社会人を15年以上続けていると、あぁ、このスキルって大切・・
と思うことがあります。
もちろん、業種や分野によって、問われることって様々です。
パッと思いつく大道のスキルってこんな感じかしら。
- コミュニケーション
- 語学
- 専門分野
- マネージメント
- ストレスコントロール
他にも沢山あると思います。
私はザッジャパンな企業に所属しており、その会社の人事下剋上や懇意にしている他社の方々の出世やアレコレをみてきました。
で、出世に関しては、早々に結論がでております。
上司や運に好かれたかどうか
これしかない。
まれに、めちゃくちゃ優秀で半沢直樹みたいな人もいるかもしれませんが、どんなに優秀であっても、ポストが開いていたり、上司の推薦がなければ出世は難しいと思います。
逆に、恐ろしく優秀な人が、
何と!この低ポストで定年を迎えるのね・・
ということも散見してきました。
まぁ、ヒラリーマンの戯言と思って聞いて下さい。
さて、ここで、
優秀な人、一緒に仕事したい人
について、言及します。
優秀な人=学歴ならば、こんなにつまんない結論はないです。
30年前は、出身大学でその後の40年くらいをほぼ保証してくれる『学歴重視』な傾向が日本にはあったかと思いますが、もうそんな時代ではない。
何より、社会に出た時点で変えられない『学歴』で優秀かどうかを判断するなんてナンセンス過ぎます。
では、何が優秀かどうかを判断するか。
ズバリ、
自分で考えたかどうか
最近、本当に思います。
例えば、私の部署は7年ほど前まで『暴君』と言われたなかなかのパワハラ満載 部署長が仕切っていました。
気に入らない人間は、無視したり、左遷したり、罵倒したり・・
人事部に密告する人も多数いました。
私も半年間、挨拶しても何しても無視をされるという衝撃の嫌がらせをされました。
でね、この方は、『俺が全て。俺の答えがここの答え』の方でした。
確かにサラリーマンは上司の考えが解なので、もしかすると間違っていなかったかもしれません。
この上司はとっくの昔に退職されましたが、
その時のメンバーの大半は残っています。
年月が過ぎ、部署長も何回か変わり、部内の方針もコロコロ上書きされ・・となっても、問題なくサクサク動いたりや新しい仕事に着手する人と、全然ダメじゃないか!えっ、まさかの指示待ち?という人がいます。
その差は何か?
自分で考えていたか
ということ。
暴君時代に意見が通らなくても、『まぁこの人とは意見が違う』と考え、サラッと流し、その後も誰が上司であっても『自分軸を失わずに』考え続けた人が、結局、急激に伸びました。
これは、経産省が掲げる社会人基礎力でもある、
- 前に踏み出す力
- チームで働く力
- 考え抜く力
経産省HPより
にも繋がるのだと思います。
逆に『自分軸で考えず』その時の上司の指示通りにしたり、言われたことしかこなしてこなかった人は、確実に取り残されています。
おべっかやゴマすりに帆走しても、
コロナ禍を もがく時代 には置いてかれると想像します。
なぜなら、飲み会やよいしょの機会が昔よりなくなってしまったので、挽回の場が減り、必要性もハテナになってますもん。
正社員でも非正規でも、
専業主婦でも学生でも、
自分軸でよくよく考え、
現状を打開する策を練る人がどんな場面でも通用すると考えます。
はい。
そんな偉そうなことをお話した私も、
かつては暴君に『それは違うと思います』と小さな反抗をしたおかげで、
半年間の無視に遭い、
自分軸で考えるよりも、
言われたことをやっとくべきだったと後悔した時期があります。
でも、途中で切り替え、考え抜く力を徐々に蓄えてきたつもりです。
出世するかは、人事は水物ですし、
もう手遅れかもしれませんが、
着実に信用という貯金は増えていると感じます。
『自分軸で考えること』は今日からでもできます。
何かの参考になりましたら、幸いです。