近年、
優秀な若者の受け皿が、日本国内に見出しにくい
と思っています。
受け皿とは、満足度の高い就労環境といいますか、「ここで長きに渡り働こう!」と思える組織といいますか。
もちろん昔も不遇な部門に配属されるサラリーマンはいくらでもいました。
しかし、日本の経済が元気だった、もしくは元気だと信じ込んでいたあの頃。
名の知れた有名企業に入れば社会的地位だったり、それなりの給与や安定だったり、満たされる部分が今よりもあったと思います。
しかし、現在はなかなか難しい気がします。
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先日、あるカンファレンスで西で最も難関大学の教授と話しをしました。以前より私の所属する企業と繋がりがあり、こんなバカでダサいオバちゃんにも気さくに話しかけてくれます。
で、オバちゃんも遠慮なく質問する。
「優秀だな~と思う学生さんは近頃どこの企業に入るのですが?」
4~5年前、コロナになる以前に同じような質問をした時、
「グーグル、Amazon、いわゆるGARFmが多いですよ。あと日本の大手IT系も。」
と言っていました。
うーん。それらの会社かつての勢いはない。
Googleはレイオフもしていますし。
どうなんでしょ。今、日本のトップ大学の学生はどんな企業を選ぶのでしょう。
先生、一言。
「スタートアップに流れる学生が非常に多いです。」
とのこと。
なるほど。
時世を表していますね。
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今から入る学生は良いかもしれませんが、既に入社してしまった若者もいます。
あれ?
思ってたんと違う・・
現場でリアルにどんなことが起こっているのか。
友人の所属する企業のAさんについて、エッセイにしています。
講談社 withclass【ぽに】『今日も寝落ちです!』
優秀な若手ほど静かに退職していく… ばかげた「日本企業あるある」を現場ワーママが勝手に考察
ポチにグッときます。