趣味も好みも合わない、元亭主関白夫との暮らしで見えてきたこと

我が夫は、元亭主関白夫です

彼の名誉のために、元とつけておきましょう。

 

本気で、『男性は台所に入ってはいけない』と思っていた昭和人間です。

 

それもそのはず。

自営業を営む一家の三男として生まれ、母方の両親と親子3代で住んでいました。

家の事は、チャキチャキな実母と祖母が全部やってくれたとのこと。

 

正直、家事をするという概念がなかった人です。

 

初めて実家に遊びに行った時に、びっくりしました。

実家のソファに腰かけて、なーんにもしない。

上げ膳据え膳当たり前。

家の中で働いているのは、母と祖母。

三兄弟は、特に家事を手伝わずに育ってきました。

 

うーーーむ。

こういう時代と逆行したような男性は、

『熟年離婚』や『家庭内別居』の対象となるのではないでしょうか。

カフェ

 

そんな彼が結婚したのは、働くことが大好きな女性

おそらく自分の母親と同じように、

家事も仕事もチャキチャキするとでも思っていたのでしょう。

 

まさかまさか!

そうは問屋が卸しません。

毛嫌いとまではいきませんが、できればしたくないのが本音。

 

いや、別にお義母さんを悪くは言いたくないのですが、やはりサラリーマンは自営業のように、ちょっと上で掃除機かけて・・

とか、距離的にも無理。

お家のことができる時間は限られています。

 

いろんなことを安易に?良い意味でポジティブにとらえる夫。

それでも大丈夫だろうと思っていたようです。

 

でも、子供が出来て、

あれ?俺の育った自営業って、かなり子育てには恵まれた環境だったかも・・と気が付いたらしい(←遅っ)。

 

さらに、残念なことに、

長年培った『家事は何もしたくない精神』とは、

こべりついたお鍋の汚れよりもずっとずっと落ちにくい。

 

私が職場復帰してから、洗濯物を畳むなど、

徐々にしてくれるようにはなりましたが、

基本、

イヤイヤ

それがみて取れる。

 

イヤイヤされるって、一緒にいる方は気分が良くない。

「じゃあ私がします。」

となる前に、対策を講じました。

 

彼のメインの洗濯物を畳む家事は、

朝一番にしてもらっています

 

5時起きなので、私もまだ寝ている時間です。

どんなダルそうな顔で畳んでいても、知りません。

ゴミ出しも同じく。

 

さて、

結婚10年でどれだけ負担は変わったか?

 

まだまだ、悲しいくらい私がしています

食事を作ってもらったことも、合計5回あったかな・・

それくらい、徹底してしない人です

家事が本当に嫌い。いや、興味すらないのでしょう。

 

でもねでもね、

彼は、それ以上に魅力があって・・と、嫁として持ち上げたいところ。

好みも趣味も一緒・・とか?

 

残念なことに、

私達夫婦は趣味も好みも全く違います

食の好みも違います。

旅行も、夫はガチャガチャした雑多な場所を好みますが、私はやっぱりリゾートが好き。

 

基本、何もかもが合いません。

それなのに、

なぜか結婚10年が過ぎようとしています(出会って15年)

 

不思議~~

 

さて、こんな夫婦ですが、

近年、夫が変化してきました

3人目を妊娠してから、土日はみっちり子供2人をつれて、

朝から晩まで遊びに連れて行ってくれます。

 

特に、先日の3連休は、学園祭シーズンで、3日間とも関西の様々な大学をはしごしてくれました。

 

非常に助かります

私は、2回の妊娠共に、

中期から後期にかけて子宮頚管が短くなり、

絶対安静で自宅療養をしていました。

仕事にも行けなくなりました。

今回もその危険性はあるため、

なるべく平日は20時には横になり、

土日は床生活をするように。

 

先日の妊婦検診、ドキドキの内診。

子宮頚管の長さも今のところ順調とのお墨付きが。

 

夫と子供達のおかげです。

もう、投げキッス炸裂です。

惚れ直しております

 

家事はしたくないけど、子供達のことは愛してやまない夫。

もう、本当にありがとう!!

 

子供達が寝静まった夜、

「こんなに子供のことみてくれて、ありがとうね。凄く嬉しいよ。」

と褒めまくる私。

 

すると、夫が、

「うん。俺、基本心は少年だからさ。

子供達と遊びが合うんだ。

正直、ぽにと俺って好み合わないじゃん。

博物館行っても、違う所観るじゃん。

本屋に行っても、何分にどこそこ集合とかになるじゃん。

旅行行っても、別行動多いじゃん。

ところがさ、子供達とは趣味が合うんだ。」

 

へ~~

そうなんだ。

と私。

 

「今まで、ぽにといろいろ遊びに行ってたけど、

正直、子供2人と行く方が楽しい。

昆虫集め、釣り、博物館とか、

めっちゃ喜んでくれるんだ。」

 

おっおう。

「そんじゃ、おやすみ~~

こちらこそ、ご飯とかありがとうね。」

 

うっ、うん。

なんだろ。

フラれた感満載やないか・・

 

何だか複雑な気持ちでした。

まぁいいか。

全く違う夫婦だからこそ、新しい共働きや子育ての考え方があるかもしれない

と思いつつ・・

 

私達みたいな夫婦が、老後とかに別居や熟年離婚するのかもなぁ。

ってか、私、される方じゃない?

 

あれ??亭主関白に怒っていたのに!

何か分が悪くなってる!

と悶々としながら眠りにつくのでした。

 
 

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!