昇進試験に落ち、管理職になれなかった話の続き。
飛び飛びですみません。
この話書くのにエネルギーがいりまして・・
*今までの簡単なおさらい*
外部の試験結果も良好、課題や技術も申し分なしとのことだったのに・・管理職にできないですと。
部長は、私への負のイメージもあるよう。こりゃ、あかんわ。
「転職します」と宣言すると、取締役より、
辞めないで
とのこと。
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「ぽにさん、仕上がった?」
いえ、まだです。
焦って、検品作業の手を早めます。
と言っても、コツが全然つかめないので、スピードが上がるわけではない。
現在、私はある作業場所で、研修を受けています。
えっ?
転職した?
ノンノン。
社内インターンみたいな制度があり、該当者になったため、他の部門で現場作業をしているのです。
具体的には検品作業。
器用な人間でもないので、めっちゃ時間もかかります。
教えてくれる還暦に近いオジサマは非常に親切ですが、説明がよく分からない!
例えば、
「検品時には、沢山ある品の中から平均になるものを目安に、検品してください」
と言われ、集団のバラツキの中から、これかな~と思う平均の品を見つけ、それを基準にし、チェックリストにチェックを入れます。
全ての検品が終わった後、監督であるオジサマにチェックをお願いすると・・
「ぽにさん、平均が全然違うよ。」
と指摘が。
すみません。
あれ?違った?軽くパニック。
えーっと、これを平均にしました。
オジサン「違う違う!あれ?分からないかな~~」
オジサンが取り出した【平均】は、
素人の私からみると【めっちゃ優秀なお品】。
決して、平均ではない。
いや、分からんよ
要するに、彼が言う【平均】は【めっちゃ優秀なお品】であって、
世間一般でいう【平均】(集団を全て足して、その数で割る)とは違うよう。
うん。
ところ変われば基準は違う。
忙しいかな~と思い、平均の確認をしなかった私が悪い。
【文化】や【場所】が違えば、ちょっとした用語でも使い方が違うなぁ~と改めて感じるのです。
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シーンと静まり返る会議室。
「ぽにさん、辞めないで」
所変わって、取締役と部長に囲まれる私。
ポ二サン、ヤメナイデ ・・
何か理由をつける訳なく言われました。
こんなペーペー社員のために、時間を取って頂きありがたいとしか思えません。
恐縮です。しかない。
でも、
私もホトホト疲れた。
辞めたいな~の崖があったとしたら、もうギリギリの所にいる。
微風で飛び込んでしまうくらい、足元は危うい。
私が独身だったり、転職に慣れていたら、
そんじゃサヨナラ~~
でお別れしていたでしょう。そちらの方がラクですし、気持ちも良い。
一方、この『メンタル豆腐』な状態で職活動はとっても怪しい。
転職します!と言っておいてナンだけど。
どこでもいいから~とか、
今の場所が嫌だから逃げ出したくて~というのは、
全然悪くない理由だし、正当な辞める理由です。
でも、
私、この部長が出した評価が嫌なのであって、
業務内容自体は自分に合っています
研究や開発、小さな分野ですが世界と戦える位置に自分たちのチームがいると思っています(勘違いかもしれないけど)。
何気に、2022年度の予算も沢山取れました。
研究者にとって、予算集めって大変!
少なくとも2022年度は研究のことだけ考えて走れる環境って結構すごい。
アカデミア(大学や研究機関)は自分の好きな研究はできますが、国家予算を取ったりレポートを書いたり、それ以外の根回しや事務作業が膨大。
他方、民間企業研究者は、
目的やゴールが明確だと(成功したら企業に利益をもたらす等)予算は比較的取りやすい。
自社のオッケーだけなので(まぁ大変ではありますが)、あとは進むだけ。
もちろん、打ち切りや部署異動も年度終わりにあります。
しかし、もう年度が進みだした2022年中に異動がないのは、ほぼ保障されている。
で、我々の研究テーマ。
担当していて肌間で分かりますが、
本年、
まず結果が出る
これは、もう、潮の流れのごとく、
一回そっち方向に良い具合に流れているので、
担当者が私だろうが、誰だろうが、
結果は出る。
うーん。
もう一度転職活動をしようかな・・と思っていても、
よく考えると今、オイシイ所に自分がいるのよ(研究面で)
さて、どうしよ。
まだ常務と部長の前、悩む自分がいます。
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