先日、同期会に行ってきました
会社の同期入社の仲の良い連中と15人ほどで集まりました。
とーっても久しぶりの会合。
コロナ禍では全く開催されなかったのと、
私自身も2020年に三男を出産しているので、
その前後は出席していません。
入社してから約20年になります。
今回は女性陣、私を合わせて5人集まりましたが、
私以外は全員退職しています。
結婚したら退職する人がそこそこ多かった時代。
地方都市ということもあるかもしれません。
でも、みんなそれぞれの進路で力強く道を切り開いています。
男性は、転職したり、起業した人もいますが、
基本辞めていません。
そう、
みんなそれなりに出世をしとる
同期は課長職がデフォルトになっていました。
そーなんだーー。
頑張ってるな～～
なんて話すと、
「ぽにも部署で頑張ってるでしょ。技術系で噂を聞くよ。凄い結果出してるって。お前もそれなりの立場じゃないの？」
いやいや。
ほぼヒラやで。
係長という役職がついているみたいだけど、
係長ってクレヨンしんちゃんのヒロシも、
サザエさんのマスオさんも係長だったけど、
確か26歳とかやで。
今年度、40代半ばでやっと、
「ぽにさん、係長ね。」
と言われたんやで。
どや！
この遅さ。
まさに、置いてけぼり
まぁ、いいのさ。
私のことは。
みんな、頑張っていて頼もしいよ。
この20年、
それぞれの場所で悔しい思いや、
踏ん張らねばならない所で踏ん張ったからこその肩書。
拍手とエールを送ってきました。
悔しさがないといえば嘘になるかもしれませんが、
人の出世を手放しで喜べるくらい私も大人になったんだ。
同期達が今の情勢や人事予想などをしている中、
入社して3年くらいで退職した同期（女子）と話していた私。
彼女は当時とっても優秀は社員として頼られていましたが、
結婚を機に退職。
辞めて・・もう15年以上になるんだ！
で、こんなことを聞かれました。
「ぽに、今って誰が会社の取締役になってるの？私も分かる人かな？」
えーっと、
○○さんと××さんとかが、ここ数年で取締役の一員になってたよ。
って、あんまり知らないんやけど。
「えっ、○○さんと××さん？えっ、本当に？」
うん。他にも△△さんとか分かるかな？
「分かる分かる。
っていうか、今聞いた人達全員、
私のいた頃に『この人が出世する！』って言われていた人じゃない。」
確かにそうかもしれない。
技術職にいると人事の内情はよく知りませんが、
今話したメンバー、どちからというと、
彗星のごとく現れ、あれよあれよと役職がついた感がある。
「ぽに、逆に〇✖さんや△田さんは？出世してる？」
いや、ごめん。
えーっと、どこの部署の人？
ちょっと分からんかも。
思い出そうとしても、ダメっぽい。
「そーーなんだーー」
心底ビックリする彼女。
「私がいたころは、その辺りが今後出世するんちゃうかな～
って先輩たちと予想しててん。
全然違う展開になってるんやね～」
ね～～～
そんなもんかもしれません。
20年前のエースに求められていたスキル（上司のゴルフにとことん付き合う等）は、
今は時代遅れのスキルかもしれませんし、
時代が変わると出世する人も変わる。
過去に確実にこの人！と思われていた人が勢いがなくなり、
あれれ？ということも、ある。
「ぽにも、何が起こるかわかんないよ。」
ははは～
おそらく、私は今の会社にいれば、
係長止まりでサラリーマンを終えるでしょう。
偶然が重なったら課長とかにはなるかもしれませんが、ちょっと難しいかもなぁ。
前まではそれが凄く嫌でした。
恥ずかしい気もしますし、認められたい気持ちもある。
でも、今はこれだけ結果を出し続けてもダメなら、
もー、しゃーないわ。
の境地にもなっています。
他者からの評価をもらえなかったことで、
イラ立ちや焦ったとて何も変わらない。
『会社は会社』、
『私は私』と考え、
ぼちぼち前に進みます。
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