日本企業で40代がサラリーマンを続けるなら、管理職しかないかもしれない

どもども。

ぽにです。

みなさん、お元気ですか?

お家

4月より技術職から研究職に配属が変わり・・業務内容も同僚もガラッと変わりました。

所属する会社は、古い体制の日本企業。

総合職と一般職という何とも昭和な文化がまだまだ根強く残っています。

上層部もこの制度は時代遅れと分かっているようですが、どうにもリカバーが出来ずズルズル女性は一般職、男性は総合職と区分けしています。

 

15年以上前にたまたま研究職の枠で新卒採用された私。

当初は肘はってバリバリやってやる!と思っていましたが、実力もなく、少ない総合職女性にありがちな会社の広告塔的な扱いも受けず・・

鳴かず飛ばずな結果だったためか、入社5年目で研究所を追い出され、生産系の技術部門に異動。

10年以上、現場を経験し、目の前の業務をひたすらこなしました。

 

ここ数年で結果を出したのが認められたようで?、この春からまた研究職についています。

人事異動。ちょっと愚痴らせて下さい…

研究部隊は、昨年までオジサンばかりの結果がうーんという部門。

テコ入れのため、中央研究所から引っ張ってきた若手と新たに採用した新人と、現場のベテラン(わたくし)をかき集めました。

 

でね、サラッと現場から研究職に異動したんですが、

ハッキリ言って、

ゴリゴリの研究から10年以上のブランクがあるのよ

 

そう簡単に追いつけない。

 

現実は厳しい。

研究の世界は凄い速度で進んでいます。

ついていくのに必死で、終業時間には頭がショートしそうです。

 

でよ。

15年以上前に新卒で採用された人って、私の周りでは修士が多かった。

修士とは、大学を卒業して入る『大学院』を示しています。

簡単に説明すると、大学院2年終了すると修士。プラス3年研究すると博士がもらえます。

 

所属する企業は、20年以上前だと大学卒も研究職で採っていたため、入社当時、修士卒は居心地が悪いものではありませんでした。

 

しかし、現在・・

ほぼ博士課程修了者

ここ10年ほどの研究部門の学歴は、ピカピカすぎて凝視できない。

世界的に有名な雑誌に論文を投稿した人、大学教授になってもおかしくない人もゴロゴロいます。

 

直の後輩は、なぜか医学部卒業(しかも国立現役合格)。

「会社、辞めます」と上司に言った件

このシリーズで出てきた後輩ね。

 

お察しの通り、

ドエライ優秀っぷり。

 

医学部通る人って半端ないわ。

彼は私立や中高一貫校出身ではなく、地元関西の公立高校で受かった人。

飲み込みの速さ、要領の良さも段違い。

 

プログラミングを4月から教えていますが、光の速さで抜かれました。

先日、彼が書いたコードで私の仕事が回りました。

まだ3ヶ月強しか教えていないのに、もう立場が逆転しています(汗)。本当にすごい。

 

彼だけじゃない。

研究所から異動して来た他の後輩も優秀過ぎて、目がくらみそうになります。

矢を刺すような洞察力や疑問の持ち方に尊敬しかない。

 

彼ら・彼女らは、若く処理能力も高い。

正直、以下では完全に敗北です。

  • 集中力
  • 思考力
  • 計算力

私が勝っているのは、サボり力と家事力くらいかな。あれ、業務に関係ないや。

いや、下手したら家事力も負けてるかもな。

 

さらに、一昔前ならば、ハイスぺ研究員って外見はアレレな人が多かった(失礼か)。

しかし、今、

フツー~イケメンの人

なんならカッコイイ部類。

女性はめっちゃ可愛い。

アレレなんて皆無。当たり前のごとくパートナーがいます。

 

いや、ホントに、

勝てるところがない。

 

アラフォーのオバちゃんは、彼らと同じ土俵に上がったらダメ。

全負けします。瞬時に。

 

ここ数か月、マズイ。

このままでは本当にマズイって思っていました。

何が、マズイ?

 

プレイヤーとしての私の価値が相対的に下がっているのです。

彼らがいわゆるコミ症だたり、いかにもサポートが必要な人材ならば、理系にしてはコミュニケーションには自信のある私の出番です。

しかし、前記した通り、フツーの人なのです。

コミュニケーション力も全く問題ない。

人の気持ちもくみ取れる、いい奴らなのです。

 

あかーん!

考え方を変える時がきました。

 

今まで『出世しなくても、駒(プレーヤー)でもまぁええかな』と思っていた私ですが、

駒すら危ういで(滝汗)

本当に。

 

昔は、管理職にはならないスペシャリストの技術者が重宝されていましたが、最近は機械化されて要らなることも。

その人達が意固地になると、新しいシステムや考えを受け入れられなく、現場の足を引っ張る『老害』となる。

 

・・・怖っ

私、思いっきり予備軍やで。

 

そんな、ガクブルしていた私に、お誘いが。

管理職研修への通知。

上司からの衝撃の言葉。サラリーマンって難しい!!

 

この記事の時は、役員会にかけていないからまだ分からない状態でしたが、先日、通ったとのことです。

 

今までだと、ふーん。

管理職とか別に~

と沢尻エリカ並に斜めにみていたかもしれませんが、

渡りに船。

ありがたい。

 

もう、精鋭ぞろいの駒部隊では出番がなさそうです。

彼ら・彼女らを支え、余計な仕事を振らない立場にならないとダメだと気が付きました。

 

ということで、管理職研修、全力で頑張ります。

落ちたら、笑ってください!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!