マッチングアプリとデータの未来

【前回のつづき】

マッチングアプリに何となく不信感をもっていた私。ですが、周囲のお年頃の後輩たちにマッチングアプリカップルが増えていることを知り、あれ?自分が時代遅れ?とすら思い始めています。

 

前回記事:マッチングアプリを馬鹿にできない日が来るに1票

 

後輩に詳しく聞いていると、マッチングアプリは以下のメリットがあるようです。

  • 最初からお互いの好みがある程度分かっている
  • 共通点や興味の範囲を事前に聞ける
  • 身分証明書など公式書類を提出しないと登録できない所もあり
  • 膨大な人数の異性から選べる

なるほど。

もちろんデメリットもあると思いますし、テレビの報道のように、素性の分からない詐欺に引っかかる場合もあるかもしれない。

実際会った時に、『思ってたんと違う・・』も起こるに違いない。

 

でもさ・・

圧倒的に出会えるチャンスって増えない?

 

これが『パートナー探し』だから私も最初、大丈夫なの?怖い怖い!

ってなりましたが、

例えば『職』探しだったら?

日常生活の延長で探し回ったり、知人の『つて』で就職するよりも、サイトに登録している何千、何万の企業から探す方が効率が良い。条件も合うかもしれません。

うむ。

そもそも、自分の20-30代に、何人の男性と出会った?

学校、バイト、サークル、職場、習い事・・それなりの人数、もしかすると100人とか?には会ったかもしれません。

その中に、フリーで、今、彼女募集中の人って簡単に出会えた?

 

たまたま募集中の人が、何に興味があって、どんな食べ物が好きで、どこ出身で・・

とかって、1人1人聞かないと得られない作業でした。

 

そこが恋愛の楽しい所よ。

 

と言われたら、正にそうですし、ごめんねごめんね~ってU字工事並みに謝ります。

ただ、効率の面でみると、確かにマッチングアプリに分配があります。

 

極端な話。

合コンに参加した場合、集合場所に集まった時点でその日の『当たり』『ナンカ違ウカモ』が分かってしまいます。もちろん、お互い。

それなのに、すでに予約している居酒屋に行って、1人数千円余裕で払って、何となくお茶を濁して帰ってくる。

なぁ~んて記憶がある人も多いのではないでしょうか。

ピザ

でも、

出会えたパートナー候補は多くて4人とか?

連絡先を交換するでもなく、出会って2秒で「あっ、違う」ってお互い思っているのに時を過ごさないといけないなんて・・

 

1から出会うって大変な作業

 

その点、マッチングアプリだとリアルで会う前に事前に情報収集が可能。写真も登録必須が多いため、外見も初めから確認できます。

複数の人と同時にやり取りをするのが常識?のようで、お互い軽い感覚で交流を楽しめるとのこと。

女性は無料、男性は月額一定料金がかかる場合が多いため、ある程度の男性側にはスクリーニングがかかっているかも(あくまでも、かもですが)。

 

私、完全にマッチングアプリの回し者みたいですが、特に宣伝している訳ではありません。

ただ、いやはや。

 

新時代が到来してた・・黒船、とっくの昔に来てるやんけ・・って思ているだけです。

 

テクノロジーの角度で。

 

さて、ちょっと話は飛び・・

技術系考察をさせてください。

突然ですが、自動運転は、人間の判断より正確であると立証されつつあります。

まだまだ段階的ですし、法整備も必須です。

しかし、近い将来、運転者の角度では見えない人や車をGPSや感知装置で検知、瞬時に接触可能性を計算し・・とか加わると人間越えを簡単にしてしまいます。

 

技術系の方は、昨今、機械化やAIを取り入れようとしています(もうトレンドというか、常識的な流れです)。

どんなもので?と聞かれると、

まずは、人間でも簡単にできることから機械・AI化しています。

 

えっ、そんなの意味ないじゃない。

人間がサッサとできるんなら、人間がやった方が遥かにいいよね。

私もそう思っていました。

確かに、数の少ないものや頻度が微妙なものは、機械化すると異常にコストが上がります。

 

しかし、その逆。

『異常に頻度が高い場合』は機械化が効く

 

例えば、マヨネーズ会社は『卵、高速自動割り機械』を導入しています。

卵を割ることは人間でも簡単にできますが、それを機械化すると、生産性が飛躍的に上がります。

 

その他にも人ができること。

ベテラン技術員が良品から不良品を弾くという目視検査は、機械化が積極的に導入されています。

食品の安全判断にもよく使われていて、アーモンドの中に紛れ込んだ殻などの不純物とかも余裕で検知します。

 

えっ、人、要らなくなる?

うん。まぁこのディスカッションはまた別の機会に深堀するとして、話を進めましょう。

 

工業製品だけではなく、

『人の行動』を数値化したデータの精度も凄い

 

例えば、退職を考えている従業員を予測するAIの的中率はかなり高くなっています(日経新聞)。

その他の『人の行動』。通信販売やネット販売は、どの人にDMを送れば有効であるか過去の購買データを使って判断しています。

今まであてずっぽうや経験値で行っていた作業が、膨大な過去データを使うことにより、精度よく効率的に行うことができるんです。

  • 週刊誌を買った人がガムを買う可能性が高い
  • おにぎりを買う人はグミを一緒に買う傾向が強い

上記は例えですが、『この人なら買う』『買わない』が高い精度で分かっています。

週刊誌の近くにガムを置くべきかもしれませんし、おにぎりとグミの間に試験的に全然違うモノを置くと売れるかもしれない。

ということは・・

 

そう、マッチングアプリがもっとデータを集めて、

この人にはこのパターンの人が合うよね。

とデータ化すると、

人の判断を簡単に上回る・・かも

 

おっと、長々と語りましたが次回へ続きます。

 

次回、恋愛とAIについて、最良の解を探しにいきたいと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!