前回の続き。
戸建てを買うか、どうするかのお話
いかにも、豪邸!
というお宅に住んでいるご婦人。
最も懸念していることを思い切って聞いてみることにしました。
ご婦人「この近所のことなら、何でも聞いて。」
ドンと胸を張り、照れ笑いされています。
よし。
この辺りって、夜とっても暗くないですか?
これ。
本当に申し訳ないですが、すごく引っかかっていました。
街灯はある。ただ、大通りのそれとは全然違う。
閑静な住宅街な一方で、道が狭く、見通しが悪い。
失礼承知の上で、質問。
ご婦人「ええ。そうなのよ。」
そこ!待ってましたというような、真剣な表情。
「この辺りはとっても夜は暗いわ。
過去に事件があった訳ではないんだけど。
20時を越えたら、必ず家族を駅まで迎えに行ってたわよ。」
やっぱり。
私は、『人気のない暗さ』が気になっていたのだ。
ご婦人「今ね、子供達が巣立って、姪っ子を預かってるの。
のんびりした子で。
夜道も全然平気って言うんだけど・・
いいから走って帰ってきなさい。と教え込んでるのよ。
何が起きるか分からない。まぁ、これはどこに住んでいても。
特に、この辺りは暗いから。
隙を見せたらいけないからね。」
そう、帰宅するまでの
夜道がコワイ
ことが非常に気になっていました。
ご婦人宅は、お庭の半分をアパートにしています。
「お庭が広すぎて、ちょっと怖かったのよ。人が潜んでいても分からないじゃない。それもあって、アパートにしたの。」
なるほど。
その後、ご婦人とは他の他愛ない話で盛り上がりました。
「またご家族でいらして。お近くに住まれたら嬉しいわ。」
こちらこそ凄く楽しかったです。
お礼を言って、去りました。
私の中で小さかったモヤモヤが確信に変わりつつありました。
今は育休中なので、夜18時を越えて外を出歩くって、まず考えられません。
でも、復帰後、
出張の日は?
残業をした日は?
あの物件を購入したら、
帰りの夜道が不安でたまらなくなる
夫に迎えにきてもらいたくても、
3人の子供を寝かしつけ、彼が寝落ちしていたら?
おいそれと迎えに来てもらえなさそう。
今のお家は、比較的大通りに面しており、
夜道が不安でたまらない訳ではない(もちろん、絶対安全とは言い切れないが)。
とはいえ、どこの物件を買うにも、
大なり小なり『不満』は出てきます。
- ローン返済がきつい
- デザインがイマイチ
- 使い勝手が悪い
- 騒音
- 近隣トラブル
人により、許容範囲も異なると思います。
私は、やっぱり、
『夜道が不安』というのが、最も引っかかる
現に、昔からそこに住むご婦人が、
20時以降は絶対に1人で出歩かないと言っている。
ビジネスマンにとって、20時帰宅なんてザラ。
それ以外にも、
今後、子供達が習い事をしたら?
どうしても迎えにいけなくて、
歩いて帰ってくることになったら?
お金やお家の動線などは自分でどうにかできるかもしれません。
夜道って、自身で改善しにくい
モヤっとしていた不安が、
ご婦人と話すことで、具体的になってきました。
まるで、結婚相手を決める時に似ています。
彼氏にうーん?ちょっと・・と思っていても、そんなハズないとどこかで払拭しようとしている感じ?
それが・・
改善できるレベルではないと気がついた時のよう。
視野がパーっと開いて、よし、別れるべき!
となった時と同じではないか。
ということで、
辞めました
とはいえ、一度は本気だったためとても残念に感じています。
ローンの審査や各種書類も整えていました。
一方で、ホッとしている自分も。
やっぱり、
何か違ったみたいです。
住宅購入は、
運や巡りあわせ。
半年違ったら見向きもしなかったかもしれないし、
1年早かったら購入していたかもしれない。
この経験、タダで済ましたくない。
ご婦人にも、挨拶がてらに辞めたことを伝えにいこう~
約50平米マンションに5人の生活は続きます。
漫然と暮らしそうになっていましたが、
最大限の工夫をすることにします。
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