学生の頃、ファミレスでバイトしていたことがあります
忙しい時間帯、あるテーブルにおしぼりとお水がいっていない。
ホールは忙しく、ひっきりなしにお客さんが入ります。
おしぼりとお水が配膳されていないテーブルは、まだ注文も取れていない。
お客さんは、ホールスタッフを呼びますが、なかなか相手してもらえない。
しばらくしてから、やっとお水とおしぼりが届き、注文も取れました。
ところが、肝心の料理がなかなか届かない。
待てど暮らせど届かない。
しまいには後から入ってきた人の料理が届いている。自分には未だに全然届かない。
お客さんは不機嫌そのもの。
美味しいハズの料理も台無し。
もう、二度と来ないわ!という苦虫を噛み潰したような顔をして、お店から去るのでした・・
ファミレスあるある。
経験をしたことがある方は多数いらっしゃるのではないでしょうか。
店員としても、お客さんとしても。
なぜか、吸い寄せられるように、そのテーブルに立て続けにミスが起こる。
でね、同じようなことが、
会社でも起きています
この人には注意~~
って分かっているのに、その人の所でちょっとしたミスや食い違いが起きてしまい、不愉快な思いをさせてしまう。
まさに、今日の午前中の私ですわ。
いやね、緊急事態宣言が出たおかげで、関東から来る取引先の人の来社が延期になったんです。
こればっかりはしょうがない。
その取引先は、ある技術の環境設定をしてくれるハズでした。
で、その環境が整った所で、
また他の業者さんに精密機械をレンタルさせてもらう段取りをしていました。
精密機器は、他部門の課長が窓口。
彼は彼で別の試験区のために、この精密機械の一部をレンタル予定にしていました。
しかし、この課長さん、かーなーりご多忙な方。
たまたま日程も合いそうだったので、相乗りをお願いしました。
でも、
嫌~な予感。
私、この人と仕事の波長やタイミングが微妙に合わないんです。
凄くロジカルな方で、あまり人の予定、特に自分よりも下の人の調整は、メンドクサイ感をにじみ出す人(文章にすると最低やな)。
直の部下ならまだしも、他部門なら尚更。
更に、この課長のスケジュールがタイト。
彼の想定している予定に沿って私も乗らないといけない。
うん。分かってる。
でも、私の試験区がどうも間に合わず、本当はもっと早くレンタルのはずでしたが、彼が思っていたよりも遅い20日にレンタルすることになりました。
ピロリ~ン
メールがきました。
ぽに様
例の精密機器ですが、どうやら私の試験には使えないらしいです。
私は借りる意味がなくなりました。
予定通り、8月20日から借りますが、良いですか。
先方にもいろいろ無理を言ってるので、このまま遂行したいです。いかがでしょう。
担当課長
私がメインとなるらしい。
彼はきっと、さっさと手を引きたい所ですが、
業者との窓口は自分で、会員制のように限定されたシステムのため、
おいそれと担当者を変える訳にはいかない。
でもね、コロナで環境設定の業者が20日には間に合わないのよ。
だから、精密機器をレンタルしたとしても、意味がなくなってしまうのよ。
その旨を伝えました。
すると、明らかに
えっ、メンドクサイんですけど
という返信が。
おい、業務やぞ!
いや、こんな露骨ではないですが、彼は彼で先方といろんなやり取りをした上で、レンタルを諦めたらしい。
そこには長い交渉があったみたいですが、どうやら上手くいかなかったようです。
要するに、サッサと手を引きたい。
違う業務に時間を使いたい。
なのに、他部門の後輩が繋いでほしいと言っている。
日程もこのままじゃダメだから、変更をお願いして欲しいと言っている。
めんどくさ。
もう、メールからプンプン分かります。
そこを何とか食い下がり、9月にずらす交渉をしてもらえないかお願いする。
胃がチリチリします。
この人とは以前も同じような食い違いやすれ違いがあり、
私のことを『何か腹立つ』と思っているのでしょう。
ぽに様
交渉はこれを最後にして下さい。
担当課長
という、冷たい、それはそれは冷たいメールが届きました。
だから、ごめんよ
しょうがないやん。
コロナで来れなくなってしまったんだもん。
で、こういうことは光の速さで自分の上司にも伝えた方がよい。
すぐさま報告しました。
上司は、
「あぁ、あの人忙しいもんね。でも、今回のレンタルは延期すべきだと僕も思うよ。彼には僕からもお願いしておくよ。」
すんません。助かります。
上司よ。
そんで、あの課長、ちょっと私に怒ってます。
あれ以来、メール来ませんもん。
「そうなんだ。嫌だな。僕も怖いな。」
貴方の方が先輩ですし、頑張って!
ということで、上司に勝手にバトンパスさせてもらいました。
嫌だわ~
また、お手付き1回だわ~
あの人のところでいつも重なるわ~
テーブル替えしたいわ~
ということで、引きずりながら、切り替えたふりをしてお仕事を進めています。
はぁ~、
ぼちぼちいきます。
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