人』である場合が多いです。
現在、企業の上層部に就いている方々も、
1つ間違えればそうなっていたかもしれません。
人事は、水物です。
上が変われば、評価がガラッと変わることもあります。
一番速いランナーが勝つとは限らない
求められるランナー、サラリーマン像も変わってきているような気がします。
モーレツ社員で残業ガンガンよりも、
いかに効率的に、皆と協力し合い、
快適に働くか・・
例えば、15年ほど前では、企業のパンフレットに特集されるのは、男女ともにバリバリ系でした。
しかし、最近は、一定の『ゆるさ』や『多様性の容認』がその企業のPRになっています。
さぁ、新時代。
模索しつつ、前に進みましょうか。
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