②昇進試験に落ち、管理職になれなかった話

昇進試験に落ち、管理職になれなかった話の続き。

 

①昇進試験に落ち、管理職になれなかった話

 

そうそう、前回お話したように、

試験の感触は凄く良かったんです

 

一緒に試験を受けた人から、

「えっ、ぽにさんってまだ試験受けていなかったの?」

と言われました。

なんなら、数人に。

 

「あれだけプロジェクトリーダーとかしてたら、もう上がっている人だと思ってた・・やりがい搾取だね。

言われました。

うん。

私のやっていることやプロジェクト、技術はそこそこ知名度が上がってきているようです。

うん。

 

ほいでですね、昇級試験の最終結果を伝えられる前に、2021年の評価について面談がありました。

まずは課長と。

 

で、私は2021年の春より職種異動をして今の研究部門にきました。

この部門は、3年間ぜーんぜん成果が出ていない、いわば『おばすて山』。

ワーキングマザーが『社内のおばすて山』から這い上がるには

 

”いわくつき”研究部門でしたが、2021年度メンバーを増やし・・

徐々に結果が出始めました。

 

特に、私がリーダーを務める課題は、

いろいろ端折りますが、

特許を出願することになりました。

 

【下町ロケット】とかの小説でご存じの方もおられるかもしれませんが、特許って準備がめっちゃ大変で、類似文献や論文を片っ端から読んでいくんです。

世界で初めて使われる技術を発明・公表し、それを独占するために取るので。

もちろん、研究員だけでなく、法務部と一緒にしらみつぶしに過去に同じことをやっている人がいないか調べます。

 

今回の特許は、私の企業としては他分野へのアプローチ。

一から調べ直す所もありました。

毎日、ヘトヘトになり、新規性や進歩性(特許に重要な部分。既に世の中に出されている技術より、論理的にも新しいから特許取らせて~って主張するところ)を揃え、歯を食いしばりました。

 

もちろん、

実験しながら。

ええ。

超絶ハード

 

こんなん自分で言うのはどうかと思いますが、

2021年度の私の仕事は、

明らかに所属企業に貢献していました。

 

担当課長も、

「ありがとうしかない」

と言ってもらいました。

 

一方で、特許って出してから1年半くらい取得までかかるので、評価できるのは1年半後かもしれない。

とも言われました。

 

それは、仕方がない。

完全に特許が取得できてから、評価されるのかも。うん。

 

担当課長は、こんなに貢献したのに評価普通はちょっと・・ということで、

本年度は違うネタを主張しよう。

『何人もの後輩にプログラミングを教え、

彼ら彼女たちが実力を発揮し始めた』

そこを主張して今年の査定をもらいにいこう!

ということで評価調査書は『社内教育に貢献』を重視した内容にしました。

 

この調査書を書いてから、

上層部会議があり、審議され、

1人1人に評価のフィードバックがあります。

本年の評価がどうだったかお知らせをされるのです。

お知らせは基本、担当課長と面談。

 

他のみんなが課長のみと面談する中、

私だけ別に呼び出されました。

「ぽにさんだけ、部長も一緒に・・」

とのこと。

 

えっ、

嫌な予感しかしない。

続きます!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!