前回までのあらすじ
全くお金が貯められなかった本ブログの主、ぽに。結婚資金も危うかったほどの浪費家。夫にもバレ、信用を取り戻すために家計簿をつけ始めます。すると、自分のお金の使い方が何となく分かってきました。ただ、ちょこっとだけ貯めたお金は全て貯金。貯金が最良の道と思っていました。
ある日、会社の大好きな先輩と雑談していた時、どういう話の流れか、
「そういや、ぽにちゃんって、共働きだけど、資産は運用していたりするの?」
ほや?
資産運用?
ちょっと意味わかんないっす(サンドイッチマン風)。
してるわけないじゃないですか。
あれって、資産がある人だけですよね。
もしくは、ご自分で勉強された方がしているって感じ。
先輩「ははは。そうかもしれないね。
でも、興味があったら、信用できるファイナンシャルプランナー紹介するよ。
あっ、怪しまないで~~
今は運用実績最悪の時期だから、スタートする人すっごい少ないし。
まぁ、気になるようだったら講習会もあるから、どうかなーと思って。」
時は2010年。
2008年のリーマンショックを受けて、運用成績はガタガタになり、その傷がまだ世界的に癒えぬ時期。
先輩は、今はお薦めしにくいけど、
銀行に入れるよりも少しだけ真剣に、勉強した方がいいよ。
と言いました。
帰宅後、夫に相談。
夫「それはしなくて良いんじゃないかな。銀行貯金だけで十分だよ。2人で働いているんだし。」
そだね。と言いながら、私は銀行預金が最良の道かどうか、分からなくなっていました。
声をかけてくれた先輩は、職場でとっても頼りにしている、
仕事もキッチリ、予算や会計もしっかりしている人。
先輩がファイナンシャルプランナーだったら、絶対ついていく。って、その先輩がお薦めしている人だしな・・
うーーん。
一回、講習会に行ってみようかな。
ということで、夫に、「講習会だけ行ってみるよ。」と言いました。
後日、先輩の紹介であるファイナンシャルプランナーの会合に出席しました。
その時、聞いたことは目から鱗でした。
かいつまんで紹介します。
- モノの値段はインフレで年々高くなるので、銀行に預けていると目減りする
- 銀行にお金を入れているとその銀行が資産運用に使って利益を得る(貴方に入るのは0.02%とか)
- 銀行とほぼ同じような比較的安全と言われる株や債券を分散して保有したら、3~7%くらいの利回りが期待できる
- 運用したからと言って、すぐにお金は増えず、5~7年くらいからジワジワ増える(銀行と同じ分散で購入すると)
- 教えはするけど、自分で管理しなさいよ
そして、ここがマットウだと思った所なのですが、
ファイナンシャルプランナーの方が、淡々と、
「2009年の運用実績は最悪でした。」
理論上は年3~7%の利回りが期待できる、
リスクの低い商品を分散しているハズでも、
リーマンショックのような大きな事故があると回避は難しいとのこと。
銀行も世界的にみんなそうで、最悪も最悪とのこと。
こう断言すること自体に、そうか。
最悪なこともあるんだ。
耳障りの良いことばかりではなく、やっぱりリスクもあるんだと分かりました。
そして、そのファイナンシャルプランナーの方は、
「次はご主人と一緒にいらして下さい。
夫婦は2人で1つです。
1人で何とかしようとは思わないで下さい。」
と言われ、私は夫を連れて個別面談を申し込むことにしました。
夫は、始めこそ「うーん銀行預金の方がいいかな・・」という姿勢でしたが、説明を聞いていると納得したようです。
彼は銀行の仕組み、
預金者のお金を代わって運用していることを初めて知り、
「それなら自分達でやってみよう。」
と考えを変えました。
そして、
「銀行も同じように運用してるんだよね。
ということは、俺たちがコケる時は銀行も社会全体も大変なことになってる。
投資とかって、リスクが高いと思っていたけど、
長期投資できちんと分散すると、リスクは低くなるんだね。
銀行に長期間置いておくと、0.02%の利子しかつかない上に、
引き出した時には、預けた時よりもモノの値段が上がって、価値が下がる。」
要するに、
銀行預金は長期で預けると損する可能性もある
という結論に至りました。
次回では、具体的にどう動いたかお話します。
本当は、本ブログでそのファイナンシャルプランナーの方を紹介したいのですが、
実はもう新規の方を受け付けていません。
オススメのプランナーの見つけ方、サイトも紹介できたらと考えています。
つづきはこちら→共働きだからこそ資産運用を!!
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