学生時代、テニスサークルに入っていました。
メンバーに、ナミという同期の友人がおりまして・・
この子、凄いんですよ。
何が?
いや、テニスが異常に上手いとかそういうのではないのです。
周囲との調整能力が半端ない。
彼女は代表や副代表にはなりませんでしたが、影日向でサークルを支えていました。
ルルル・・
携帯の着信を見ると、『なみ』との表示が。
私「どうした?」
なみ「あっ、ごめんごめん。今時間大丈夫?」
私「ええよ。」
なみ「今度の夏のさぁ、合宿なんだけど、8/26から5日間にしようと思う。ぽに、予定空いてそう?」
私「ちょっと待って・・うんうん。空いてるよ。」
なみ「オッケ、申し訳ないけど空けておいて。」
私「わざわざ、連絡くれて、こっちこそ悪いねって、次のサークルで言ってくれたらいいのに。」
なみ「いやいや。ぽに、ゼミ忙しそうだし・・実家暮らしの子は親の承諾も得ないといけないと思うから、先に連絡しておいた。今から、ダマにも連絡するわ。」
私「ありがと。ほんじゃまた。」
こんな感じで、さりげなく全員に連絡。
彼女が係わった合宿や飲み会は、いつも満員御礼でした。
*****************
先日、私が初めてリーダーに選ばれたプロジェクトのキックオフ会議が行われました。
スムーズに、抜かりなくいきたいところ。
しかし。
結果は全く違い・・
それはそれは、紛糾した会となりました。
社内を縦断するようなプロジェクトなので、全社から誰を選ぶか、段取りをどうするか。
数人の役員の他に、オブザーバーとして有名どころの中堅社員も参戦。
その中で、とある技術系の方が提案した事項がございました。
おそらくそのまま進めると失敗する確率が高い。
なぜ分かるか?
同じような試験を1年前にしたことがあるから。
隣に座る、いつも一緒に仕事をする先輩も「これは失敗するのでは」という雰囲気を出しています。
しかし、営業系の方々は、分野が違うので『?』という顔。
まずい。
このままでは誰も止めない。
勇気を出して、
僭越ながら、私がおそるおそる提言。
この手順だと失敗する可能性が高いと。代替案として、これでどうでしょうかと。
言い終えた後、隣の先輩も、
「私もそう思う。」
と援護射撃。
ただ、技術系の中堅の方もなかなか引かない。
「自分の上司もこれで納得していました。」と擦り寄る気配を見せません。
ですから、失敗したことあるんですよ。その手順ですと。
・・納得もされていない。
ちょっと、嫌な雰囲気に。
営業系の人達は、技術畑の紛糾を見守る。
何回かの交渉の末・・
提案した技術系中堅の方が、もう一度持ち帰って練り直すことに。
しかも、しぶしぶ。
結果的にはこちら側の意見が通ったので、良かったのですが・・
畳みかけ過ぎたか
しまった。
キックオフミーティングなのに。
社内で殆どお会いしない、初めての方々も多いというのに・・
自分の意見を通し過ぎた。
しまったぁぁぁあああ~~~
後悔、時すでに遅し。
さらにさらに、キックオフミーティングがあった後、急きょ飲み会が開かれると。
ここで、皆さんと親しくなっておきたいところなのですが、そう、お気づきの通り、
突然の飲み会なんて無理
誰が保育園、迎えに行くねーん!
どうしても難しいとお伝えし、急いで家路へ。
こういう時に、男性だったら・・とかって思います。
ワーママには、不利な点が多い。
いやいや、仕事での失敗は、業務時間内に取り返さなくてどうする!
はぁ。
今日、参加者の皆さん、私が我が強く、頭の硬い技術者だと思っただろうな。
やっぱり、飲み会とかに参加できたら、そんなことないですよ~とかって撤回も挽回もできたかもしれません。
大抜擢だった今回のプロジェクト、キックオフミーティングは何か雰囲気微妙でした。
どうしたら良い?どうしたら良い?
今更ながら、『なみ』ならどうする!!
次回に続く。
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次回、初めての・・に挑戦します。少しでも続きが楽しみと思って下さいましたら、クリック下さいますと嬉しいです。
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