中受の塾に2月から参戦すべく、1月の冬期講習に行ってみた長男。
我が家は関西でも「あそこの宿題は大量だよ・・」と噂される塾に入ることになりました。
個別指導ではなくいわゆる大手の一つです。
いくつかの塾を本人が体験し、最後は直観で「ここにする！」と決めました。
さて、数日間の冬期講習。
先日ブログ記事にもしました。
終了した直後の感想。
母子ともに、
ペースが速く、宿題もアップアップ
ヘロヘロになりました。
親としても大手塾を許したのは『ベンチマーク』として大多数の小学生がどんなペースで学んでいるか知るため。
小3、小4をすっ飛ばしている長男は中受参戦も遅め。
見守る親としても、本人が焦らないとけない部分を身をもって体感してもらいたかった。
んが、しかし。
冬期講習の数日間、
夜は23時まで宿題に追われ、
毎日定着テストがあり・・うわわわ。
となるペースでした。
始まるまで悠長に構えていた私。
冬期講習中は、宿題は自分でやってね～
と唯一の個室にストップウォッチを置いて席を外しました。
数分後、影から長男をのぞいてみると、
答えをうつしている
ということは、全く分かっていないのだ。
そもそも私は答えを見るのは悪いこととは思っていません。
私は高校の時に全く勉強をせず、大学受験に失敗し浪人しています。
高3の時に「よいしょっと、大学入試問題でも見るか」と見た時に、分からな過ぎて答えをガン見しました。
そして答えを見ても分からない問題もあり、1人パニックに陥りました。
うん。デジャブ。
親としては、
もちろん答えを覗き見る我が子の姿は若干ショックではありますが、
それはグッと飲み込みます。
影からこう話しかけます。
「ごめん。今、答えうつすの見てしまったけど・・」
すると、マンガのようにアタフタとパニックになる長男。
ノートとテキストがバタバタと宙に浮きます。
「いやいや、そんなに慌てなくていいねん。
むしろごめん。
お母さんも言いにくい空気を作ってしまってたと思うねん。
答え見ることは悪いことちゃうから。
分からん時はしゃーない。気にせんように。」
露骨に安心した顔をしてくれいます。
うん。この声掛けでよかったかもしれん。
ひとまずは。
すると、長男がボソボソと言います。
「正直、全然分からへんねん。周囲のみんなは解くのも速くて焦る。ほんで応用問題はさっぱり分からん。」
うんうん。そうやんな。
今回初めて冬期講習行ったんやもん。当たり前やで。
で、私も代替案を出します。
「数分考えて、分からなかったらテキストの回答を見よ。
でも、回答を見た問題は、『ここ分からなかった問題』って分かるように印つけてみぃひん？
分かった問題とそうでない問題が混在すると、
取りこぼしが多くなってまた後で無駄な問題も解くことになると思うよ。」
と付け足しました。
長男、明らかに表情が明るくなり、
「お母さん、実は今日の宿題10問あるやん。
1問目以外、ぜーんぶ分からへんかってん。」
そうか。
そういう状態か。
きつかったな。よく頑張った。
そんな状態で宿題やれなんて酷なことを言ってしまった。
ごめんよ。
ということで、基礎の基礎から固めることにしました。
簡単な問題をネットで検索して、数問基礎問題を解かせます。
まずは基礎固めが重要。
さらにこう提案。
「宿題はもうええよ。さーーっと解き方を教えるから、答え写そう。
人間、諦めや損切りが大事。
睡眠時間やストレスを溜めない方が、
中学受験に受かるよりよっぽどいいよ。」
そんな感じで冬期講習を終えました。
それから数日経った休日に、長男とゆっくり話しました。
で、2人で以下を決めました。
- 毎日の家の勉強は1時間アルファにしよう
- 当面は補講やオプション授業はなしで
- 無理はしない。しんどくなったら休む
- いろんな中学を見学しにいこう
あと大切なことも決めました。
小5 7月の夏期講習の前に、中受から撤退するか否か決める
小学校生活なんて人生の中で戻ってこない。
半年ガッツリ中受対策をしてみて、
同時にいろんな中学を見学して、
どーしても行きたい中学があったら行こう！
そうじゃなければ、
残り1年半になる小学校生活を徹底的にエンジョイしたらええやん！
地元公立も良い選択やで！
遊びまくれ！
今はもしかしてフワフワ～と妄想の中にいるかもしれません。
なんとなーく、近所のお兄ちゃんが行ってるから行きたい気分になっていますが、
それにしても勉強時間や捻出することがあり過ぎます。
私も前のめりになってしまうことがありますが、
サポーターとして冷静さを失わずに、
１番大切なことは何かを考えながら進みたいです。
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