中学受験を舞台にしたマンガ、
2月の勝者
ドラマ化にもなり、何かと話題になっています。
子供がいる親御さんならば、昨今は『中学受験』が頭によぎるのではないでしょうか。
首都圏に住む方は、中学受験を念頭に置いていなくても、
なんとな~く周囲がザワツキ、
『中学受験をする』にしろ『しない』にしろ、
ある意味、覚悟を持たなくてはいけない気がします。
私の住む関西エリアでは、中学受験が熱心なエリアと比較的のんびりしたエリアがあるようです。
えっ?住んでいる学区はどうなのって?
うん。
中学受験が盛んなエリアです。
一方で通っている保育園は、自然豊かな駅からもお家からかなり離れた(徒歩60分以上、車で送迎)トコロです。
学区で言えば2つの小学校を挟んでいたと思います。
長男の保活の時、お家近くは超激戦で諦めました。先生も雰囲気も合うため3番目の子供も今の園に通っています。
2つ離れた学区では、ほとんど中学受験をする子がいないよ~とお母さん達から聞きました。
だから、学区を変えると比較的簡単に『へ~中学受験する人もいるんだね~熱心だね~』ってエリアになります。
それでだ。
ゴホン。
本日の本題、2月の敗者と不参加者ね。
私の知り合いには、
中学受験に落ちた人が結構います
学生時代の友人から、会社の研究している同僚、取引先や大学の研究されている方々。
同年代なので30年くらい前に落ちた人です。
で、今回は地元の友人にフォーカスします。
私が通っていた小学校は中学校に上がる時、
中学受験が超盛んでした。
関西でも比較的都会なエリアで、戸建てとマンションがミックスされた町。
私はマンション育ちでした。
同じマンションの小6の子達、女子は特に、こぞって私立中学を受験しました。
落ちた子と一緒に地元の公立に通いました。
当時はそこそこ中学もヤンチャで、卒業した小学校出身者が1番大人しく、混ざった2つの小学校の人達は大人びて見えました。
まぁワチャっとしていたんです。
ヤンキーも普通にいましたし、イジメや90年代問題になっていたことは一通り揃っていた気がします。
中学受験が盛んなマンションで、私立を受けなかった私。
小学校の頃は朝から晩まで公園やその辺で走り回り、とにかく遊んでいました。
後に、母に聞いたところによると、
「ぽにちゃんは絶対あとから後悔するよ」
と近所のオバちゃん達に言われていたようです。
そうです。
わたしゃ、2月の勝者でも敗者でもなく、不参加者です。
不参加者にはその後、小学校の頃から行きたかった意中の高校には受かったものの、
大学受験には失敗し浪人するという残念な未来が待っています。
オバちゃん達の予想、的中。
そこからも荒波に飲まれました。
同じマンションで私立に行った子達は、その後エスカレーターで短大・大学に行き、結婚して主婦をしている子が大半。
で、落ちた子は2人ほどいますが、1人は浪人→大学→看護師になり、もう1人は日本と世界を旅して周りその後地元で結婚しています。
私の小さなコミュニティ、地域性、その時代だけのサンプルをみると、
・中学受験で入った子→スムーズに進学→専業主婦
・中学受験で入らなかった子→荒波に揉まれ→今も働いている
人が多い。
あくまでも私のサンプル(8名ほど)です。
なので、この集団を10代後半で切り取ると、
中学受験、成功じゃん?
って感じです。
なぜなら、私を含め3人中2人が浪人しています。
1人は旅をしています。
親世代からみると、ヤバッ!ほらみろ、中学受験させて良かった~
かもしれません。
ところが30代くらいになると、近所のオバちゃん達にも、
「ぽにちゃん、○○企業で働いているんだって?」
って言われたり、看護師の友人が地元の病院で活躍していることを聞きます。
旅をしている友人の親御さんは、引っ越していきました。
40代の今は、もはや
中学受験もへったくれもない
状態です。
みんな立派なオバちゃんですし、
『みんなちがって 当たり前』(by金子みすゞもどき)
なので、2月の勝者であれ、
敗者であれ、
不参加者であれ、
結局30年後は、その辺の市民になります。
はい。
だからもし、2月の敗者になっても、不参加者であっても、数十年後には『ほぼ変わらない未来が待っている』らしい。
あくまでも私の地元でこの時代の集団ですが。
あと、今回は述べませんでしたが、実は『2月の敗者』の友人・知り合いの方が末路(40代現在)のパフォーマンスが良いです。
えっ?知りたいですか?
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