前回からの続き
社会人というか、人間生活も40年以上やっていると、
オリジナルではマズイ時がある
オリジナルって?
要するに、人に声かける時はこうだよね~って経験的に思っていたけれども、相手を不快にさせてしまった。それじゃあ物足りないらしい。とか。
何度も、何度も同じ感じの苦手な人に遭遇する。もう嫌なんだけど!ん?私の対応がいけないのか?吸い寄せている?とか。
何とな~く、自分がオリジナルで対応していたことが、
おや?
「これ、なんか違う?」
って思う時ってありませんか?
そんな時は、
- 人に相談する
- 関連した本を読む
- ネットでググる・・
などなど、
大人になるにつれて、様々な方法で補正してきたと思います。
対処法を知ったとしても、上手くできるかは別問題ですが。
とにかく、『オリジナル=自分の思いつく限り』では限界があるということを知るのは悪いことではありません。
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飲み会の会場にて。
約束の19時半になっても上層部3人組が来ないので、場所間違えた?と焦る私。
でも、お店も合っている。
予約もあったし。
ほどなく、入口付近から声が聞こえてきました。
席を立ち、下座にはけます。
「いいからいいから。ぽにさんは今日、主役だからね~」
ん?プンと匂う。
お酒臭くない?
「ハハハハハ。顔赤いのバレてしまったか。先に3人で一軒寄ってきたんだよ。」
やはり。
3人ともご機嫌で、すでに声がデカい。
そうですか。すみません。遅い時間に設定させてしまって。
「いいんだいいんだ。今日は無礼講で、飲むよ!」
ということで、気が付けば飲み会が始まっていました。
楽しそうに話す3人。
しばらく私そっちのけで、哲学の本の話をしていました。
でね、思ったんですが、心配していたうちの部長とZ部長、めちゃくちゃ仲がいいんですよ!
何なら、タメ口であだ名呼びしています。
えっ?えっ?
私は、自分の感覚だけでなく、社内のちょっとした噂でも、あまりこの2人の仲については聞いたことがなかったのです。
「ぽにさんは哲学の本は読まない?」
あっ、ええ。
全く読みません。すみません。ソクラテスとかプラトンを高校の時にサラッとさらったくらい。
ぜーんぜん分かりません。
「そうなんだ。読んでると思った。」
いや、まさか!
時々、女性で研究職だと博識だと思われるようですが、例外はここにいます。先日、図書館でマンガの『ピンポン』を借りてきた所です。ピンポンならいけますが。あっ、稲中卓球部も好きです。田中推しです・・
なんて、よー言いません。
なんだろ、今更なんですが、
オジサマ達と共通点がない
よく来たね。私。
でも、Z部長と我が部長、本当に楽しそうに話しています。
なんで?
社内の人間関係って、知りたくなくても噂が回ったりします。
○○さんと××さんは仲が良いとか、この間怒らせたとか。あの時喋っていなかったとか。
立場が上であればあるほど、注目度も高くなります。
ホント、仲が良いなんて聞いたことがない。
で、あまりに気になったので、お二人に聞いてみました。
「あぁ、だいぶ前の管理職研修で一緒のチームだったんだよ。」
「そうそう。あの時のBチームは酷かったな~」
「わはははは~」
へ~~研修で仲良くなったんですか。
「そうなんだよ。もう15年くらい前の研修だけどね。」
めちゃくちゃ仲が良い。
私、ダメだな。
思い込んでいた。
この人とこの人はこういう関係のハズだって。
以前の会議でぶった切っていたのも、2人の関係性があったからこその流れ。
当事者にしか分からない関係ってある。
それは、仲が良いだけでなく、
いがみ合っている場合も。
部外者の私が勝手に解釈していた。
オリジナル=自分の経験則での思い込みはマズイな
うん。
気が付きましたよ。
で、我が社のナンバー2の役員はニコニコとお酒を飲み、
すでにヘロヘロ。
お地蔵さんみたいに、チョンと座っています。
この後、この方があることを言い、
私のサラリーマン生活が・・続いてしまいそうなのです。
次回でおしまいです。
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