『ヒラ』の憂鬱と『上層部』の憂鬱。立場によって悩みは違えど、これがサラリーマン研究員の現実だ

20年ほどサラリーマンをしています。

現在の職種は研究員です。

 

ご存じのように、サラリーマンは基本ピラミッドになっているので、立場によって裁量や決定権が異なります。

この事実は学生時代には、まず教えてもらえません。

もちろん、体育会や体育会系サークルや同好会に入っていると『縦社会』を経験しますが、もっと複雑でメンドクサイのが『サラリーマン社会』。

 

ですがこの『複雑』な構造、入社してすぐや数年はピンときません。

同期は同期ですもん。

差はなく、フラットです。

 

ですが、入社してから15年くらい経つと立場に『差』がつき始めます。

同期であろうと、入社年度が若かろうと、

自分より役職が上の人には立場を考えながら話をしないといけない。

 

「自分は立場とか関係なしにフラットに話せる!」

という方が時々おられますが・・

うん。サラリーマンというルール以外ではいいかもしれません。

会議で立場が上の人にフラットに話すと社会人として完全アウトです。

 

まぁ転職がもっと流動的に行われると、こんな『差』や『立場』なんて言ってられず、同期であろうと、年下であろうと『過去に関わった人との関係を商売道具として使う』というまた違った文化が広がると思うのですが。

 

さて。

私は、立場やポジションが上がると、

サラリーマンは憂鬱が減ると思っていました

自分の意見を採用してくれる人が増えますし、

部下も基本意見をきいてくれます。

んが。

どうやら違うみたいです。

役職が上がっても、

いや変に役職が上がったからこそ引っ込みがつかず、

他の人に抜かされることや、憂き目にあうことに、

相当なダメージを感じる人もいるようです。

知らんがな。

あんた、給与それなりにもらってるから よろしいやん。

とも思わずにはいられませんが。

 

ヒラから見た世界と上層部からみた世界、どちらも小さな世界ですが、エッセイにしてお届けします。

講談社withclass_ぽに『今日も寝落ちです!』

『ヒラ』の憂鬱と『上層部』の憂鬱。立場によって悩みは違えど、これがサラリーマン研究員の現実だ

 

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!