会社でプロジェクトリーダーに初めて任命されてから、
8年くらいが経ちます。
ここ数年で大小あらゆるリーダーをしてきました。
と言っても技術系なので研究にまつわることが多いです。
なので分野が違うと通用するぜ!と言えるリーダー完成度ではないですが、そこそこ回しているようです(次のリーダー案件が入るのでたぶん・・)。
んで、私が思うに、
リーダーが大事にすべきことは、
ログ(議事録)をしっかり取ること
です。
何もリーダー自らが議事録を書かなくてよく、
他のメンバーにお願いする形でもよし。
テンプレートなんて何でもよい。
私は頼むのが下手なので、時々自分で書いてしまいますが、
仮議事録を会議参加者全員に閲覧してもらい、
おかしな部分は校正をお願いします。
(最近はteamsやLINEワークス等で閲覧するため同じノートをみんなで眺めることができ、
本当に便利な時代になりました・・)
いやいや、リーダーってみんなを引っ張ることでしょ?
そんなんじゃダメじゃないの?
と思われるでしょう。
実際、私もそう思っていました。
しかし、社会人になると多くの方が色んな意味で大人です。
プロジェクトに駆り出されている時点で上司に了承を得ており、責務として参加しています。
要するに元々、
- やる気はある程度ある(仕事ですしね)
- 自部署にプロジェクトの進捗を報告しないといけない
- ちゃんとやれる人しか出されない
という要件を満たしています。
そうなってくると、
リーダーが引っ張るなんておこがましい
とも思えてきます。
特に、近頃の20~30代はしっかりしています。
残業できない時代に入社してきているメンバーは、
タイパ(タイムパフォーマンス)やコスパを意識して動いています。
ダラダラ同じような内容の会議に引っ張り出すのは彼らの時間が勿体ない。
会議はさっさと切り上げることにしています。
そのため、議事録でログを取っておいて、
- 現時点での方向性
- 言った言わない問題
- この解釈であってたよね?
- 宿題が出されている人はいつまでに、この要件で・・
という部分を校正してもらいます。
一度、みんなで出来上がった議事録を読み返す(これもまたteamsやLINEワークス)と納得感が半端ない。
自分が次回までにすべきことも分かりますし、
他のメンバーの負担の度合いも見て取れます。
何よりも、
ちょっとプロジェクトに対して士気が上がる
議事録ひとつでみんなでやるべき方向がクリアになり、
心底納得し、
なんだかやる気になっていたり。
逆に今まで見てきて、
議事録を取っていないプロジェクトは、
空中分散したり自然消滅している場合が多い。
どんなに求心力のあるリーダーがついていても、
イケイケドンドンのメンバーが揃っていても同じことが起こっていました(と言っても私の少ない経験の範疇ですが・・)。
なのでリーダーは、
ログ取り(議事録作成)にリソースを割くと、
プロジェクトをそこそこ良い方向に導けるのではないか・・と思うのです。
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