人気ママ友と最高峰研究者の共通点

ひと昔前までは、研究者は個性的でコミュニケーション能力も独特で…という方が沢山おられたような気がします。

その極端な探究心や情熱のおかけで、科学がここまで進歩したのですが・・

しかし。

最近の研究者間のアンケート調査よりますと、共同研究者に求める最も大切なスキルは『人間力』だそうです。

ほーー

先日、とある分野の最高峰研究者のグループが開いた勉強会がございました。

のこのこと参加した私は、全くついていけない内容で、あちゃーと思うと同時にこのグループのおもてなしに、心をガッツリ掴まれてしまいました。

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姉のママ友に人気ママさんがおられます。名はマミちゃん。

私はママ友が極少なく、姉の話によく出てくるマミちゃんを憧れの対象としておりました。

 

先日、旦那が土日をまたいだ出張の際に、姉宅に遊びに行かせてもらえないかと電話をしてみました。

道のりは、車で約1時間半。

ワンオペの休日にどうか、一緒に過ごしてもらえないか懇願。

姉「私も今日、旦那が仕事で、どうしょうかと思ってた所。マミちゃんに相談したら、ウチにおいで〜って言ってくれてん。」

ああ、そうなんや。姉は4・2・0歳の子供がいるので、大変やもんなぁ。そうか…今日は無理か。

姉「マミちゃん、サラッとした子やし、ぽに達も一緒に遊んでええか聞いてみよか?子供も同い年やし。」

ええー!!

マミちゃんと会えるの?って図々しいからいいよ。こっちで遊ぶよ(まぁ、友達おらんけど)。

姉「そう?聞いてみるで。」

えっ、聞いてくれんの?憧れのマミちゃんに会えるん?どうしよ。行きたいなぁ。

でもなぁーモジモジ。

姉「えっ?どーすんの?」

 

きっ聞いてみて〜〜

 

姉「わかった。ちょっと待って」

電話を切り、LINEが入るのを待つ。

程なくして、

マミちゃん、是非是非来てーオッケでーす!やって

ヤッタァー

あぁ、女神や・・ワンオペから救われた私は、いそいそと用意をし、子供達を、車に乗せました。

いざ、姉が住む地域へ。

 

マミちゃんに挨拶。

さすがです。可愛子ちゃんです(←何か古い)。美人ママさんです。

この日は子煩悩なご主人もおられ、家族団欒の日に申し訳ない…それでも、ご夫婦共にニコニコ笑って、ウェルカムな感じ。

有り難さに泣けてきます。

まず、子供達を近所の公園で1時間ほど思いっきり遊ばせ、散々発散させました。

その後、マミちゃん宅へ。

で、ここからが素晴らしい。

箇条書きで失礼します。

  • お客さん用のハンガースペースあり
  • 昼食は子供達も楽しめる、野菜たっぷりのタコ焼き
  • タコの代わりに、ウインナーや鶏そぼろ、小さいかまぼこなど、子供自身がチョイス可能
  • キュートな使い捨てカップを1人ずつ用意←ごちゃごちゃにならぬよう、マジックで名前を書く
  • 子供達の遊ぶスペースは、大人が団欒する場所からよく見える
  • 何より、マンションの1階!足音とか気にしなくても良い
  • 洗い物など絶妙に手際が良い
  • タコ焼き後は、ホットケーキミックスでカステラ
  • 子供も一緒に作れ、ずっと飽きない「お外に行こう〜」なんてならない
  • 食後には飲み物の種類を沢山用意←コーヒーがビビるほど美味

 

そして、マミちゃんも旦那さんも、

 

めっちゃ感じ良い。

いやぁ。

居心地良かったです。

ボーッとしてたら、一泊しちゃいそうな感じ。

手土産に果物を持って行きましたが、公平にタコ焼き代などもワリカンに。

何か、こういう所も相手を恐縮させ過ぎず、絶妙で素敵です。

マミちゃんは聞き上手で、いざ話すと突っ込みもオモロくて、こんな人が近所に住んでたら最高ダァと思う方でした。

素敵なママ友ってええなぁ〜

 

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さて、最高峰研究者主催の勉強会。

受付で、分厚い要項集など一切なし(←よくある学会では、辞書か!くらいの重い要項と共に過ごすのです)。

グループごとの勉強会が、シンプルに構成されていて、質疑応答の時間はなし。

別時間に、会場横で同じ内容のポスターを掲示し、そこで気になる人は徹底的に聞いて下さいという形。

ポスター掲載時間は、1500円でアルコールやスナックが飲み放題、食べ放題。

フランクな形で、いろんな研究者と交流できます。規模は500人ほど。

その他にも、細部に渡って何かとおもてなしが行き届いていました。

2日に渡った勉強会最後に、最高峰研究者がこれを主催することの意味と、それぞれへの宿題を提言。

だらだらせずに、期限を付けて取り組む姿にも心を掴まれました。

さらに、後で初参加の私達の所にわざわざ来て下さり、感想を聞いてくれました。

いやぁ、凄い・・

 

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マミちゃんも、主催されている研究者の方も分野は違えど共通の精神を感じました。

人を集める人には、

『相手を考え、もてなし、決して自分中心でなく、皆が楽しむことや研究が進むことを真の目的とする』

確かな志と『人間力』がそこにはありました。

実に学ぶことが多い、マミちゃん宅と勉強会でございました。
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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!