「ぽにさん、あなた、私の質問とは違う回答をしていると思いますよ」
しまった・・
ガクガクする私。
数日前に突然、とあるミーティングで、プレゼンをして欲しと声がかかりました。
「こんな感じ、簡単に頼みます。」
とフワッとお願いされ、私の社内webカレンダーにもミーティングが追加されました。
通常のゆとりがそこそこある時ならばよいのですが、先週から今週にかけて、会議と出張が目白押し。
出張は準備も必要のため、バッタバッタ。その後の報告書も結構な時間が取られます。
ひや~大変!って思いながら、気が付けば誘われていたミーテングの日。
あっ、プレゼン、作っていなかった・・
数時間で、さささーと作り、直属の課長にチラっとお見せします。
これで良いと思いますか?てか、この情報出して良いですよね?
課長にオッケーを頂き、最終的に仕上げます。
で、ミーティングに向かう。
すると、
「ぽにさん、今日3人発表するうちの1番バッターとしてお願い」
と言われたではないですか。
はいはい。
では、始めさせて頂きます~
先ほど出来立てホヤホヤのパワーポイントを流します。
自分で行った試験のため、初めてのプレゼンでも比較的スラスラと言え、話しながらもホッとします。
だがしかし。
私は重要なことを忘れていました。
質問コーナーがたっぷり用意されていることを
今回集まったメンバーは、初めましての人はいないものの、普段から密に関わっているメンバーではない。
要するに、『私自身が、なぜこのメンバーに呼ばれたのか、理由を把握できていない状態』。
そうなると、
質問の意図がよくわからない。
質問に対する飲み込みが浅く、慌てて答える。
そうすると、相手が質問したこととズレた答えを頻発してしまいます。
案の定、
私の答えがトンチンカンだったよう。
ひや・・
空気が~~キツイ・・
そんな中、
「ぽにさん、あなた、私の質問とは違う回答をしていると思いますよ」
はい、冒頭に戻ります。
優しく、それでいて的確にトップから指摘をされます。
ドクドク。
ヤバい。
で、私以上にガクブルしているのは、私にプレゼンを依頼した、とある部署の課長。
どうやら、そもそもこの課長の理解が、スタートから間違っていたよう。
受注を受けた私は、そのままの理解で発表。
結構なもらい事故。
でも、私もしっかり確認をしなかったのもいけない。
正直準備不足だった。
皆さんが指摘するのも当然。
始めはガクブルしたものの、頭は冷静になってきました。
で、このように、完全にミスった時こそ、
信用を取り返すチャンス
これは、サラリーマン生活が長くなってきて、幾多の会議や討論会、プレゼンもしているからこそ得た処世術です。
大事なポイントがあります。
まずは、相手に、
徹底的に『怒られる姿勢』をみせる。
言い訳しない。
基本、聞くに徹し、全てのモヤモヤや不満点を羅列してもらいます。
精神的にキツイですし、逃げ出したいですが、とにかく沢山頂きます。
怒っている相手も、シュンとしている人間には途中で『あっ!言い過ぎたかも』というストップがかかります。大抵の場合。そうでない人も極まれにいますが、その場合は適当に逃げるか聞いたふりでやり過ごしています。
で、一通りの『お叱り演説』が終わった後、
誤解が生じている場合は、
「ご指摘ありがとうございます。理解が浅く、申し訳ございませんでした。誤解を生じさせた私のプレゼンが完全に悪いでのですが、1点だけよろしいでしょうか?」
と、
相手に恥をかかせない
ことに注意しつつ、誤解を解きます。
この、
恥をかかせない
って、本当に大事。
そして、その誤解も、本筋とは関係のないどーでもよい部分ならば諦めます。
ここは、あかん!
と思った時だけ訂正するようにしています。
とはいえ、怒っている相手は聞く耳を持たないことが多いため、
9割がた諦め、
何も言いません。
とにかく怒られっぱなしで引っ込むことの方が多いです。
落ち込みますし、くそ~とも思います。
恥ずかしくて、もう顔が真っ赤になります。
そんな時の独自のメンタル必勝法がございますので、抱きかかえでご紹介。
おっと!長くなりそうですね。
続きます!
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