先日、手が震えました。
小6、4月の公開模試が返ってきたのです。
ええ。
国語、最下層に転落
嘘だろ。
なんで転落してるだーー
なぜだーーー
- 朝、国語の問題集を必ず見開き1ページ
- 夜寝る前に漢字を30問
- 語句もお経のように読む
- 5分間音読で速読
ここ2か月、必ずやるようにしています。
今回こそ、平均くらいは取れるのでは?
と思っていたのにまさかの偏差値最下層。
おいおいおいおいおい。
どうしたもんだろ。
天を仰ぐしかない。
んでもって、他の3教科はまずまず。
日曜特訓にも何とか呼んでもらえそうな成績のようです。
と言いますか、
国語とその他の3教科と偏差値が20以上下手すると30近く離れています。
同じ人物の成績なのだろうか。
本当に、
国語さえできれば、いろんな学校の門戸が広がるのです
すでに志望校は本人の中で決まっていますが、
やろうと思えばチャレンジなんかも出来ちゃうんです。
はぁーー
国語がさっぱり。
足を引っ張るとはまさにそれ。
今回は本人も手ごたえを感じていただけに、落胆。
あぁ。
塾の先生からもノートにメッセージが書かれていました。
日曜特訓、今の成績だったら上のクラスいけるけど、行ってみない?
国語の分を算数・理科で取りに行くにはうってつけだと思うんだけど。考えてみて。
そうかもしれません。
受験という作戦を考えると、国語はまずまずにして、
得意の算数・理科をもっと上げるという方向性も悪くはない。
でも、
のりしろが少ししかない
このことについては、長男も分かり始めています。
それならば、のりしろたっぷりの国語で点を取りに行くぞ!と気合いを入れ始めたところでした。
なのに、最下層の偏差値に転落。
あぁ。
でもね、
母である私は、
意外と、どっしり構えていました。
というのも、去年の今頃は、
もっともーーーっとひどかったのです。
国語の文章を読むのも嫌がり、音読はつっかえつっかえ。
漢字は全く書けず、答案はまっしろけ。5年の範囲だけでなく、4年の漢字も。
語句は知ったかぶりして調べない。
国語の長文宿題は、取り組んでいる風で、実は夏の終わりまで答えをうつしていたと本人が白状していました。
それぐらい、国語が嫌で嫌でたまらなかったとのこと。
昨年の10月くらいに、他の科目が安定して点数が取れ始めてから、
国語のテコ入れを始めました。
なので、正直、ちゃんと国語に取り組み始めて、
半年しか経っていない
実は。
中学受験は、国語や漢字を鬼のように取り組んでいる子がいる。
元々不得意な子供が半年くらいで平均点が取れるものでもない。やっぱり甘くない。
うん。
地道に!
焦らず。でも着実にやる。
ということで、落ち込む息子に、5年生の時に取り組んだ長文読解の問題集を渡しました。
こちらです。
4~5年生用の教材です。
昨年、ぜーんぜん太刀打ちできませんでした。
べそべそする小6になった息子に、いいから読んでみな。
と朗読させました。
すると・・
するする読めるではないですか
なんと低レベルな会話!
確かにそうかもしれません。
でも、国語が嫌いな子供は、このレベルもぜーんぜん読めず、1つの問題に1時間、
読むのも一苦労でした。
んが!読める。
何なら、ぐんぐん内容が頭に入ってくるようです。
最後まで読んだ長男が上を向いて静止しています。
どうしたの?
急に立ち上がって、部屋の隅に行くので、なになに?と思っていると・・
「めっちゃ読めた。内容も分かる。去年は全然、分からなかったのに。」
と涙ながらに言いました。
「感動した!自分の成長に。読めるようになってるーー」
うっぅうっぅ。
べそべそ・・
うんうん。それで良き!
伸びてるじゃん!すごいじゃん!昨年の1万倍は実力ついてるやん!
点数も偏差値もまだまだ上がってきません。
でも、物語文を初見で読んで、その内容や面白みを理解できるなんて、確実に人生の財産になります。
我が家は、中学受験をしなければ、
『小学生は遊びまくったらいいよははは~』という姿勢で親子ともに小学校の内容もゆるゆるのまま中学へ進み、はっ!っと気が付いた時にはもう中2の終わり・・みたいなことが起きていたでしょう。
確かに小学校は遊びまくったらよし。
それは間違いない。
でも、やっぱり『漢字』や『スラスラ文章を読む』など子供個人の性質により得手不得手があり、
ほおっておいても出来るレベルと結構フォローが必要なレベルがあると長男を見ていて思いました。
とりあえず、当面は語句を増やす。
こちらの語句も併用しつつ、進めていきたいと思います。
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