前回のつづきです。
過去3つの記事で、
『中学受験をしながら、海外短期移住も準備しているよ~』
という何ともトリッキーな考えをお伝えしました。
でね、そもそものお話をさせておくんなまし。
なぜ海外短期移住を考えたか?
そうだったよ。
元々、結婚前~DINKSにかけての8年くらい、夫とちょっとした休みの度にバックパックを背負い海外旅行に行っていました。
海外が好き。違う世界を見て見たい!
という気持ちは強かった。
でもね、もーーいいや。
日本じゃなくて、他の国で暮らしたいな~
と思ったキッカケは、
ザッジャパンな所属企業の
管理職試験に落ちたんだった
そうそう。
決めたきっかけは私の仕事だった。
この時、散々お伝えしたんだった。
って、どんな連載や!
高得点だった外部テストを引っ提げて、管理職試験(とはいえ上級ではなく下級だぜ)の結果を待っていのですが・・
なぜか、
不合格。
どこを改善したらよいか、どんな結果を出せばよいかも食い下がって訊いてみても、
「十分やってくれている。そのままでよい。
でも、君を管理職にすることはできない。」
とのことでした。
そーーですか。
ということで、転職活動を含め自分の人生について真剣に考え始めました。
だがしかし!
夫が同じ頃に転職。
彼の配属先が微妙に家から遠く、往復で2時間はかかる。
職住近隣で働けている私が動くわけにはいかない。
子ども達も当時は、小3、小1、2歳。小1の壁や2歳のややこしい時期でやっぱりバタバタしていました。
うーん。私はここでしばらく働くべき!と分かっていても会社に行く足取りは重かった。
当時、メンタル死んでました
日々、なんでやねん。と思い続けていました。
自分で言うのはなんですが、近年、企業の研究員として十二分過ぎるくらいの結果を出していました。
なんでやねん。
もっとしていない人はいるぞ。ほら、自動販売機の前でお喋りしているオジサン達もいるじゃないか。
なんでやねん。
というか、管理職の中にも名ばかりは大勢います。なんで?なんでだーーー
もう会社いきたくない・・
でね、自己啓発本やいろんなジャンルの本を読みました。
結果、
サラリーマンだから『しょうがない』という領域までいきました
ピッカーーン!開眼ーー!
うん。悟ったのよ。
他人からの評価を待っていても、その評価してくれる人や組織も流れやタイミングがある。
1人ひとりを見てくれる企業なんて、まぁないと思った方がよい。
というか、会社は利益や株主のために運営しているのであって、従業員1人のアレコレに構ってられますか。
私も見てくれるはず~と甘えていた部分もあったのは事実。
じゃあ、
自分で舵を取れる自分の人生は、
好きに生きよう!
と思うようになりました。
所属企業にブーブー言っていても仕方がない。家庭的にも転職のタイミングではない。
一方で、古巣にも古巣だからこその利点ってない?
散々ディスったからこそ、もう恨みも底を尽きたと言いますか・・視点を変えて観察すると古巣も悪いことばかりではない。
新卒から20年ほど働いているからこそ、繁忙期がいつであるのかだったり、上席への根回しの仕方だったり、力の抜きどころや注力の注ぎ方も分かる。
人間関係も一からの構築ではなく、勝手知っています。
角度やスタイルを変えれば精神的に楽になるかも。
よし、所属企業を
ATMだと思うことにしよう!
やることはきっちりやって、必要以上に自分に負担をかけず、快適に過ごせるゾーンを確保する。
給料日には給与がもらえるんだし、ありがたく受け取っておこう。
でも陰口を言われたり、評価が著しく落ちるような振る舞いはしない。
いつも通りニコニコしつつ、
会社からは『心をミュートする』。
バレないように通知を切ってみる。
当時は三男を出産してまだ間もない時。同じ時期に出産した人達はまだまだ育休中なのに、私は張り切って復帰していました(夫と育休を交代した経緯もありますが)。これも正直評価の対象になるかな~と思っていた節もあります。
でも、そんなのどーでもええわ。
時短を取得しよっと。
所属企業は3歳までしか認めていなかったので、3歳までだけど。
一方で、時短にしたからと言って、課題が減るわけではありません。
バチバチに実験もしないといけませんし、特許出願の準備や(弁理士とのあれこれね)、国内出張などまぁ『名ばかり時短やん!』ということも多々ありました。
ほんで、少ない給与なのに、もっと給与は引かれる・・はぁ~
そんな時、
あと3年で海外短期移住をする
と心に決めたことがどれだけ支えになったか!
それまでお金を貯める!節約もして、長期運用もして、準備もする!
英会話も勉強する!
なんだかんだで毎日していまっす!ネイティブキャンプ。
そんなこんなでゆる~いマインドに切り替えたら、
特許は通り、初の1人海外出張は決まり、
なんだか周りの人から「最近、頑張ってるね~」なんて言われてしまう。
いや、全然ですよ。
と謙遜でもなく受け答えすると、
「またまた、謙虚なんだから~」
な~んて言われる始末。
あれ?
風向き変わっているじゃん。
という感じであれから2年が過ぎたのですよ。
うん。
続きます!
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