1か月前まで、本当にほんとーーに忙しかった私。
海外出張もさることながら、辞めてしまった研究チームの主メンバーの業務も一手に引き受けていました。
嘘みたいに忙しい
どうしても忙しいと、やっつけ仕事みたいになってしまい、一つ一つの精度も上がらない。
自己満足度も低く、嫌で嫌で仕方がありませんでした。
辞めたいな~と思っても、引き継にしてもここまで終わらせないと!という部分があって、オイソレと転職活動できない。
いや、出来るんだけど、転職活動は転職活動で履歴書を仕込んだり職務経歴書を書いたりしないといけない。
余裕のない私は、自分の首を絞めることになる。
かーなーり追い詰められた期間だったのです。
んで。
ちょっとだけ落ち着いた今、
はて?
って気がついた。
全然やっていない人もおるやないか
今更なんですが。
ビックリするくらい、ご自分の課題が進んでおられない人がそこそこいる。
昭和な日本企業の研究職だと『ノルマ』みたいなものもあるけれど、ゆるめ。
今期が終わった時に「あの課題は出来ませんでした。○○という理由で・・」と話し始める人もいます。
もちろん、汗水たらした側はオイオイと思って聞いてはいる。
ちゃんとやれや。いつもやん!あんた。
とも内心モヤモヤするが、出来ない人に人は畳みかけない。
そしてその人達を評価する人も、当事者じゃないので、どの技術がどれくらいの難易度か分かっていない。
結局、ふーーん。で終了。
とはいえ、
課題ができなかった人の評価は悪くなってるんだろうな・・
と思っていましたが、
どうやら、
フツー評価ですって
嘘だろ。
特許も申請して、あちこち出張も言って、報告書山ほど出してもフツーの研究員もいる。
それなのに、なーーんにもしていない人も同じだって。
ホラー通り越して、
メルヘンだわ。
羨ましい。
うん。
今までは、やってられるかーー!!
と怒り狂っていた私だけど、
なんかな~
それもサラリーマンの戦略の一つかな~
なーーんて思い始めています。
何も出来ていない人は、出来てない人なりのドラマがあるかもしれません。
いや、仕事は仕事やーー!
ふざけるな。
と言いたいところですが、もう心をいろいろ持っていかれたくないです。
ということで、
今の昭和的日本企業に残るのであれば、
やらないあの人とも、その方に正当な評価をしない上席たちとも、
上手くやらねばなりません。
ようやく、ようやく気がついた最近。
うん。
おっそ!!