所属している企業によって、雰囲気は全然違うと思います。
日本的な企業に所属している私。
以前、人事部のアンケートの集計で、自分の会社には以下の特徴があると書かれていました。
- まじめ
- 家族的でプライベートでも仲がよい
- 固い
ホント、それそれ。
笑ってしまいました。
*********
昇級試験呼ばれなかった問題。今回を最後にしますね。
なんだかなぁ~という日々が続く私。
多くのコメント、ありがとうございます。お返事・・が遅くなっていて申し訳ございません。
Twitterに頂けますと比較的早いです。すみません。。
【前回までのつづき】
信用している元、主任だった先輩が今は退職され、パート社員として働かれています。
昇級試験に呼ばれなかったことや、自分の開発した技術を隠すように指示された私。
モチベーションは崩れ始めています。
先輩は、「転職」を考えることと同時に、このまま続けるのなら「すべきこと」を話し始めました・・
転職は、自分だけで決められる事ではなく、家族との相談が必要です。
正直、できればこのまま会社に居続けたいな・・
その理由の最たることろ。
私の武器の一つが、
社内の人脈になりつつあります
これは、私だけに限ったことではなく、勤続15年以上の方だと誰もが習得するスキルだと思います。
権利関係を聞くなら、○○さん・・
制度のことに詳しいのは△〇さん・・
技術系で困った時に✖✖さんに相談すると、結構適確な指示を頂ける・・
社内にて、ぼーっと生きていても、何だかんだ周りと関わりながら進んでいます。
そんな私の胸の内も、手に取るように分かっている先輩。
転職だけでなく、他の案も提示してくれました。
先輩「ご家族のこととかいろいろあると思うよ。
そうだ、転職!と辞められる訳でないし。
このまま続けるなら・・」
やっぱり我慢するしかない?
「ぽにさん、あのね。」
どうしました先輩?
「私は、ずっと飲んできたの。」
アルコールですか?
でも先輩、お酒飲みませんよね。
「違う違う。
自分の意見や気持ちだよ。」
・・・・・やっぱり。
ですよね。
それでもひたすら前に進む貴方を後輩の私は黙々と追い続けました。
「察してくれると思ってた。
汲んでくれているに違いないとも。
でもね、違ったんだ。
周り、特に『上』はね、自分のことなんか見てないの。」
ゴクリ。
「いい?日本的な企業を辞めたからこそ分かる。
伝えるべき人には、貴方の気持ちを伝えた方がいい。」
・・・
「貴方が昇級試験に呼ばれなくてガッカリしていることや、技術開発を隠すような行為に幻滅していることを課長に伝えてみな。
何も、組合や人事に伝えなくてもいい。
自分の課長に、ただ伝える。
部長にもお話した方がいいけど、それは課長に任せる。」
的確な、ハッキリした口調でした。
そう、日本的な企業は、自分の感情は飲むか、気の合う仲間には話しても、上には言わない傾向にある。
弱虫な私もそう。
伝えるというリスクがあるから
ゴリゴリした奴だとも思われたくない、
厚かましいことを頼む煙たい部下とも思われたくない。
実際、他の人が下された評価を飲まずに争ったと聞いたら、その行為自体が、『品格』を下げてるなぁ。
と思う自分もいます。
外資系や前進的な企業では、信じられないことでしょう。
でも、先輩はあえて伝えてみろとのこと。
物分かりの良い人よりも、
たまーーに、物言いをする人になれと。
ちょっとくらいは・・人間なのだから。
なるほど。
幸い、私と部課長は良好な人間関係だと思います。
それを鑑みての進言。
先輩、ありがとうございます。
私は、折をみて課長にお時間を頂き、
昇級試験に今回も呼ばれなくて、本当は自分の上司に話すのは非常に恥ずかしいが、ガッカリしていること。
技術開発について、隠して欲しいとお願いされた件について、上の方々のお気持ちは分かるが、モチベーションがグラついしまっていることを話しました。
課長は、
「そうか。。それは辛かったね。
私は残念ながら決定権がなくて、
何をしてあげられる訳じゃないけど、
どこかで部長に話してみるよ。」
と言ってくれました。
私は小さくありがとうございますとだけ伝えました。
その後、新たな昇級試験に呼ばれる・・こともなく、時は過ぎました。
ただ、報告書のワークフロー。
閲覧した人が感想を書く部分に、
現部長が、
今回のぽにはんの結果は、革新的な技術です。新たな道が拓けます。
と書いてくださいました。
そして、前部長(今は他部署のトップ)も、
ぽにさん、ここまで出来るようになるとは。やりましたね。
とコメントを下さいました。
相談した課長も、
大きな進歩です。使い方を吟味して、進みます。
と書き込んでくれました。
皆さんに気を遣わせちゃったかな・・(汗)
とは思いますが、こういう温かい雰囲気が、日本的な企業の良いところ。
先のアンケート、
『家族的でプライベートでも仲がよい』
は正にそう。
だからこそ、先輩は退職してからも帰ってきました。
「あーあ」な部分は沢山ありますが、
人との繋がりが濃くて、温かくて、
悪くない部分も。
一時の感情に任せると、
組合や人事に駆け込み吐き出したり、
自分の感情を飲み込み、
会社に不信感を抱き続けたり・・
ひとつ間違えたら、
良くない未来が待っていたかもしれません。
信頼関係なんて、ちょっとしたことでグラつくことがあります
少し吐き出せて良かったです。
まだまだ下手ですが、
これからも微調整しながら、
進んでいきたいと思います。
会話の最後、先輩に言われたこと。
「無理せず、パートで週3日働くのも、ストレスフリーでお薦めだよ。
ぽにさんの人生、自分で決めたらいいよ。」
はい。
先輩の背中をこれからも見続けつつ、私は私の道を模索し続けます。
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